家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像 特別版 (角川新書) [新書]
    • 家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像 特別版 (角川新書) [新書]

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家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像 特別版 (角川新書) [新書]

インベ カヲリ★(著・文・その他)


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出版社:KADOKAWA
販売開始日: 2026/01/09
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家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像 特別版 (角川新書) の 商品概要

  • 目次

    序章 鞘 刑務所に入る夢を叶えた男 
    指定席十二号車十八番D席/法廷で万歳三唱/刑務所に入るための無差別殺人
    第一章 心 写真家が人殺しに興味を持つ理由
    刑務所で生きることの意味/「語る言葉」をもつ人を撮る/無差別殺人犯の変化/家族関係の歪み/死んでなるものか
    第二章 偏 歩み寄る難しさ
    「おい、はよ警察よべよ!」/古風な男/ヌード写真に激怒する/権利のための闘争/「私は人を殺して、心底よかったと思う」/小島との合意書/手記を送るためにハンガーストライキ
    第三章 記 「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」の真相
    刑務所に入るのは子どもの頃からの夢である/雨の日の職務質問/警察からの暴行
    第四章 凶 餓死することを止め、生きる選択をした
    キャッシュカード/裏寝覚で餓死を試みる/祖母と最後の電話/血で染められた新幹線/ナタを置く
    第五章 会 アクリル板越しの作り笑顔
    待合室/笑顔の殺人犯/私は模範囚を目指している/「お前は岡崎の子だ。岡崎に帰れ」/保護室に隔離されたい/命が守られる場所
    第六章 家 浮かび上がるいい子
    これは全然“どうでもいい話”じゃない/祖母に宛てた辞世の句/「いっちゃんと面会してくれてるの?」/俺は健常者じゃない/おばあちゃんの子どもになった小島/一貫して否定する祖母/小島の部屋に 入る/一宮の実家/「私からしたら悪魔ですよ」/共通点
    第七章 迷 食い違う家族の言い分
    誰かが嘘をついている/小島の答えは初めからすべて決まっている/「私の方からいろいろと質問させていただきます」/小島から見た家族/刑務所に入る準備/素顔が見えるとき/「私は極めて普通の人間です」
    第八章 裁 真実が語られない虚無な裁判
    「刑務所に入りたいと考えたのは、いつからですか?」/猜疑性パーソナリティ障害/家族は責任を押し付けあった/不気味な供述/被害者の叫び/「命が惜しくてたまりません」/最終陳述で小島は喋り続けた
    第九章 答 刑務所でしか手に入らないもの─
    動機/人は誰しも生存権を持つ/国家に家庭を求める/殺人犯と人権派の両立/彼女と獄中結婚
    第十章 辿 犯行時のシミュレーションから感じること─
    ラーメンを食べて殺人/事件の起きた「のぞみ二六五号」に乗る/マザーテレサと呼ばれた母/「正義感が強いから、ああなっちゃうんです」/混乱する母/世代を超えた母性の奪い合い/母と息子の共通点/一生入っているはずだった精神科病院
    最終章 刑 自傷行為を通して得られる愛
    一方的な求愛/血まみれの切符/理想の家庭を手に入れる
    あとがき
    新書版あとがき
    主要参考文献一覧
  • 出版社からのコメント

    新幹線無差別殺傷事件。理解不能な動機、思考を浮き彫りにする驚愕のルポ!
  • 内容紹介

    国家に親代わりを求めた男。
    法廷で無期懲役に万歳三唱をし、殺人犯なのに刑務所で生存権を主張し続ける犯人・小島一朗。
    誰も踏み込まなかったその内面に、異端の写真家が迫る。全真相解明、驚愕の事件ルポ!

    信田さよ子氏(公認心理師・臨床心理士)「著者の体当たりの姿勢が(中略)この希少で類をみない犯罪者の内的世界の鍵を開けた」
    原武史氏(政治学者)「常人には理解しがたい思考回路が初めて白日のもとにさらされた意義はきわめて大きい」

    犯人はいったい何者なのか?
    ―――――
    【新幹線無差別殺傷事件】
    2018年6月9日、走行中の東海道新幹線の車内で男女3人が襲われ、2名が重軽傷、男性が死亡した。「刑務所に入りたい」という動機だったため、一審で無期懲役となった際に小島一朗は法廷で万歳三唱をした。控訴せず20年1月に刑が確定。小島は刑務所内で生存権を主張し続けている。
    ―――
    約3年にわたる取材で理解不能な動機、思考を浮き彫りにする。

    【目次】
    序章 鞘─―刑務所に入る夢を叶えた男 
    第一章 心――写真家が人殺しに興味を持つ理由
    第二章 偏―─歩み寄る難しさ
    第三章 記―─「むしゃくしゃしてやった、誰でもよかった」の真相
    第四章 凶―─餓死することを止め、生きる選択をした
    第五章 会―─アクリル板越しの作り笑顔
    第六章 家―─浮かび上がるいい子
    第七章 迷―─食い違う家族の言い分
    第八章 裁―─真実が語られない虚無な裁判
    第九章 答――刑務所でしか手に入らないもの─
    第十章 辿―─犯行時のシミュレーションから感じること─
    最終章 刑―─自傷行為を通して得られる愛
    あとがき
    新書版あとがき
    主要参考文献一覧

    ※本書は2021年に小社より刊行した単行本を加筆修正して新書化したものです。

    図書館選書
    2008年以降の無差別殺人事件の犯人は前科前歴なし、両親は揃っており、貧困家庭でもなく、友人関係に問題もない、「普通」の者が多い。だが、「死刑に、刑務所に入るため」と犯行に及ぶ。犯人はいったい何者か?
  • 著者について

    インベ カヲリ★ (インベ カヲリ)
    1980年、東京都生まれ。写真家。短大卒業後、独学で写真を始める。編集プロダクション、映像制作会社勤務等を経て2006年よりフリーとして活動。13年出版の写真集『やっぱ月帰るわ、私。』で第39回木村伊兵衛写真賞最終候補に。18年第43回伊奈信男賞を受賞、19年日本写真協会新人賞受賞。ライターとしても活動し、新幹線無差別殺傷犯の小島一朗の動機に関心を抱き、被写体に迫る手法をもって取材を開始し、約3年をかけて本書を上梓した。第53回大宅壮一ノンフィクション賞、第44回講談社本田靖春ノンフィクション賞最終候補作。

家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像 特別版 (角川新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:KADOKAWA
著者名:インベ カヲリ★(著・文・その他)
発行年月日:2026/01/09
ISBN-13:9784040825311
判型:新書
発売社名:KADOKAWA
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:368ページ
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