市民目線で「自殺」を考える [単行本]
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市民目線で「自殺」を考える [単行本]

波名城翔(著・文・その他)


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出版社:新評論
販売開始日: 2026/03/06
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市民目線で「自殺」を考える [単行本] の 商品概要

  • 内容紹介

    死にたいと感じている/感じたことのある人、残された人、
    寄り添う人の「声」に耳を傾け、共感と対話の予防策を提示

     「なぜ人は自殺するのか」を研究テーマとしてきた筆者は、行政機関での自殺対策にも携わっている。ある日、離島でのインタビュー後に後輩がふと漏らした「死にたいと感じた時の相談窓口は、一つのほうが迷わなくていい」という一言がきっかけで、住民や当事者自身の「生の声」に焦点を当てることにした。八か月にわたるインタビューを中心に、地元で「自殺が多い」とされる地域のデータと聞き取り結果で実態を示し(序章)、「自殺の現状」(第1章)を概説する。続く第2章では、①大学での自殺予防教育、②学生を亡くした教員の苦悩、③民間の自殺予防電話相談に携わる大学生の「声」を取り上げる。希死念慮に囚われた人に寄り添う大学生の「信念」は、想像をはるかに超えるものであった。
     そして第3章では、過去に自殺を企図したことがあり、現在は相談者として活動する人物の語りと、その人が所属する「国際ビフレンダーズ大阪自殺防止センター」の取り組みを紹介しているが、これは当事者視点から「支援の可能性」を探る意図による。これまで公には語られてこなかった活動内容を知ることで、読む人が自殺を「自分事」として捉える機会になるはずである。
     残りの章では、筆者の専門である「離島の自殺」に焦点を当て、高校生の「島立ち」を支える大学生の取り組みなどを紹介するほか、フィリピンでの海外視察、カトリック社会における若者の自殺増加傾向、出稼ぎと家族関係、SNSの影響など、グローバルな課題を提示している。
     本書の取材は自然発生的な対話から生まれたものが多い。それだけに、「身近な声に耳を傾ける重要さ」が伝えられたと思う。SNSもAIも、「心の拠り所」にはなりえない。見過ごされがちな声に光を当て、「共感」と「対話」で成り立つ社会となることを願っている。(はなしろ・しょう)

    図書館選書
    死にたいと感じている/感じたことのある人、残された人、寄り添う人の「声」に耳を傾け、共感と対話の予防策を提示。「身近な声に耳を傾ける重要さ」を知り、見過ごされがちな声に光を当て、共感と対話を生み出す社会を目指す
  • 著者について

    波名城翔 (ハナシロショウ)
    沖縄県宮古島出身。精神保健福祉士/社会福祉士。障害、医療、行政機関を経て大学教員へ。琉球大学人文社会学部准教授。沖縄県自殺対策連絡協議会委員、沖縄県公立学校教職員メンタルヘルス対策検討会議委員。著書に『自殺者を減らす!―ゲートキーパーとしての生き方』、『離島の光と影―「シマ」の観光と自殺』がある。

市民目線で「自殺」を考える [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:波名城翔(著・文・その他)
発行年月日:2026/03/06
ISBN-13:9784794813053
判型:46判
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:200ページ
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