フードレジームと農業問題-資本主義的食農秩序の矛盾と変革 [単行本]
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フードレジームと農業問題-資本主義的食農秩序の矛盾と変革 [単行本]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2025/11/13
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フードレジームと農業問題-資本主義的食農秩序の矛盾と変革 の 商品概要

  • 目次

     「グローバル時代の食と農」シリーズの刊行にあたって
     日本の読者へのメッセージ
     2021年版電子書籍版への序文

    第1章 フードレジーム・プロジェクト
     フードレジームの分析
     フードレジームの輪郭
     フードレジーム分析の手法
     フードレジームの詳細
     結論:フードレジーム後の世界?

    第2章 フードレジームの歴史的変遷
     フードレジーム前史
     フードレジームの構築と再構築
     結論

    第3章 コーポレート・フードレジーム
     第3次フードレジーム?
     コーポレート・フードレジーム
     食料主権
     結論

    第4章 フードレジームと「農業問題」
     「農業問題」の再定式化?
     フードレジームにおける「農業問題」
     「農業問題」か「農業危機」か?
     逆転する「農業問題」の政治
     食をめぐる農業問題
     結論

    第5章 フードレジームの変革
     地域フードレジーム分析
     フードレジームにおける諸関係
     結論

    第6章 レジームの危機と再構築
     それは危機なのか?どの危機なのか?
     資本蓄積の危機
     コーポレート・フードレジームの再構築
     資本のフロンティア
     農業安全保障の重商主義
     結論

    第7章 フードレジームと価値関係――どの「価値」か?
     価値関係
     農業問題を再考する
     社会の再生産 vs. 資本の再生産
     再小農化:「農業問題」の再評価?
     対抗運動としての食料主権
     スケール・アップ
     結論

     用語説明
     監訳者解説
     参考文献
  • 内容紹介

    食と農を中心に資本主義を歴史的に捉えるフードレジームの視点から、資本の論理がグローバルな食料秩序を編成しながら領土的な論理を従属させる現代の企業主導のフードレジームを分析する。その矛盾により深刻化する農業危機、食料主権運動の動向を論じる。
  • 著者について

    フィリップ・マクマイケル (フィリップ マクマイケル)
    1947年生まれ、オーストラリア出身。米国・コーネル大学名誉教授。ニューヨーク州立大学で博士号(社会学)を取得。同大学やジョージア大学などを経て、1988年からコーネル大学農学生命科学学部のグローバル開発学科(旧開発社会学科)で教育・研究活動に携わってきた。研究面では、開発と社会変容に関する世界史的分析、とくにグローバル・フードシステムの変容とその政治生態学的影響に焦点を当ててきた。1998~2002年に、国際社会学会・食農研究部会(RC40)会長を務めている。また、FAO世界食料安全保障委員会(CFS)「市民社会メカニズム(Civil Society and Indigenous Peoples’ Mechanism)」や「食料主権のための国際将来構想委員会(IPC)」の学術アドバイザーとして、国際的な農的市民社会運動を支えてきた。

    久野 秀二 (ヒサノ シュウジ)
    京都大学大学院経済学研究科教授
    博士(農学、北海道大学)、修士(経済政策、京都大学)
    1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程中退、北海道大学農学研究科助手、ワーヘニンゲン大学客員研究員、京都大学大学院経済学研究科准教授、アムステルダム自由大学客員研究員を経て、2010年より現職。食と農に関するグローバル・ガバナンスとローカル・ガバナンスについて研究。グローバル次元では、農業資材産業を中心に多国籍アグリビジネスによる市場・技術・資源・規範の包摂とそれを正当化する言説的権力の行使に、ローカル次元では、欧州およびアジアの諸都市を中心に市民的食農イニシアティブと総合的食農政策の形成過程に焦点を当てている。最近の主な著書に、『現代社会と食の多面的機能』(責任編集、英明企画編集、2022年)、『世界農業市場の変動と転換』(分担、筑波書房、2023年)、『海を越えてくる食べ物の裏側』(責任編集、英明企画編集、2024年)、『Building Sustainable Agrifood Systems and Resilient Rural Communiti…

    平賀 緑 (ヒラガ ミドリ)
    京都橘大学経済学部准教授
    博士(経済学、京都大学)、修士(食料栄養政策、ロンドン市立大学)
    著書に、『植物油の政治経済学――大豆と油から考える資本主義的食料システム』(単著、昭和堂、2019年)、『A Business History of Soy: Japan's Modernization and the Rise of Soy as a Global Commodity』(単著、Routledge、2025年)など。

    小林 舞 (コバヤシ マイ)
    京都大学大学院経済学研究科特定助教
    博士(地球環境学、京都大学)
    専門は農村社会学、食の地理学、アグロエコロジー。著書に、『Zachum Feast Gochisou: Life around the Bhutanese Plate』(共著、総合地球環境学研究所、2020年)、『みんなでつくる「いただきます」――食から創る持続可能な社会』(分担、昭和堂、2021年)、『LIMITS――脱成長から生まれる自由』(翻訳、大月書店、2022年)、『Seeds for Diversity and Inclusion』(分担、Springer、2022年)など。

フードレジームと農業問題-資本主義的食農秩序の矛盾と変革 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:ICAS日本語シリーズ監修チーム(監修)/フィリップ・マクマイケル(著・文・その他)/久野 秀二(翻訳・監修)/平賀 緑(翻訳)/小林 舞(翻訳)
発行年月日:2025/11
ISBN-10:4750360058
ISBN-13:9784750360058
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:260ページ
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