台湾海峡一九四九(白水Uブックス―人文知への扉) [新書]
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台湾海峡一九四九(白水Uブックス―人文知への扉) [新書]
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台湾海峡一九四九(白水Uブックス―人文知への扉) [新書]



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出版社:白水社
販売開始日: 2026/02/26
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台湾海峡一九四九(白水Uブックス―人文知への扉) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1949年、国共内戦に敗れた国民党政府軍と戦乱を逃れた民間人とが大挙して台湾へ押し寄せた。その数ざっと200万。一方、50年にわたる日本の統治期を経て、「外省人」という新たな勢力の大波にのみ込まれた台湾人(本省人)。互いに痛みを抱えながらこの島に暮らしてきた外省人と台湾人の「原点」を見つめ直す。本書は、あらがえない時代の流れのなか、限られた運命の選択肢に自らを賭し、必死で生き延びてきた人びとの姿を、当時の日記や史料をもとに丹念に描いた歴史ノンフィクションである。と同時に、これまで語られることのなかった“敗者たち”の声を真摯に汲み上げた記録文学でもある。
  • 目次

     Uブックス版への序文 光の可能性
     プロローグ 私たちを守ってきた街路樹
    第1章 手を離したきり二度と……──父と母の漂泊人生
     1 母、故郷との別れ/2 ちょっと雨宿りするだけ/3 流れ着いた埠頭で/4 母、五十年ぶりの帰郷/5 ダムに沈んだ故郷/6 汽車を追いかける女性/7 三十歳の父が広州に残した足跡/8 汽車を追いかける少年/9 いたって普通の一年/10 鍬を担いで、毛沢東の演説を聞きに/11 母がくれた作りかけの靴/12 十八歳の父が南京で受けた心の傷/13 老いた父が愛した芝居「四郎探母」
    第2章 弟よ、ここで袂を分かとう──少年たちの決断
     14 夏には帰ってくるから/15 端午の節句/16 別れ際、母についた噓/17 小さな駅での決断、兄と別れて南へ/18 疎開学生、志願兵になる/19 台湾なら肉が食える/20 この険峻な山を越えれば/21 ベトナム捕虜収容所での三年半/22 悪魔山に押し込められた難民たち/23 山険しく海深し
    第3章 私たちはこの縮図の上で大きくなった──名前に刻み込まれた歴史
     24 「台生」という名前/25 〝吉林〞までひと歩き/26 アメリカ兵がくれたチョコレート/27 小さな町で演じられた惨劇/28 六歳でも兵隊になれる
    第4章 軍服を脱げば善良な国民──包囲戦という日常
     29 レニングラード包囲戦/30 ソビエト軍による解放の陰で/31 長春無血解放/32 死んでも君を待つ/33 捕虜は恥か/34 お碗に落ちた戦友の肉片/35 弾よけになった民間人/36 北京から逃げる、上海から逃げる
    第5章 われわれは草鞋で行軍した──一九四五年、台湾人が出迎えた祖国軍
     37 八月十一日、上海の朝/38 九月二日、ミズーリ号上空は晴れて/39 八月十五日、上海の夜景がよみがえる/40 九月二十日、中秋の名月と揚陸艦LST-847/41 「日本人じゃありません」/42 LST-847が運んだもの/43 九月十六日、国民党軍第七〇軍、寧波へ/44 十月十七日、第七〇軍が来た/45 五十年ぶりの中国軍/46 台湾海峡の水葬/47 草鞋/48 歴史的瞬間だ、乗り遅れるな/49 線香を一本手向けて
    第6章 フォルモサの少年たち──捕虜収容所にいた台湾人日本兵
     50 歴史の奔流にのみ込まれた水滴がふた粒/51 高雄から戦地に向かって船が出る/52 死体から染み出た水をすすり/53 一九四二年、台湾の少年たちが歌う君が代/54 台湾人志願兵/55 捕虜収容所の台湾人監視員たち/56 トウモロコシ農場で出会った元米軍兵捕虜/57 自らの手は汚さずに/58 ビルが描いたサンダカンのスケッチ/59 監視兵が戦犯になり/60 「これは天が殺すんだ。私が殺すんじゃない」/61 日々是好日
    第7章 田村という日本兵──ニューギニアに残された日記、生き残った国民党軍兵士
     62 底辺の竹きれ/63 台湾人監視員が赤ちゃんにあげた卵/64 抗日の英雄たちのその後/65 上海からラバウルへ/66 墓標なき死者たち/67 地獄船に乗って/68 田村という若き日本兵/69 ニューギニアで食うこと、死ぬこと/70 十九歳の決断
    第8章 じくじくと痛む傷──一九四九年の後遺症
     71 二十カイリに四十年/72 モクマオウの木の下で/73 二人の男の子
     エピローグ 尋ね人
     あとがき 私の洞窟、私のろうそく/民国百年増訂版 序 わき出ずるもの/原注/訳注/謝辞
     訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    時代に翻弄され痛みを抱えながらこの島に暮らしてきた外省人と本省人。彼らの原点である1949年を見つめ直す歴史ノンフィクション
  • 内容紹介

    1949年、国共内戦に敗れた国民党政府軍と戦乱を逃れた民間人とが大挙して台湾へ押し寄せた。その数ざっと200万。一方、50年にわたる日本の統治期を経て、「外省人」という新たな勢力の大波にのみ込まれた台湾人(本省人)。互いに痛みを抱えながらこの小さな島に暮らしてきた外省人と台湾人の「原点」を見つめ直す。
    抗日戦終了後、休む間もなく国共内戦に投入され、最後は国民党軍の撤退とともに台湾へ逃れてきた軍人とその家族たち。南洋にあった日本軍の捕虜収容所で監視員を務め、戦後、戦犯として裁かれた台湾人。たまたま隣の島へ荷物を届けて、海域を封鎖された漁師――。
    あらがえない時代の流れのなか、限られた運命の選択肢に自らを賭し、必死で生き延びてきた人びとの姿を丹念に描いた記録文学の金字塔。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    龍 應台(リュウ オウタイ)
    作家、評論家。1952年、台湾高雄県生まれ。74年、成功大学外国語学部卒業。82年、カンザス州立大学で英米文学博士号取得。85年、『中国時報』紙上に掲載された評論が、戒厳令下の台湾社会で大きな反響を呼び、出版された『野火集』は台湾出版界空前のベストセラーとなった。その後も次々に話題作を発表。86~99年、スイスとドイツに滞在。99~2003年、台北市文化局初代局長。2005年7月、龍應台文化財団設立。新竹清華大学教授、香港大学教授を歴任。2012年2月、行政院文化建設委員会主任委員に就任。同年5月、文化省昇格により初代大臣

    天野 健太郎(アマノ ケンタロウ)
    台湾文学翻訳家。1971年、愛知県生まれ。京都府立大学文学部国中文専攻卒業。2000年より国立台湾師範大学国語中心、国立北京語言大学人文学院に留学。帰国後は中国語翻訳、会議通訳者として活動。また、聞文堂LLC代表として台湾書籍を日本に紹介してきた。2018年、47歳で死去
  • 著者について

    龍 應台 (リュウ オウタイ)
    作家、評論家。1952年、台湾高雄県生まれ。74年、成功大学外国語学部卒業。82年、カンザス州立大学で英米文学博士号取得。85年、『中国時報』紙上に掲載された評論が、戒厳令下の台湾社会で大きな反響を呼び、出版された『野火集』は台湾出版界空前のベストセラーとなった。その後も次々に話題作を発表。86~99年、スイスとドイツに滞在。99~2003年、台北市文化局初代局長。2005年7月、龍應台文化財団設立。新竹清華大学教授、香港大学教授を歴任。2012年2月、行政院文化建設委員会主任委員に就任。同年5月、文化省昇格により初代大臣。代表作に『野火集』『人在歐洲』『百年思索』『面對大海的時候』『請用文明來説服我』『孩子你慢慢來』『大武山下』『注視』のほか、邦訳書に『父を見送る』(白水社)がある。

    天野 健太郎 (アマノ ケンタロウ)
    台湾文学翻訳家。1971年、愛知県生まれ。京都府立大学文学部国中文専攻卒業。2000年より国立台湾師範大学国語中心、国立北京語言大学人文学院に留学。帰国後は中国語翻訳、会議通訳者として活動。また、聞文堂LLC代表として台湾書籍を日本に紹介してきた。翻訳書に龍應台『父を見送る』(白水社)、呉明益『歩道橋の魔術師』(河出書房新社)、猫夫人『店主は、猫』(共訳、WAVE出版)、ジミー・リャオ『星空』(トゥーヴァージンズ)、陳浩基『13・67』、呉明益『自転車泥棒』(以上、文藝春秋)ほか多数。2018年、47歳で死去。

台湾海峡一九四九(白水Uブックス―人文知への扉) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:龍 應台(著)/天野 健太郎(訳)
発行年月日:2026/03/10
ISBN-10:4560680043
ISBN-13:9784560680049
判型:B6
発売社名:白水社
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:472ページ
縦:18cm
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