城が燃えた-太平洋戦争 西日本大空襲 [単行本]
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城が燃えた-太平洋戦争 西日本大空襲 [単行本]

矢野 宏(著・文・その他)


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出版社:西日本出版社
販売開始日: 2025/12/01
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城が燃えた-太平洋戦争 西日本大空襲 [単行本] の 商品概要

  • 出版社からのコメント

    第二次世界大戦末期、地方都市への空襲は激化、多くの町のシンボルともいえる城も焼失。西日本大空襲を伝えるノンフィクション。
  • 内容紹介

    日本の城には三度の受難があったと言われる。一度目は、徳川家康が豊臣家を滅ぼした直後の1615(慶長20)年、本城以外の城の破却を命じた「一国一城令」。二度目が、明治新政府が1873年に発令した「廃城令」。これらを潜り抜け、昭和に入るまでに現存した天守は20城。だが、最後の受難というべき空襲で、名古屋城、岡山城、和歌山城、大垣城、広島城、福山城、本書ではとりあげていないが水戸城の七つの天守が焼失・倒壊した。
    日本の近代都市のほとんどは、江戸時代に藩の政庁が置かれた城下町。その中心部には城があった。太平洋戦争で焼夷弾爆撃に襲われると、木造の天守はひとたまりもなかった。

    本書は、燃えた城を縦糸にし、空襲を横糸として織り上げたノンフィクションである。
    空襲のなかを逃げ惑いながら、わが町のシンボルである城が燃えるのを目の当たりにした体験者の記憶を記録に残しつつ、米軍資料からどんな空襲だったのか、なぜ狙われたのか、どれだけの被害を受けたのかを尋ね、市民の声を拾い集めた。
    焼けた六つの天守のほか、白亜の天守に着弾した焼夷弾が不発に終わったため焼失をまぬがれた姫路城天守、奇跡的に1トン爆弾の直撃をこうむらずにすんだ大阪城天守を取り上げたほか、四国4県都の城――徳島城、高松城、高知城、松山城を襲った空襲と戦後の再建にも光を当てた。
    戦争体験者が人口の1割を切り、記憶の風化が進むなかで、空襲の実相にいかに近づけるかが問われている。戦禍の記憶を伝える無言の証人として「燃えた城」の重みがこれから増してくることは間違いない。


    【目次】

    はじめに

    第一章 名古屋城 金の鯱とともに炎上した国宝第一号天守

    第二章 岡山城 「ああ、烏城が燃えとる‥‥‥」

    第三章 姫路城 焦土の中に残った黒い天守

    第四章 四国の城 焼けた旧国宝の門、残った天守

    第五章 和歌山城 暗闇の中で炎に包まれた紀州徳川家の居城

    第六章 大垣城 パンプキン爆弾にも狙われた?「天下分け目の城」

    第七章 広島城 原爆の爆風で天守倒壊、門や櫓は焼失

    第八章 福山城 終戦一週間前に焼け落ちた近世最後の城

    第九章 大阪城 1トン爆弾直撃まぬがれた三代目天守閣

    おわりに

    参考・引用文献、URL一覧

    図書館選書
    第二次世界大戦末期、地方都市への空襲は激化し、多くの町の中心部は燃え、シンボルともいえる城も焼失。「城」をテーマに西日本大空襲を伝えるノンフィクション。
  • 著者について

    矢野 宏 (ヤノ ヒロシ)
    1959年生まれ。新聞記者、黒田ジャーナル記者を経て、2005年から「新聞うずみ火」代表。
    いくつかのテレビ番組で「ブレーン」をつとめ、ラジオのコメンテーターとしてニュースをわかりやすく解説してきた。2002年から2015年まで関西大学非常勤講師として「マスコミ文章実習」「ジャーナリスト養成プログラム」の講義を担当。2014年に「第20回平和・協同ジャーナリスト基金賞」奨励賞受賞。2021年には「第3回むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」大賞を受賞した。
    主な著書に『関西電力と原発』(高橋宏と共著、西日本出版社)のほか、神戸連続児童殺傷事件の遺族にインタビューした『絶望のなかに希望を拓くとき』(女子パウロ会)など多数。

城が燃えた-太平洋戦争 西日本大空襲 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:西日本出版社
著者名:矢野 宏(著・文・その他)
発行年月日:2025/12/01
ISBN-13:9784908443145
判型:46判
発売社名:西日本出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:304ページ
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