部活動と高校生文化の戦後史-日本型メリトクラシーの変容と学校化する生活 [単行本]
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部活動と高校生文化の戦後史-日本型メリトクラシーの変容と学校化する生活 [単行本]

加藤 一晃(著・文・その他)


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出版社:晃洋書房
販売開始日: 2026/01/22
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部活動と高校生文化の戦後史-日本型メリトクラシーの変容と学校化する生活 の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    Ⅰ 高校生・部活動研究の動向と研究課題

    序 章 部活動研究の展開と本書の概要
      第1節 部活動の何を問うべきか
      第2節 先行研究の成果と課題
      第3節 検討対象と研究方法
      第4節 本書の構成

    第1章 戦後高校生文化の変遷と部活動
      第1節 高校生文化はいかに変化してきたのか
      第2節 戦後~1980年代までの高校生文化
      第3節 メリトクラティックな競争の変化
      第4節 高校生にとっての学校の重要性の変化
      第5節 高校生文化研究の課題
      第6節 研究課題と方法

    Ⅱ 部活動の変容・拡大過程

    第2章 学習指導要領から見た部活動の変遷
         ――全員参加はなぜ求められたのか――
      第1節 必修クラブはなぜ導入されたのか
      第2節 部活動の学習指導要領上の位置づけの変遷
      第3節 近代学校論の中の部活動
      第4節 「必修クラブ」の導入過程
      第5節 学校を「人間化」するクラブ活動

    第3章 高校文化部活動の縮小過程
         ――必修クラブ導入の意図せざる帰結――
      第1節 文化部はいつ,どのように縮小したのか
      第2節 文化部参加率と運動部参加率の推移
      第3節 なぜ文化部は縮小したのか
      第4節 必修クラブ導入による文化部の縮小

     コラム1 1960年代に文化部参加率が高かったのはなぜか

    第4章 運動部活動参加の拡大過程
         ――情報化とジェンダーの観点から――
      第1節 生徒の運動部活動参加はいかに拡大したのか
      第2節 運動部活動拡大過程のとらえ方
      第3節 方  法
      第4節 運動部活動全体の経験率の推移
      第5節 男性の経験競技はどう変わってきたのか
      第6節 女性の経験競技はどう変わってきたのか
      第7節 情報化が子ども・学校にもたらしたもの

     コラム2 小学生からのスポーツ経験の拡大

    第5章 運動部活動参加時間の変化
         ――学校週五日制による休日の比重増大――
      第1節 運動部活動の活動時間はどう変わったのか
      第2節 方  法
      第3節 運動部活動参加時間の変化の分析
      第4節 学校週五日制による活動時間の増大

    Ⅲ 高校生活と高校生文化の変容

    第6章 勉強と部活動の関係の変容
         ――1990年代以降の日本型メリトクラシー――
      第1節 競争はいかに変化したのか
      第2節 先行研究の検討
      第3節 方  法
      第4節 部活動と勉強の関係の変化
      第5節 メリトクラシーの転換の中の部活動

     コラム3 2010年代の高校生活の変化

    第7章 生徒類型から見た現代の高校生活
         ――「勉強型」の居場所としての私立高校――
      第1節 各類型の生徒はどのように生活しているのか
      第2節 方  法
      第3節 各生徒類型の生活の分析
      第4節 「勉強型」生徒の経験する困難

     コラム4 授業時間数はどう変わったのか

    第8章 学校滞在時間の増加と生活時間の変容
         ――「学校化」する高校生――
      第1節 高校生と学校の関係はどう変わったのか
      第2節 先行研究の検討
      第3節 分析の視点
      第4節 使用するデータ
      第5節 生活時間の変化の分析
      第6節 学校生活の比重の増大

    終 章  高校生・高校教育・日本社会にとって,部活動の拡大とは何だったのか
      第1節 各章の概要
      第2節 部活動の変容・拡大過程
      第3節 日本型メリトクラシーの現代像
      第4節 「学校化」した高校生活
      第5節 残された課題

    あとがき
  • 内容紹介

    文化部の時代から運動部の時代へ
    勉強優先から部活動優先へ
    計量的なデータから浮かび上がる
    高校生たちの軌跡

    部活動の拡大は高校生活をいかに変えたのか.文化部主体から運動部主体への転換,勉強と部活動の主従の逆転,そして学校の変容.計量的なデータに基づいて,日本社会の知られざる変動に光を当てる.これからの部活動や学校を考えるために必読の一冊!

    主な内容
    ・クラブ活動の全員参加(必修クラブ)が求められたのはなぜか
    ・文化部活動はなぜ縮小したのか
    ・運動部活動の経験者や活動時間はなぜ増加したのか
    ・部活動はいかにして勉強よりも優先されるようになったのか
    ・部活動の拡大とともに、学校生活はどう変わったのか
  • 著者について

    加藤 一晃 (カトウ カズアキ)
    1991年、静岡県生まれ。2010年4月、名古屋大学教育学部に入学。2014年 4月、名古屋大学教育発達科学研究科博士前期課程に進学(教育社会学専攻)。2021年9月、同研究科博士後期課程を単位取得満期退学。愛知教育大学等非常勤講師を経て、2022年4月から名古屋芸術大学芸術学部講師。2024年2月に名古屋大学大学院教育発達科学研究科から博士(教育学)を取得。

    博士論文後はジュニア・スポーツに関心を広げ、スポーツに取り組む小学生や、スポーツ選手を夢見る小学生の実態について研究を始めた。ほかに、教員の労働環境やメンタルヘルスに関する共同研究に参加し、現職教員へのインタビュー調査や質問紙調査にも取り組んでいる。

    主な研究業績は 『部活動の社会学――学校の文化・教師の働き方』(共著、岩波書店、2021年)、「小学生の職業希望の変動 1978-2013:キャリア教育政策の帰結の一断面」(『教育社会学研究』第116集、2025年)など。

部活動と高校生文化の戦後史-日本型メリトクラシーの変容と学校化する生活 の商品スペック

商品仕様
出版社名:晃洋書房
著者名:加藤 一晃(著・文・その他)
発行年月日:2026/01/22
ISBN-13:9784771039834
判型:A5
発売社名:晃洋書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
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