くらしが変えるお金の意味―アフリカと日本の地方にみる人びとの営み [単行本]

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くらしが変えるお金の意味―アフリカと日本の地方にみる人びとの営み [単行本]



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価格:¥2,750(税込)
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出版社:弘前大学出版会
販売開始日: 2026/03/09
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ご確認事項:返品不可

くらしが変えるお金の意味―アフリカと日本の地方にみる人びとの営み の 商品概要

  • 目次

    まえがき アフリカ農村とお金のイノベーティブな関係

    第一部 歴史的観点からみるアフリカ農村とお金
    第1章 アフリカにおいて貨幣はどのように変遷してきたか―グローバル化するアフリカにおける貨幣研究の序として(小川 了)
    第2章 東アフリカの長距離交易と地域経済の変容(坂井真紀子)
    第3章 成女儀礼にみる現金づかいと現金獲得―東アフリカ「バラ」の共同化とスワヒリ地域の個人化を考察する(阪本公美子)

    第二部 東アフリカの農牧民ゴゴにみる食料とお金
    第4章 タンザニア中部ドドマ半乾燥地農牧民ゴゴの在来粗食の現代的意味―「食物の道」「お金の道」と相互扶助(阪本公美子)
    第5章 貨幣経済の浸透にともなう家畜の役割の変容―タンザニア中部の農牧民ゴゴを事例に(鶴田 格)
    第6章 食料不足への対応の変化とゴゴ農村の現金獲得活動(杉山祐子)

    第三部 西アフリカにみるくらしとお金
    第7章 カメルーン西部州・アジール空間としてのローカル市場(坂井真紀子)
    第8章 収穫現場の自治―シアナッツの「盗み」と防衛を通じた公平性の交渉(友松夕香)

    第四部 日本における「小商い」の可能性
    第9章 モノとしてのお金―現代日本の「小商い」における現金の存在感とその役割をめぐって(山本志乃)
    第10 章 農産物直売所にみる「小規模な現金獲得活動」からの展開―青森県の直売所を中心に(杉山祐子・白石壮一郎)
    第11 章  「ふるまいの食」の継承と展開―高知県・野根朝市のコケラズシを事例として(山本志乃)

    あとがき  
    執筆者紹介
  • 出版社からのコメント

    アフリカと日本(地方)のくらしから、お金をめぐる実践についてユニークな視点で著した。「お金っていくらあれば、足りる?」
  • 内容紹介

    市場経済化が進む中でアフリカ農村の人びとは、お金に経済取引とは別の意味を与えて食物の分かちあいと相互扶助のネットワークに埋め込み、少ないお金でくらしを安定させる技法を錬りあげた。お金の取引で知りあう相手と親しさを育み、お金を介さず助けあう関係を発達させる。それを機に外の技術を取り込み、共同で新しい活動を生みだしていく。お金をめぐる実践のこうした特徴は、日本の地方農村でも他者との新たな関わりから生まれる試みにつながっている。アフリカと日本の地方における綿密なフィールドワークをもとにしたユニークな本書は、それぞれの地域での実践に焦点をあて、市場経済の論理との距離を保つ営みを活写する。アフリカや日本の地方の現在に関心をもつ学生・研究者、ひとが共にあることの意味を考える一般の読者に勧めたい一冊。

    <編集者イチオシ!>
    現金経済がアフリカの農村に移植されたときに、それが地域の歴史・文化・習慣の中でどのような変容を遂げ、どのように「お金」が新たな意味を獲得していくのか - この興味あるテーマに本書は果敢に取り組みます。第一部から第三部まではアフリカについての論考であり、第四部において、日本の「小商い」におけるお金の意味と使い方にアフリカのそれとの類似性を見出します。アフリカの人々の紡ぎ出した生活の知恵を、人と人、人と自然環境を結びつけるための文化的な資源と見なすことができるならば、資源と自然の有限性が指摘される現代社会の中であっても、私たちはモノの大量消費とは異なる“豊かさ”を享受することができるかもしれません。
    本書はまた、アフリカの様々な国や地域をフィールドとする執筆者たちが、研究者であると同時にひとりの人間として異文化の中に入って行ったときの驚き、戸惑い、感動の記録としても読みごたえのある本となっています。

    現地の様子をとらえた臨場感あふれる写真を多数掲載。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    杉山 祐子(スギヤマ ユウコ)
    弘前大学・名誉教授。筑波大学大学院歴史・人類学研究科単位取得退学、博士(京都大学、地域研究)

    小川 了(オガワ リョウ)
    東京外国語大学・名誉教授・故人。パリ第5大学人文科学系民族学科博士課程修了、文学博士(総合研究大学院大学)

    坂井 真紀子(サカイ マキコ)
    東京外国語大学大学院総合国際学研究院・教授。パリ第1大学、社会学博士

    阪本 公美子(サカモト クミコ)
    宇都宮大学国際学部・教授。早稲田大学大学院、博士(学術)

    白石 壮一郎(シライシ ソウイチロウ)
    弘前大学人文社会科学部・准教授。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科修了、博士(地域研究)

    鶴田 格(ツルタ タダス)
    近畿大学農学部・教授。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学、博士(農学)

    友松 夕香(トモマツ ユカ)
    法政大学経済学部・教授。東京大学大学院農学生命科学研究科修了、博士(農学)

    山本 志乃(ヤマモト シノ)
    神奈川大学国際日本学部・教授。筑波大学大学院修士課程環境科学研究科修了、博士(文学)
  • 著者について

    杉山祐子、小川了、坂井真紀子、阪本公美子、白石壮一郎、鶴田格、友松夕香、山本志乃 (スギヤマユウコ)
    杉山祐子(弘前大学・名誉教授)
    小川 了(東京外国語大学・名誉教授・故人)
    坂井真紀子(東京外国語大学・教授)
    阪本公美子(宇都宮大学国際学部・教授)
    白石壮一郎(弘前大学人文社会科学部・准教授)
    鶴田 格(近畿大学農学部・教授)
    友松夕香(法政大学経済学部・教授)
    山本志乃(神奈川大学・教授)

くらしが変えるお金の意味―アフリカと日本の地方にみる人びとの営み の商品スペック

商品仕様
出版社名:弘前大学出版会
著者名:杉山 祐子(編)/小川 了(著)/坂井 真紀子(著)/阪本 公美子(著)/白石 壮一郎(著)/鶴田 格(著)/友松 夕香(著)/山本 志乃(著)
発行年月日:2026/03/09
ISBN-13:9784910425207
判型:A5
発売社名:弘前大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:340ページ
縦:21cm
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