ラッセルの記述理論と諸問題―言語哲学の数学・言語学的基礎 [単行本]
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ラッセルの記述理論と諸問題―言語哲学の数学・言語学的基礎 [単行本]



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出版社:開拓社
販売開始日: 2025/12/19
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ラッセルの記述理論と諸問題―言語哲学の数学・言語学的基礎 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    Russellの記述理論の意義と限界を解き明かす最新研究。合理論の立場から、言語哲学の問題を言語学的・文法的に分析する。意味論・語用論・統語論を多角的に論じ、日・英語の豊富な言語事実にもとづき綿密な論証を展開する。Russellの知識観とChomskyの言語獲得観、Fregeの述語論理、Russell・Strawson・Donnellanの論争、PutnamやKripkeの議論なども取り上げる
  • 目次

    序章 Russell のアプリオリな知識から学ぶこと―言語処理・言語使用と経験論を超えて
    0.1. Russellのアプリオリな知識観とChomskyの言語獲得モデル―言語の経験論の誤謬
    0.2. Russellの記述理論と岩﨑の函数理論のtheの分析―エレベータのメタファー

    第1章 決定詞句をめぐる幾つかの先行研究
    1.1. 西山(2003)の「変項名詞句」
    1.2. 岩﨑(2015)、岩﨑(2023)の理論
    1.3. 生成文法における意味論

    第2章 Russell(1905)の記述理論と岩﨑(2023)の函数理論
    2.1. Russell(1905)の記述理論の諸特性と一意性の世界依存性
    2.2. Russellの記述理論と岩﨑の函数理論の本質的差異
    2.3. 記述理論関連の諸問題
    2.4. [付録]記述理論における「ヨットの大きさ論争」と「一次的出現・二次的出現」の問題

    第3章 Strawson(1950)のRussellの記述理論批判
    3.1. RussellとStrawsonの論争の検証
    3.2. 日常言語学派(の先駆け)の主張はどこまで妥当か
    3.3. 「が」と「は」の問題から見たRussellとStrawsonの主張(阿部 2018)

    第4章 Donnellan(1966)の挙げる諸問題
    4.1. DonnellanによるRussellとStrawson批判
    4.2. 当該対象が存在しない場合の確定記述句
    4.3. [付録]変項xの取り得る範囲の制約と統語的補部
    4.4. [付録]英語所有文とコピュラ文における冠詞のさらなる探究

    第5章 変項と代入、そして、等号とは何か
    5.1. 等価等号・同一性・代入
    5.2. 代入推論・等価等号・代入
    5.3. Russell(1905)における変項と等号

    第6章 Russell(1905)と野矢(2023)と岩﨑(2015, 2023)のさらなる差異
    6.1. 野矢(2023)のパラフレイズの曖昧性
    6.2. 一意存在量化子・Iota演算子・岩﨑の函数理論との違い
    6.3. 野矢(2023)のパラフレイズの精査再び
    6.4. 一意性の担保:命題函数内か、あるいは、変項の個数か
    6.5. Russellの記述理論が説明できない新しい言語事実
    6.6. フランス南北朝の思考実験:Russell の記述理論と野矢のパラフレイズ
    6.7. Russell(1905)に混在する2つの理論的立場:可能世界と記述理論
    6.8. 検証主義の教訓
    6.9. 総称のthe Penの説明可能性
    6.10. 変化文(西山 2003)と Russell(1905)、野矢(2023)、岩﨑(2023)の説明可能性
    6.11. [付録]量化子と束縛、別の可能世界

    第7章 Fregeの述語論理の特性
    7.1. Fregeの述語論理に見られる「主語・述語」という束縛
    7.2. 「特性函数」と判別不能な叙述部分を含む「述語」かつ「函数」の場合

    第8章 Frege のパズル・信念文と「意義」・代入推論
    8.1. 信念文の補文における,Frege の「意義」
    8.2. Frege のパズル―代入推論の阻止について

    第9章 Russellの記述説の応用―固有名、個別言語、そして、Putnamの双子地球
    9.1. 固有名をめぐるRussell,Searle,Kripkeの主張
    9.2. GeorgeのChomsky擁護と個別言語・文法に関わる問題点再訪
    9.3. Putnamの双子地球の思考実験―誤解、正当な批判、そして対案
    9.4. [付録]「Wittgenstein のパラドックス」と言語の外在主義

    第10章 Russellの記述理論と擬似分裂文・倒置コピュラ文
    10.1. 擬似分裂文の解釈とRussellの記述理論の適用可能性と不可能性
    10.2. 真正の分裂文読みの変項と変項の値の個数が要求する境界・個体性
    10.3. 倒置コピュラ文における確定記述句の統語位置問題の再検討
    10.4. 2つのタイプの指定文(西山2000)の意味論・統語論とRussellの記述理論
    10.5. [付録]倒置コピュラ文における法助動詞・様相と解釈

    第11章 西山理論は真理条件的意味論からどれほど自由か
    11.1. 西山理論に見られる真理条件的意味論の影響
    11.2. 西山理論と岩﨑(2023および本書) の差異

    第12章 Russellの記述理論と多重世界
    12.1. Russellの記述理論と量化子
    12.2. 無限個の多重世界
    12.3. 存在しない文の分析は可能か

    終章 Russell(1912)に見られるプラトン主義的傾向
  • 内容紹介

    Russellの記述理論の意義と限界を解き明かす最新研究。合理論の立場から、言語哲学の問題を言語学的・文法的に分析する。意味論・語用論・統語論を多角的に論じ、日・英語の豊富な言語事実にもとづき綿密な論証を展開する。Russellの知識観とChomskyの言語獲得観、Fregeの述語論理、Russell・Strawson・Donnellanの論争、PutnamやKripkeの議論なども取り上げる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岩﨑 永一(イワサキ エイイチ)
    慶應義塾大学経済学部卒業。英国に留学し、MA in English Language and Linguistics(University of Essex)取得。ケンブリッジ大学セント・エドモンド・コレッジ(St Edmund’s College,Cambridge)客員研究員(Visiting Scholar)などを経て、複数の大学で教鞭を取りつつ、研究・執筆活動を続ける。研究領域は、言語学(意味論・語用論・統語論)および言語哲学
  • 著者について

    岩﨑 永一 (イワサキ エイイチ)
    慶應義塾大学経済学部卒業。英国に留学し、MA in English Language and Linguistics(University of Essex)取得。ケンブリッジ大学セント・エドモンド・コレッジ(St Edmund’s College, Cambridge)客員研究員(Visiting Scholar)などを経て、現在、複数の大学で教鞭を取りつつ、研究・執筆活動を続ける。研究領域は、言語学(意味論・語用論・統語論)および言語哲学。
    主な業績:『プラトン主義の言語学 日英語分析の数学的基礎』(三恵社、2023)、『言語科学と言語哲学 生成文法基礎論と意味論』(金星堂、2020)ほか単著学術書複数。英国の言語学者 故Prof. Andrew Radford との共著論文ほか論文多数。

ラッセルの記述理論と諸問題―言語哲学の数学・言語学的基礎 の商品スペック

発行年月日 2025/12/15
ISBN-10 4758924309
ISBN-13 9784758924306
ページ数 272ページ
21cm
15cm
発売社名 開拓社
判型 A5
Cコード 3080
対象 専門
発行形態 単行本
内容 語学総記
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分類 語学
成年向け書籍マーク G
書店分類コード R020
発売情報解禁日 2025/11/21
書籍ジャンル 語学・辞事典
再販商品 再販
書籍販売条件 注文
言語 日本語
厚さ 2cm
重量 408g
出版社名 開拓社
著者名 岩﨑 永一

    開拓社 ラッセルの記述理論と諸問題―言語哲学の数学・言語学的基礎 [単行本] に関するレビューとQ&A

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