子どもの消えゆく国で 「無子高齢化」と地域の子育て [単行本]
    • 子どもの消えゆく国で 「無子高齢化」と地域の子育て [単行本]

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子どもの消えゆく国で 「無子高齢化」と地域の子育て [単行本]
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子どもの消えゆく国で 「無子高齢化」と地域の子育て [単行本]



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出版社:岩波書店
販売開始日: 2026/02/28
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子どもの消えゆく国で 「無子高齢化」と地域の子育て の 商品概要

  • 目次

     はじめに 想定を超える少子化の中で

    第1章 子どもを産まない女性が世界一多い国
     1 無子女性と就職氷河期
      日本の女性が世界でいちばん子どもを産んでいない
      上がる日本の未婚率
      九割の女性が結婚を望んでいた
      子どもを望まないのではなく「望めない」
      氷河期世代――若者を犠牲にした社会は未来を失う
      打撃を受けたのは女性たち
      変化の狭間にいた氷河期世代
      女性間の格差が広がった
     2 急速に変化した日本女性のライフコース
      子どもを持ちたいが持てないだろう――予言の自己成就
      女性のライフコースの変化――アメリカの大卒女性
      短期間に急激に変化した日本社会
      無子比率は一九六〇年代生まれから上がり出していた
      なぜまだ子育てが苦しいままなのか――母の壁
      負担は女性だけに
      男性の育児休業
     3 OECD報告書から見える社会不安と少子化
      OECD諸国での少子化はどうなっているのか
      結婚・出産の「先延ばし」と楽観視
      ドイツ――政策を変えれば出生率が変わる
      何が少子化を促進させるのか――OECD報告書の分析と提案
      社会の将来が不安だと、若者は子どもを産まない
      子どもを持たず結婚もしないと予測する日本の若者

    第2章 人口が減ると起こること――進む東京一極集中と社会インフラの危機
      日本は老いた国
      生産年齢人口が半減する地方、吸い上げる東京
      南関東ばかりに人が住む
      都会は地方の実情を知らない
      鉄道は維持できるか
      人がいないと上下水道事業も成り立たない
      予想される水道料金の値上げ
      コメ不足が示したもの――減る農業従事者と農地
      誰が高齢者を支えるのか
      全就業者の四%を超える介護者が必要?
      医療ニーズも増える
      次世代が生まれなければセーフティネットも成り立たない

    第3章 人口減少の影響に気づかなかった日本社会
     1 難しかった「子育ての社会化」 香取照幸氏に聞く
      大きな社会的な支持が生んだ介護保険制度
      移り変わる子育てのニーズ、拡がらなかった社会の支援
      子育て支援策の財源論は後回しだった
      子育て支援に意味を見出せなくなっている
     2 常に小出しで細切れ 日本の子育て支援策の欠点
      子育て世代は日本社会のマイノリティ
      次世代が高齢者を支える社会構造
      初の包括的子育て支援策「エンゼルプラン」
      「失われた二〇年」の始まり
      チャンスを逃した二〇〇〇年代
      二〇一〇年代――団塊ジュニアが四〇代に
      そしてコロナが来た 結婚する人が激減
      「異次元の少子化対策」
      「若者支援」が弱い

    第4章 そして地域に何が起こっているのか
     1 函館市――観光客があふれる街での人口減少
      夫の転勤は働く女性の鬼門
      道南に二つだけの保育士養成校
      喫緊の課題は保育士不足
      函館が負けていると思っていたら、日本が負けていた
     2 秋田県三種町――手厚い子育て支援と就労の壁
      世田谷区の四つ分の広さにスーパーマーケットは三軒
      町で子育てする人を応援したい――大型子育て交流施設「みっしゅ」
     3 能代市――かつての木都は
      シャッター通りになりつつある中心街
      「寛容な故郷」に若者は戻る
     4 広島県――人口流出五年連続日本最多の県で
      人口ダム機能はどこに
      若者たちはどこにいくのか
      どうして広島を出るのか――広島の産業と学生の希望業界のずれ
      消えた製鉄所――変わる重厚長大産業
      広島の製造業の姿は日本の縮図
      風待ち・潮待ちの港町御手洗
      ひろしま子供の未来みんなで応援プラン
      迫りくる危機
     5 鹿児島県奄美市――若者を還らせる島育ちの誇り
      離島面積全国二位の奄美大島
      M字カーブのない奄美 働き続ける女性たち
      民間の自主事業を市が応援
      室内遊び場付きカフェ aruco
      増える移住者とUターン
      「しまっちゅ」への差別と誇り

    第5章 認定こども園・子育て支援施設が地域を変える
     1 青森県八戸市 学校法人鳳明学園・社会福祉法人みつは会
      地域と一体になる園づくり
      認定こども園「みどりのかぜエデュカーレ」
      認定こども園「高館幼稚園」――SLの走る芝生の園庭と工業団地の新設園
      八戸市の保育士事情――東京に取られる若い働き手
      地域交流の拠点「フォレストガーデン みんなの森オアゾ」
     2 福島県二本松市 学校法人まゆみ学園
      お寺の本堂で始まった幼児園
      親と保育園と地域の三者による共同養育
      多様な子どもを包摂するインクルーシブ保育
      いつでも誰でも好きな時に
     3 埼玉県久喜市 学校法人柿沼学園 認定こども園こどもむら
      つぶれそうな幼稚園だった
      子育てしやすい地域にしようとしたら
      地域の実家 「にじいろのおうち」
      小学生への支援も必要――必要な支援に気がついたら
      子育てのワンストップサービスを目指して

     おわりに 子どもと地域のために奮闘する人たちとの出会い
  • 出版社からのコメント

    世界で最も女性が子どもを産まない国日本。深刻化する人口減の中で子育てから地域を創造する青森、福島、埼玉の保育園の挑戦とは
  • 内容紹介

    二〇二四年ОECD報告書によれば世界で最も女性が子どもを産まない国は日本である。出生数は六八万となり、地方では若者が流出、税収減による上下水道などインフラ維持の困難、産業の担い手不足と、人口減の影響は深刻だ。その逆風の中で、子育てを中心に置いて地域を再生・創造する青森、福島、埼玉の保育園の挑戦を追う。
  • 著者について

    前田 正子 (マエダ マサコ)
    前田正子(まえだ・まさこ)
    甲南大学教授,こども家庭庁審議会委員.社会保障・保育政策.早稲田大学教育学部卒業.公財松下政経塾をへてノースウエスタン大学MBA取得.慶應義塾大学大学院商学博士.横浜市副市長等をへて現職.
    主な著作に『保育園問題――待機児童、保育士不足、建設反対運動』(中公新書),『大卒無業女性の憂鬱――彼女たちの働かない・働けない理由』(新泉社),『保育園は、いま――みんなで子育て』『福祉がいまできること――横浜市副市長の経験から』『無子高齢化――出生数ゼロの恐怖』『母の壁――子育てを追いつめる重荷の正体』(共著,以上,岩波書店)など.

子どもの消えゆく国で 「無子高齢化」と地域の子育て の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:前田 正子(著)
発行年月日:2026/02
ISBN-10:4000617443
ISBN-13:9784000617444
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:202ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:246g
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