子どもの理屈からはじめる特別支援教育 [単行本]
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子どもの理屈からはじめる特別支援教育 [単行本]

赤木 和重(著・文・その他・編集)


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出版社:北大路書房
販売開始日: 2026/03/05
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子どもの理屈からはじめる特別支援教育 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    序章 「子どもの理屈からはじめる」とは?
     第1節 障害とは
    1 障害の種類
    2 障害の構造
     (1)ICIDH(国際障害分類) (2)ICF(国際生活機能分類)による障害モデル
    3 障害特性
    4 障害のある子どもを支える特別支援教育の制度
     第2節 子どもの理屈をとらえる
      1 「カンニング」をする小学校1年生の子ども
      2 「理屈」という用語を採用する理由
      3 「子どもの声」との違い
      4 障害の知識を学ぶことと,子どもの理屈を想像することとの関係

    第1章 ASDのある子どもの理屈
     第1節 ASDの障害説明
      1 ASDの定義
    (1) 医学的定義 (2)教育的定義 (3)アセスメント
      2 基礎知識
    (1) 原因 (2)有病率 (3)歴史(診断基準の変遷) (4)併存障害 (5)ニューロダイバーシティー運動(NL運動)
      3 障害特性
       (1)中核症状:社会的コミュニケーション及び対人的反応について (2)中核症状:反復的,限定的な行動,興味または活動について (3)その他の問題 (4)ASDの問題を説明する様々な理論
     第2節 ASD児の理屈から考える
      1 物はとても安心できる友達
      2 理解してもらいにくいけれど,お母さん大好き
      3 人の顔を区別するのが難しい
      4 何を言われているのか,わからないことがある
      5 楽しい,コミュニケーションをとりたいという気持ちから出る言葉もある
      6 気持ちを落ち着かせたい
      7 突然変更されると衝撃なんだよ
    第3節 ASD児の理屈を大事にしたかかわり
     1 理屈を大事にしたかかわり
    (1) 行動の背景を考慮する/「欠如」ではなく,非定型であると解釈する (2)好み・関心を認め,育てる (3)好み・関心に共感する/コミュニケーション意欲を育てる/「人っていいな」「人とかかわるっていいな」という経験を積み重ねる (3)他者を頼る,要求を伝える機会を作る (4)状況をわかりやすく伝える,見通しをもつ援助をする (5)「できる」ことより「やりたくなる」ことを重視する (6)感覚の問題への対応
      2 ASDの子どもを対象とした支援技法と留意点
      3 保護者支援

    子どもの愛おしいところを語る1 自閉症のある子ども――まーくんの素敵なところ

    第2章 ADHDのある子どもの理屈
     第1節 ADHDの障害説明
    1 定義と診断
     (1)教育的定義と医学的定義 (2)診断の流れ 
    2 基礎知識
     (1)歴 史 (2)原 因 (3)出現率 (4) 二次障害 
    3 障害特性
     (1)実行機能障害 (2)遅延嫌悪障害 (3)時間処理障害 (4)諦 め
     第2節 子どもの理屈から考える
    1 ぼく,その答えわかった!
    2 また遅れてしまった,どうしよう……
    3 どうせ,やってもできない……
     第3節 子どもの理屈を大事にしたかかわり
    1 行動の背景を障害特性から理解する
    2 子どもの意欲を大切にする
    3 子どもと一緒に考える

    Topic1 通級による指導
    Topic2 自立活動

    第3章 学習障害のある子どもの理屈
     第1節 学習障害の説明
    1 学習障害の定義
     (1)障害の定義 (2)学習障害の診断 
    2 学習障害の基礎知識
     (1)原 因 (2)歴 史 (3)出現率 
    3 学習障害の障害特性
     (1)読むことや書くことの困難 (2)算数の困難 
     第2節 子どもの理屈から考える
    1 一生懸命やっているのに,誰も認めてくれない…
    2 できないんじゃなくて,やらないだけ!?
    3 中学の授業にちゃんとついていけるかな…
     第3節 子どもの理屈を大事にしたかかわり
    1 代替手段を使いこなして通常の学級での学習に集中する
    2 通級による指導で苦手分野に取り組む
    3 ハイステイクスな試験で配慮を要請する

    子どもの愛おしいところを語る2 発達障害のある子ども――連日教室を飛び出す太郎君のかわいいところ

    第4章 知的障害のある子どもの理屈
     第1節 知的障害の説明
    1 知的障害の定義
    2 知的障害の基礎知識
     (1)有病率と障害児者数の推移 (2)知的障害の原因 (3)歴 史 
    3 知的障害児者の特性について
     (1)高次精神機能と知的障害 (2)「社会・心・脳」のつながりを結ぶ言語と知的障害の関係 
     第2節 子どもの理屈から考える
      1 子どもが身体で理屈をこねるとき
      2 首を横に振ることとうなずく(首を縦に振る)こと
      3 目は口ほどにものをいう
    第3節 子どもの理屈を大事にしたかかわり
      1 大人の理屈でできている外界を大人が認識するということ
      2 子どもの理屈に大人はどう付き合うのか

    Topic2 個別の指導計画

    第5章 肢体不自由のある子どもの理屈
     第1節 肢体不自由の説明
      1 肢体不自由の定義と概要
      2 肢体不自由の基礎知識
       (1)分 類 (2)原因と出現率 (3)歴 史 
      3 肢体不自由の障害特性――脳性まひ
       (1)脳性まひについて (2)脳性まひの心理特性 
      4 肢体不自由の障害特性――重度・重複障害
       (1)重度・重複障害について (2)身体・生理的側面からの特性 (3)心理特性
    第2節 子どもの理屈から考える
      1 なに? わからない……だから興味も出ない
      2 やりたい! でも,痛い! どうしたらいいの?
      3 集中したいけど,気になるんだ!
    4 不快だよ! わかってよ!
     第3節 子どもの理屈を大事にしたかかわり
      1 しんどさに共感する
      2 思い(要求)を受け止め,『できる』経験を重ねていく

    子どもの愛おしいところを語る3 肢体不自由のある子ども――ひー君に教えてもらったこと

    第6章 聴覚障害のある子どもの理屈
     第1節 聴覚障害の説明
      1 聴覚障害とは
       (1)伝音難聴と感音難聴 (2)聞こえの程度 (3)聴覚障害とその区分
      2 聴覚障害の基礎知識
       (1)数と原因 (2)歴 史 (3)言語とコミュニケーション方法 (4)補聴用具
      3 聴覚障害の障害特性
       (1)言語習得 (2)認知面の課題 (3)社会情緒の課題 
     第2節 子どもの理屈から考える
      1 人に頼らず自分で頑張るしかない
      2 ほとんど全部わからないんだけど
      3 わたしはひとり
      4 あれ? 勉強についていけない
     第3節 子どもの理屈を大事にしたかかわり
      1 早期からの教育的介入とコミュニティの確保
      2 適切な言語入力と思考機会の確保
      3 本人の意向を尊重する

    Topic3 特別支援教育コーディネーター

    第7章 視覚障害のある子どもの理屈
     第1節 障害の説明
      1 視覚障害の定義
       (1)視覚障害の概要 (2)国際的な視覚障害の定義 (3)日本における視覚障害の定義
      2 視覚障害の基礎知識
       (1)視覚障害になる原因 (2)視覚障害児者の人口と原因疾患 (3)視覚障害児教育の歴史
      3 障害の特性
       (1)活動制限と参加制約 (2)多様な個別性 (3)真逆の活動制限
     第2節 子どもの理屈から考える
      1 同じ運動になっていないということが,自分ではわからない(エピソード1)
      2 壁との距離や障害物の存在を感じることができる(エピソード2)
      3 地面の枯葉が,枝に生えていた葉と同じとは思えない(エピソード3)
      4 西を向いて進んでいるのに,なぜ東口?(エピソード4)
      5 はやく歩けと言われたから足の動きをはやめたけれど……(エピソード5)
      6 右側の扉が開くと言ったのに,自分の右側ではない場所が開いている(エピソード6)
    第3節 子どもの理屈を大事にしたかかわり
      1 基礎的能力
      2 教材の考え方
      3 指導目的と目標の設定と組み立て方

    子どもの愛おしいところを語る4 視覚障害のある子ども――あきちゃんのかわいいところ

    第8章 病弱児の理屈
     第1節 障害の説明
      1 病弱・身体虚弱の定義
      2 子どもの病気の分類
      3 病弱教育の歴史
      4 病弱児の学びの場
     第2節 子どもの理屈から考える
      1 病気および病気からくる生活に対するネガティブな心理的態度
      2 家族を中心とした他者への配慮
      3 未来への不安
    4 トータルペイン
     第3節 子どもの理屈を大事にしたかかわり
      1 不安を理解し,安心感につなげる
      2 楽しい授業を通して,希望をつむぐ

    Topic4 特別な教育的ニーズ

    第9章 障害のある子どもを育てる親の理屈
    第1節 障害のある子を育てる保護者
     1 障害のある子どもとの生活
      (1)親に求められるもの (2)育児する母親が抱える負担 (3)社会的なサポート
     2 障害のある子を育てる親の心理
      (1)母親の障害受容 (2)父親の心理 (3)日々のケアがもたらす心理
     第2節 親の理屈から考える
      1 他の子と比べちゃいけない――多様性を大切にするゆえの悩み
      2 障害か/個性か――判断を迫られる親
      3 わが子とのあいだにある隔たり
    第3節 親の理屈を大事にしたかかわり
      1 傷つきを理解する
      2 「親はこうあるべき」を手放す
      3 一緒に暮らすことの価値を尊重する

    子どもの愛おしいところを語る5 障害のある子どもの保護者――花ちゃんの愛おしいところ

    第10章 障害のある子どもにかかわる教師の理屈
    第1節 専門的な概念と教師
     1 特別支援教育の専門性
     2 教師の「まなざし」とは
    第2節 教師のかかわり方の問題
     1 善意の利他的なかかわり,温情主義的なかかわり
     2 父性主義的なかかわり
    第3節 教師の理屈の落とし穴にはまらないために
  • 出版社からのコメント

    障害特性の理解だけでなく,子どもたちの理屈(その子なりの理由)から考える、これまでになかった特別支援教育のテキスト。
  • 内容紹介

    多くの特別支援教育のテキストは,障害特性の列挙に終始していなかっただろうか。本書では,障害特性の理解だけではなく,そうせざるを得なかった理屈(その子なりの理由)から教育の在り方を考える。コアカリ「特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒に対する理解」に対応した,子どもの本質的な理解に迫るテキスト。

子どもの理屈からはじめる特別支援教育 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房
著者名:赤木 和重(著・文・その他・編集)
発行年月日:2026/03/05
ISBN-13:9784762833151
判型:A5
発売社名:北大路書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:208ページ
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