フェミニズム(岩波新書<新赤版 2098>) [新書]
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フェミニズム(岩波新書<新赤版 2098>) [新書]

江原 由美子(著・文・その他)


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出版社:岩波書店
販売開始日: 2026/02/25
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フェミニズム(岩波新書<新赤版 2098>) [新書] の 商品概要

  • 目次

    序 章 フェミニズムをどう見るか
      フェミニズムはわかりにくい?
      「女性である」ことは何を意味するのか
      広い視点・長期的視点でフェミニズムを見る
      近代社会に対する根本的問いかけとしてのフェミニズム

    第1章 近代社会と女性――近代フェミニズムの問題域
     1 フェミニズムの歴史の捉え方
      フェミニズムは、いつ、どこで生まれた?
      人間は誰もが平等、しかし男女は平等ではない?
     2 近代は女性を解放したか
      前近代ヨーロッパとジェンダー秩序
      啓蒙思想のインパクト
      ジェンダー視点の欠落した歴史観
     3 啓蒙主義とフェミニズムの誕生
      声をあげた女性たち
      リベラリズムとフェミニズム
      女性の権利はいかに否定されたか
      公私二元論
      「科学」が果たした役割
      フェミニズムは男性憎悪?

    第2章 市民革命と女性
     1 一九世紀前半の西欧社会とフェミニズム
      沈静化
      フランスとドイツの一九世紀
      社会変動に注目する
     2 市民権と徴兵制
      「我々の危機」に動員される
      軍隊への参加による序列化
     3 軍事化された男性性
      「国民の使命」
      武器をとる「男らしさ」
      戦わない男性は「女のようだ」
     4 産業革命と性役割分担
      産業革命がもたらしたもの
      女性の職業参加
      世話し、扶養される存在
     5 一九世紀における女性の働き方
      女性の「居場所」はどこ?
      女性はどこで働いていた?
     6 ヨーロッパの女性運動の展開へ

    第3章 女性参政権――イギリスとアメリカ
     1 イギリス近代社会とジェンダー
      身分制が残存したイギリス
      「男らしさ」の地位
     2 慈善活動から女性参政権運動へ
      「生まれと結婚」に左右される
      慈善活動から始まる
      なぜ「他者のため」なのか
      踏み出した第一歩
     3 サフラジェット
      パンとバラを求めて
      実力闘争への転換
      第一次世界大戦
     4 奴隷制度廃止運動から「女性の権利」へ
      女性参政権運動と奴隷制度廃止運動
      セネカフォールズ会議
      運動の分裂
     5 女性労働運動と第一次世界大戦
      アメリカの労働運動
      戦争協力と女性参政権の実現

    第4章 社会主義とフェミニズム
      産業化の波と社会主義の広がり
     1 初期社会主義思想とフェミニズム
     2 マルクス主義の誕生
      マルクスと女性解放
      エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』
      女性参政権運動は労働者階級に敵対する?
     3 ドイツの社会主義運動と女性社会主義者
     4 ロシア革命と女性政策
      世界初の社会主義国家
      ソヴィエト連邦の男女平等政策
     5 第一波フェミニズムとはなんだったのか
      「公的領域」への参加
      第一波を引き継ぎ、その先へ

    第5章 二つの世界大戦と戦間期における女性
      総力戦体制と女性
     1 英米における女性参政権の成立
      イギリス初の女性議員
      アメリカ初の女性議員
     2 女性参政権成立後の市民社会と女性
      女性参政権さえ成立すれば?
      むしろ補強された性役割分担
      自立への道
     3 第二次世界大戦と女性動員
      最大規模の戦争
      連合国での女性動員
      同盟国での女性動員
     4 第二次世界大戦の終結と戦後社会

    第6章 日本のジェンダー秩序とフェミニズム
     1 近世以前の日本のジェンダー秩序
      高かった女性の社会的地位
      平安の女性たち
      中世の女性たち
     2 日本近世のジェンダー秩序
      「イエ」制度と大奥
      『女大学』は何を説いていたのか
     3 明治期から第二次世界大戦終結までのジェンダー秩序
      日本の近代化と新たな緊張
      ジェンダーの転換
      明治政府の女性政策
      日本の第一波フェミニズム
     4 戦後社会と女性参政権の実現
      「婦人の解放」
      「上からの解放」の課題

    第7章 第二波フェミニズム――第二次世界大戦後の社会
      戦後のスタート
      再び「家庭」の中へ
     1 「アメリカ的生活様式」と「女らしさの神話」
      憧れの的だった「アメリカ的生活様式」
      中産階級の理想と専業主婦
      社会規範と現実の齟齬
      第二波を準備したもの
     2 第二波フェミニズムの誕生――NOWとラディカル・フェミニズム
      フリーダン『女らしさの神話』とリベラル・フェミニズム
      「自由のためのゴミ箱」とラディカル・フェミニズム
      第二波フェミニズム
     3 第二波フェミニズムの波及――アメリカからヨーロッパや日本へ
      社会主義の影響を受けたイギリス
      ボーヴォワール『第二の性』
      ウーマン・リブ
     4 フェミニズムの諸理論
      学術・出版という展開
      「私的領域」における男女の支配関係
      ラディカル・フェミニズム
      個人的なことは政治的
      マルクス主義フェミニズム
      家事労働をめぐって
      資本制と家父長制
      ポストモダン・フェミニズム

    第8章 現代社会とフェミニズム
      ネオリベラリズム
      バックラッシュ
     1 国連におけるジェンダー平等施策の展開
     2 女性の労働参加
     3 「性と生殖に関する権利」をめぐって
      リプロダクティブ・ヘルス
      ライツ
      「私的領域」での暴力に抗う
     4 ネオリベラリズムとバックラッシュ
      反対されたERA
      フェミニズムに反対する女性たち
      人工妊娠中絶をめぐって
      強調される「家族の価値の尊重」
      ジェンダー・フリー・バッシング
     5 消費文化とポストフェミニズム
      フェミニズムからの批判を恐れる女性たち
      ポストフェミニズム
     6 新しいフェミニズムの動き
      冷戦終結後の激動の中で
      第三波・第四波フェミニズム
      右翼ポピュリズムの台頭

    第9章 フェミニズムは近代社会で何をしてきたのか
      「近代社会」からフェミニズムを見る
     1 フェミニズムの歴史を振り返る
      「女性は人間である」けれども「女性は人間ではない」
      「公的領域」をめざした第一波
     2 固定的な性役割分担とジェンダー
      社会の前提となった固定的なジェンダー
      「私的領域」を問う第二波へ
     3 理性以外の特質は「人間的特質」ではないのか
      女性は理性がない?
      フェミニズムは遅れてきた近代主義?
      「理性」ではない「女性の価値」?
      「人間である」か「女性である」か
     4 家族、性と生殖、セクシュアリティ
      男性は免除された家庭内役割
      公
      私の思想史
      支配―被支配的関係が維持されるべき場?
      正義を定義しなおす
      フェミニズムが「公的領域」に組み込んだ問題
     5 現代社会におけるフェミニズム
      政治問題化する家族・性・生殖
      問題が解決しないまま
     6 これからのフェミニズム
      問題を放置してきた公私二元論
      使い方を見直す
      これまでとは別の、複雑な解決方法
      分断ではなく、新しい連帯へ

     参考文献
     あとがき
  • 出版社からのコメント

    フェミニズムとはいったい何なのか。どのように生まれ、何を主張してきたのか。第一人者がわかりやすく語りかける。
  • 内容紹介

    「女性である」という「普通」のことに差別や抑圧を見出すという「常識外れ」な主張は、どのように生まれ、いかなる変革を成し遂げてきたのか。共感と反感の嵐にさらされながら多様な展開を生んでいる思想・運動。そのあゆみを長期的な視点から振り返り、フェミニズムとはいったい何なのか、わかりやすく語りかける。
  • 著者について

    江原 由美子 (エハラ ユミコ)
    江原由美子(えはら・ゆみこ)
    1952年横浜生まれ.東京大学大学院社会学研究科博士課程中退,博士(社会学)
    現在─東京都立大学名誉教授
    主著─『ジェンダー秩序 新装版』(勁草書房)
       『増補 女性解放という思想』(ちくま学芸文庫)
       『持続するフェミニズムのために』(有斐閣)
       『自己決定権とジェンダー』(岩波書店)
       『ジェンダーの社会学入門』(共著,岩波書店)など

フェミニズム(岩波新書<新赤版 2098>) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:江原 由美子(著・文・その他)
発行年月日:2026/02/25
ISBN-13:9784004320982
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:286ページ
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