静かなる占領-したたかな敗者としての日本人 [単行本]

販売休止中です

    • 静かなる占領-したたかな敗者としての日本人 [単行本]

    • ¥3,740113 ゴールドポイント(3%還元)
100000009004195959

静かなる占領-したたかな敗者としての日本人 [単行本]



ゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済で「書籍」を購入すると合計12%ゴールドポイント還元!合計12%還元書籍の購入はゴールドポイントカード・プラスのクレジット決済がお得です。
通常3%ゴールドポイント還元のところ、後日付与されるクレジット決済ポイント(1%)と特典ポイント(6%)、さらにご利用明細WEBチェックにご登録いただくと2%追加して合計12%ゴールドポイント還元!詳しくはこちら

価格:¥3,740(税込)
ゴールドポイント:113 ゴールドポイント(3%還元)(¥113相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2025/12/16
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

静かなる占領-したたかな敗者としての日本人 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    Ⅰ 衝撃の時──「敗戦」を受け止める

    第1章 敗戦から占領へ
    1 前史
    2 一九四五年一〇月二日――第一生命ビルからのスタート

    Ⅱ 改革の時──「民主主義」に遭遇する 

    第2章 国体を守る
    1 最高法規を(天皇と)合作する
    2 天皇を浄化する

    第3章 民主主義という希望――『サザエさん』の時代
    1 民主主義の基盤を整える
    2 人間として個人として尊重される

    第4章 「無自覚の罪」を断罪される――命令に従うことは罪なのか
    1 「無自覚の罪」
    2 裁かれる兵士たち

    Ⅲ 受容の時──現実に向き合う 

    第5章 被害者共同体を生きる
    1 性の防波堤とされた娘たち
    2 ラジオがつないだ被害者共同体

    第6章 「勝者の裁き」を受け容れる 
    1 矛盾を孕んだ東京裁判 
    2 人びとは判決にいかに向き合ったのか

    第7章 民主主義を転化する――『ブロンディ』の時代
    1 「民主主義」のショーウインドー
    2 アメリカン・デモクラシーへの憧憬

    Ⅳ 回収の時──占領を消化する

    第8章 巻き返し
    1 「逆コース」の展開
    2 日本人と占領

    終 章 占領の遺産
    1 天皇
    2 憲法
    3 戦犯裁判
    4 惨めさに決着をつける


    主要参考文献
    あとがき
  • 内容紹介

    焼け跡に芽生えた“したたかさ”
    徳富蘇峰は、なぜ占領を
    皮肉なまなざしで見つめながらも
    受け入れたのか。
    山田風太郎は、敗戦の街で何を見たのか。
    屈従でも、抵抗でもない。
    その“あいだ”に生きた日本人の静かな力を描く。

    焼け跡に再生を夢見た人びと。
    占領軍の支配のもとで、日本人はいかに生き延び、新たな社会をつくったのか。
    占領に否定的であった徳富蘇峰は、言論人としての立場を追われながら、占領政策をどう受け止めたのか。
    山田風太郎は、焼け跡と新憲法のはざまで何を記し、何を見抜いたのか。
    GHQによる検閲、天皇観の揺れ、戦犯への視線――。
    二人のまなざしを軸に、日記・投書・漫画・社会調査など多様な史料を丹念に読み解き、
    「従順でも抵抗でもない」敗者たちのしたたかな生のかたちを描く。
    静かなる占領の時代を生きた日本人のリアルを捉えた新しい政治・社会史。
  • 著者について

    賀茂道子 (カモミチコ)
    名古屋大学大学院環境学研究科特任准教授
    名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。
    専門は、GHQ、占領史等。所属学会:日本政治学会、アメリカ史学会、同時代史学会、メディア史研究会等。
    著書に、『ウォー・ギルト・プログラム――GHQ情報教育政策の実像』(法政大学出版局、2018年)、『GHQは日本人の戦争観を変えたか――「ウォー・ギルト」をめぐる攻防』(光文社新書、2022年)など。
    論文に、「日本民主化における言語改革の背景と意義」『国立国語研究所論集』(26、171-196頁、2024年)、「占領改革と戦後国民意識――『日本人の国民性調査』を活用した関連性の検証」『人間環境学研究』(vol.21(No.1) 77-88頁、2023年)、「戦後史の中の押しつけ憲法論」『対抗言論』(vol1、167-176頁、2019年)、「教育かプロパガンダか――GHQ情報宣伝活動の研究史と課題」『歴史学研究』((933)17-24頁、2020年)など。

静かなる占領-したたかな敗者としての日本人 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:賀茂道子(著)
発行年月日:2025/12
ISBN-10:4766430646
ISBN-13:9784766430646
判型:B6
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:432ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:405g
他の慶応義塾大学出版会の書籍を探す

    慶応義塾大学出版会 静かなる占領-したたかな敗者としての日本人 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!