Colabo攻撃－暴走するネット社会とミソジニー [単行本]

Colabo攻撃－暴走するネット社会とミソジニー の 商品概要

• 目次

  Colabo　危機と絶望を感知するセンサー（安田浩一）
  
  I　なぜColaboが攻撃されるのか（仁藤夢乃）
  
  II　Colabo攻撃とは何だったのか
  デマはどのように生まれたのか（神原 元）
  家父長制に抗おうとする女性への制裁（小川たまか）
  ミソジニーの収益化の実態（太田啓子）
  
  III　少女たちの居場所を襲ったデマの影響（仁藤夢乃）
  
  IV　攻撃を乗り越え、連帯へ
  Colaboという「関わり」の場所（田中優子）
  Colaboとつながる女性たちの声

• 出版社からのコメント

  性暴力の根絶をめざすColaboに対する、激しい誹謗中傷と活動妨害。その経緯と実態をまとめ、社会が向き合うべき課題を示す。

• 内容紹介

  少女たちの居場所は、なぜ狙われたのか？
  
  SNSで拡散されるデマと誹謗中傷。女性蔑視を収益化するインフルエンサー。メディアの加担と沈黙。
  事実と経緯をまとめ、社会が向き合うべき課題を示す。
  
  図書館選書
  虐待、貧困、性被害などを受けた女性たちとともに活動してきたColaboは、ある時期からデマに基づく激しい誹謗中傷と活動妨害に遭っている。経緯と実態をまとめ、社会が向き合うべき課題を示す。

• 著者について

  仁藤 夢乃 (ニトウ ユメノ)
  仁藤夢乃（にとう・ゆめの）1989年生まれ。一般社団法人Colabo代表。中高生時代に街をさまよう生活を送った経験から、当事者の少女や女性たちとともに、虐待や性搾取の実態を伝える活動や夜の街でのアウトリーチ、シェルターでの保護や宿泊支援、シェアハウスでの住まいの提供などを行なっている。明治学院大学国際平和研究所研究員。著書『バカなフリして生きるのやめた――10代から考える性差別・性暴力』（新日本出版社）ほか。
  
  安田 浩一 (ヤスダ コウイチ)
  安田浩一（やすだ・こういち）1964年生まれ。ノンフィクションライター。著書『新版 学校では教えてくれない差別と排除の話』（皓星社）、『地震と虐殺　1923-2024』（中央公論新社）ほか。
  
  神原 元 (カンバラ ハジメ)
  神原 元（かんばら・はじめ）1967年生まれ。弁護士。著書『「帰れ」ではなく「ともに」――川崎「祖国へ帰れは差別」裁判とわたしたち』（共著、大月書店）、『ヘイト・スピーチに抗する人びと』（新日本出版社）ほか。
  
  小川 たまか (オガワ タマカ)
  小川たまか（おがわ・たまか）1980年生まれ。ライター。著書『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』（ちくま文庫）、『たまたま生まれてフィメール』（平凡社）ほか。
  
  太田 啓子 (オオタ ケイコ)
  太田啓子（おおた・けいこ）弁護士。著書『100年先の憲法へ――『虎に翼』が教えてくれたこと』（太郎次郎社エディタス）、『これからの男の子たちへ――「男らしさ」から自由になるためのレッスン』（大月書店）ほか。
  
  田中 優子 (タナカ ユウコ)
  田中優子（たなか・ゆうこ）1952年生まれ。元・法政大学総長。著書『遊廓と日本人』（講談社現代新書）、『昭和問答』（共著、岩波新書）ほか。

Colabo攻撃－暴走するネット社会とミソジニー の商品スペック