食の欲望論-生存から快楽、そして情報へ(食の文化フォーラム) [単行本]
    • 食の欲望論-生存から快楽、そして情報へ(食の文化フォーラム) [単行本]

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食の欲望論-生存から快楽、そして情報へ(食の文化フォーラム) [単行本]



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出版社:平凡社
販売開始日: 2026/02/25
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食の欲望論-生存から快楽、そして情報へ(食の文化フォーラム) の 商品概要

  • 目次

    [巻頭言]
    現代社会における食欲とは 身体と社会とのあいだで(野林厚志)

    [序 章]
    食の欲望論 生理的欲求と文化的欲望の交錯(小林哲)
    現代における「食」の逸脱現象/欲求と欲望の二分法に対する再考/豊かな食を目指して――私たちは食に何を求めるのか/本書の構成

    [第Ⅰ部]食の欲望の人類史
    第1章 なぜそれを食べるのか 人類の食の進化(上野吉一)
    はじめに/哺乳類の食性の進化/霊長類の食の進化/人類の食の進化/人類の食の未来

    第2章 飲食の欲望とつながりの人類史(池谷和信)
    はじめに――飲食の欲望を探る/地球の多様な食材と人々の欲望/肉の独占と食べ物の貯蔵――平等社会の維持と変容/飲酒への欲求とそれにかかわる暴力/食の欲望は、いつから生まれて増大したのか

    第3章 エチオピア農耕民デラシャの欲望を実現させた主食の酒「パルショータ」(砂野唯)
    酒を主食にするデラシャについて/主食となる緑色の濁酒パルショータ/パルショータの造り方/主食の条件とパルショータ/パルショータの独特の香り、風味の由来/パルショータへの他民族の評価/多様なパルショータ/まとめ

    座談会 食の欲望論から見た共食のゆくえ(上野吉一・池谷和信・原田信男・小林哲〈コーディネーター〉)

    [第Ⅱ部]なぜ人は〈食べ過ぎる〉あるいは〈食べることを拒否する〉のか
    第4章 病みつきのメカニズム 油脂のおいしさは脳の興奮か(伏木亨)
    油脂の口腔内受容機構/油脂に対する嗜好性のメカニズム――強化効果の脳内発生機序

    第5章 食の欲望とその制御 薬物依存との対比から(廣中直行)
    はじめに/接近――欲望の源泉:恒常性維持を越えて/記憶――欲望の対象を決めるもの/認知――「あり得べき自分の姿」を求めて/改めて欲望を考える――「わたし」は「わたし」の主人公か?/まとめ

    第6章 拒食と過食の人類学 ヒポクラテスの養生法を手がかりに(浮ヶ谷幸代)
    はじめに/原因論から回復論へ/回復のプロセス/生を養う/食養生と環境――養生法から「人新世」へ/おわりに

    [第Ⅲ部]食の欲望はどこへ向かうのか
    第7章 ヘルシーフードの一五〇年 〈健康欲〉は日本の食をどう変えてきたのか(畑中三応子)
    肉食対菜食、どちらが体によいのかの攻防/不老長寿と若返りへの尽きせぬ渇望/減食・ダイエット・断食

    第8章 フードテックがもたらす食の欲望の未来 文化生態学的視座、そして歴史的省察からの再構築(亀岡孝治)
    食の欲望、技術、そして忘却された時空間の狭間で/食文化を読み解く視座――食の欲望、文化資本、そして文化生態学/フードテックによる食文化生態系の変容と「食の欲望」の新たな局面/持続可能で公正な食文化の再構築に向けた未来への展望/「歴史との和解」、「未来との共創」を考える、新たな食の地平へ

    第9章 宇宙環境における食の欲望 宇宙食と宇宙飛行士(中沢孝)
    宇宙食とは/宇宙での食事の歴史と将来/宇宙食と似た地上の食事/宇宙日本食とは/宇宙飛行士から見た宇宙食/宇宙食の条件/宇宙環境における食の欲望について/宇宙食の現状と未来

    第10章 「映え」(≒茶)は食欲を否定(抑制)し、同時に肯定(拡張)する。(藤本憲一)
    食欲vsマンジャロ/「インスタ映え」以前に、食前撮影行為あり/求心主義は、常識と科学の「重ね描き」/「インスタ映え」の遠心化(舌⇔背景一体化)モデル/「離れ」と「映え」は通底している?/「離れ」と「映え」の遠心主義は、利休らの茶の美学革命から/ハンガー・マネジメントとしての「映え」(≒茶)

    [総括]
    欲望の「0(ゼロ)地点」を追い求める(藤本憲一)
    三大欲求の中の「食欲」/食欲へ、さまざまなアプローチ/丸山の「欲求」「欲望」「欲動」概念/國分の「浪費(蕩尽)」「消費」概念/丸山/國分説と、「映え」の両義性/「映え」と「茶」の遠心性美学/「映え」と「立ち現われ」説/「米好き」「米離れ」の「パラダイム・シフト」/欲求メカニズムの「0地点」

    あとがき(小林哲)
    執筆者紹介
  • 出版社からのコメント

    食への欲望とは何か。生理的欲求と文化的要請の複雑な関係性を、人類史から現代社会まで多角的に分析し考察した意欲的な一冊。
  • 内容紹介

    「食への欲望」とは何か。
    哺乳類や霊長類における食性の進化から、アフリカ狩猟採集民の肉への渇望、エチオピア農耕民が酒を主食とする独自の食習慣、そして脳科学が明らかにする「病みつき」のメカニズムまで。本書は、人類学・心理学・食品科学・歴史学といった多角的な視点から、食の欲望の起源とその変容を考察する。さらに、健康志向やフードテック、宇宙食、SNSの「映え」文化など、現代から未来へと広がる食のかたちにも目を向ける。
    生存のための「欲求」は、いかにして快楽や情報への「欲望」へと変容したのか。
    「食の欲望」をテーマに、人間と食の複雑な関係に迫った2024年度〈食の文化フォーラム〉の記録本。


    【目次】
    [巻頭言]
    現代社会における食欲とは 身体と社会とのあいだで(野林厚志)

    [序 章]
    食の欲望論 生理的欲求と文化的欲望の交錯(小林哲)

    [第1部]食の欲望の人類史
    第1章 なぜそれを食べるのか 人類の食の進化(上野吉一)

    第2章 飲食の欲望とつながりの人類史(池谷和信)

    第3章 エチオピア農耕民デラシャの欲望を実現させた主食の酒「パルショータ」(砂野唯)

    座談会 食の欲望論から見た共食のゆくえ(上野吉一・池谷和信・原田信男・小林哲〈コーディネーター〉)

    [第2部]なぜ人は〈食べ過ぎる〉あるいは〈食べることを拒否する〉のか
    第4章 病みつきのメカニズム 油脂のおいしさは脳の興奮か(伏木亨)

    第5章 食の欲望とその制御 薬物依存との対比から(廣中直行)

    第6章 拒食と過食の人類学 ヒポクラテスの養生法を手がかりに(浮ヶ谷幸代)

    [第3部]食の欲望はどこへ向かうのか
    第7章 ヘルシーフードの一五〇年 〈健康欲〉は日本の食をどう変えてきたのか(畑中三応子)

    第8章 フードテックがもたらす食の欲望の未来 文化生態学的視座、そして歴史的省察からの再構築(亀岡孝治)

    第9章 宇宙環境における食の欲望 宇宙食と宇宙飛行士(中沢孝)

    第10章 「映え」(≒茶)は食欲を否定(抑制)し、同時に肯定(拡張)する。(藤本憲一)

    [総括]
    欲望の「0(ゼロ)地点」を追い求める(藤本憲一)

    あとがき(小林哲)
    執筆者紹介

食の欲望論-生存から快楽、そして情報へ(食の文化フォーラム) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:小林哲(編)/藤本憲一(編)/公益財団法人味の素食の文化センター(編)
発行年月日:2026/02
ISBN-10:4582839967
ISBN-13:9784582839968
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:288ページ
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