夜間中学との出会い方―未来を考えるための歴史 [単行本]
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夜間中学との出会い方―未来を考えるための歴史 [単行本]



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出版社:東京大学
販売開始日: 2026/03/02
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夜間中学との出会い方―未来を考えるための歴史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ―義務教育とは誰のものであり、どんな学びを保障するのかという問いに常に向き合い続けてきた学校。「あってはならないが、なくてはならない」夜間中学を舞台とした、苦闘の現代史。
  • 目次

    まえがき
    序章 夜間中学の歴史・現在・未来を読み解くために
    1.夜間中学の現在地
    2.夜間中学の歴史的展開
    3.夜間中学の歴史の見方―書評に応えて
    4.本書の構成

    第Ⅰ部 夜間中学(生)の歴史と出会う―全国・兵庫・神戸、そして私
    第1章 あってはならないが、なくてはならない学校
    1.不思議な学校・夜間中学
    2.夜間中学の歴史と現在
    3.夜間中学が「あってはならない」とはどのような意味か
    4.おわりに
    第2章 夜間中学はどこからきて、どこへ向かうのか―兵庫県を中心に
    1.はじめに
    2.全国・兵庫の夜間中学の歴史
    3.兵庫の夜間中学の現況―既設3校の動向と姫路市での新設
    4.識字・基礎教育保障のさらなる拡充に向けて
    第3章 神戸の夜間中学小史―私の夜間中学との出会いを軸に
    1.はじめに―私と長田と夜間中学
    2.神戸の夜間中学小史(1)―1940年代末の夜間中学の誕生と同和教育
    3.神戸の夜間中学小史(2)―1970~80年代の障害者解放運動と解放教育
    4.神戸の夜間中学小史(3)―1990年代における草京子の活躍
    5.神戸の夜間中学小史(4)―阪神・淡路大震災以降の展開と私自身の体験
    6.夜間中学が生み出す学びあいの連鎖
    エッセイ1 夜間中学・オーラルヒストリー・沖縄

    第Ⅱ部 現在を見すえるための、歴史
    第4章 夜間中学から見る戦後日本の教育と福祉・労働
    1. はじめに―教育学における教育福祉論と夜間中学の位置
    2.1940年代末から50年代の夜間中学の展開―啓蒙主義・社会防衛論の中で
    3.1960年代から70年代における再編―権利論と反差別論の登場と共有化
    4.1960年代から70年代における学生たちの夜間中学認識の変容
    5.おわりに―教育と福祉を巡る残された課題
    第5章 戦後日本の夜間中学と識字運動―就学と識字を巡るアポリアを超えて
    1.はじめに―非識字者・義務教育未修了者の現在
    2.近代日本における非識字と不就学
    3.戦後日本の夜間中学と識字運動の展開
    4.就学と識字を巡るアポリア
    5.おわりに―教育保障・補償の先の問い直しに向けて
    エッセイ2 夜間中学と人権教育

    第Ⅲ部 教育機会確保法の成立を巡って
    第6章 夜間中学政策の転換点において問われていることは何か
    1.はじめに
    2.夜間中学法制化運動の歴史
    3.法案への懸念―歴史からの展望
    4.おわりに
    第7章 教育機会確保法制定後の夜間中学を巡る動向と課題
    1.はじめに
    2.全国的な動向
    3.地方自治体の動向
    4.夜間中学の増設を巡って争点となる課題
    5.おわりに
    第8章 「義務教育未修了者」とは誰か―2020年国勢調査における最終学歴調査結果の分析を中心に
    1.「義務教育未修了者」問題の所在
    2.2020年国勢調査における最終卒業学校調査の結果と関連する諸問題
    3.「義務教育未修了者」概念の使用および推計の系譜
    4.おわりに―「義務教育未修了者」とは誰か
    エッセイ3 私が夜間中学から学んだこと

    第Ⅳ部 現在性の起点としての1970~80年代
    第9章 1970~80年代の学校論・公教育批判と夜間中学における越境的教育実践
    1. 変容する公教育の中の夜間中学
    2.1970年前後における多様な学校論と公教育批判
    3.夜間中学における公教育批判と越境的教師たち
    4.おわりに―脱学校と学校変革の狭間で
    第10章 不登校児への応答責任は誰にあるのか
    1.はじめに―周縁の学校のジレンマ
    2.夜間中学における登校拒否経験生徒の登場―1970年代半ばから80年代初頭
    3.登校拒否経験者の急増から急減へ―1980年代半ばから90年代半ば
    4.おわりに―サンクチュアリーとしての夜間中学
    第11章 自主夜間中学運動の生成と展開
    1.はじめに―自主夜間中学とは何か
    2.全国的な自主夜間中学および夜間中学関係市民団体の推移
    3.1970~80年代の自主夜間中学運動が公立夜間中学にもたらした影響
    4.おわりに
    第12章 〈声〉の文化としての識字―寿識字学校・大沢敏郎の識字の思想と実践
    1.はじめに
    2.寿識字学校の成り立ち
    3.大沢敏郎の識字の思想と実践
    4.おわりに
    エッセイ4 里見実さんのしなやかな知性を受け継ぐために
    あとがき
    引用・参考文献
  • 内容紹介

    近年、公立の夜間中学校の新設・拡充が進み、自主夜間中学も全国に広がりつつある。義務教育とは誰のものであり、どんな学びを保障するのかという問いに常に向き合い続けてきた学校。「あってはならないが、なくてはならない」夜間中学を舞台とした、苦闘の現代史。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    江口 怜(エグチ サトシ)
    1987年、奈良県生まれ。神戸大学発達科学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。東北大学高度教養教育・学生支援機構、和歌山信愛大学教育学部を経て、2023年より摂南大学現代社会学部専任講師。和歌山県立夜間中学設置準備委員会委員長、全国夜間中学校研究会史料収集・保存・管理委員会委員等を歴任。主要著書は『戦後日本の夜間中学』(東京大学出版会、2022年、第11回南原繁記念出版賞、第1回日本オーラル・ヒストリー学会奨励賞、第8回生存学奨励賞)など
  • 著者について

    江口 怜 (エグチ サトシ)
    摂南大学現代社会学部専任講師
    東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。和歌山信愛大学助教等を経て2023年より現職。和歌山県立夜間中学設置準備委員会委員長、全国夜間中学校研究会史料収集・保存・管理委員会委員等を歴任。著書は『戦後日本の夜間中学』(東京大学出版会、2022年、第11回南原繁記念出版賞、第1回日本オーラル・ヒストリー学会奨励賞、第8回生存学奨励賞)、『媒介者とマイノリティの教育社会史』(共著、昭和堂、2025年)、『「多様な教育機会」から問う』(共著、明石書店、2024年)、『境界線の学校史』(共著、東京大学出版会、2020年)ほか。

夜間中学との出会い方―未来を考えるための歴史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:江口 怜(著)
発行年月日:2026/02/27
ISBN-10:4130562460
ISBN-13:9784130562461
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:360ページ
縦:21cm
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