ペンギン村に陽は落ちて/その他の短篇(講談社文芸文庫) [文庫]
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ペンギン村に陽は落ちて/その他の短篇(講談社文芸文庫) [文庫]

高橋 源一郎(著・文・その他)


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出版社:講談社
販売開始日: 2026/02/12
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ペンギン村に陽は落ちて/その他の短篇(講談社文芸文庫) の 商品概要

  • 目次

    ペンギン村に陽は落ちて
     序文
     ペンギン村に陽は落ちて――前編
     愛と哀しみのサザエさん
     いつか同時代カンガルーになる日まで
     キン肉マン対ケンシロウ――愛は永遠に
     連続テレビ小説ドラえもん
     ペンギン村に陽は落ちて――後編
      文庫版あとがき

    その他の短篇
     愛のスタジアム
     ヒズ・ファーザーズ・ヴォイス
     「正義の味方」超人マン
     「善人」アロンソ・キハーノの遺言
     主婦仮面vsキャット・ウーマン
     二人友達が来て三時半まで飲んでしゃべっていった
     ゴジラ

     解説
     年譜
     著書目録
  • 出版社からのコメント

    アトム、サザエさん、北島マヤ、キン肉マン、ケンシロウ、ドラえもん。人気キャラたちの本質を抉る異色作品集+傑作短篇7篇を収録。
  • 内容紹介

    異色短篇集『ペンギン村に陽は落ちて』は、小説家の父が小学生の息子に宿題として課された「しょうせつ」の書き方を尋ねられるところから始まる「序文」を冒頭に置く。
    その問答を経て、息子は自分の「しょうせつ」でなければ書く意味がないと考えていることがわかり、自分の「しょうせつ」とは自分の好きなテレビの画面に映っていることを書くことなのではないかという考えに至る。そして父子はひたすらテレビに見入ることになる。
    結局、息子はいくつものアニメ番組の断片的な感想しか書くことができなかったが、代わりに父親が画面を見ながら自動筆記的に記した文章を息子に渡す。それが『ペンギン村に陽は落ちて』に収められた各篇だという体裁であり、小説家の父親というフィルターを通してアニメが小説に変換される。
    「ペンギン村に陽は落ちて」は『Dr.スランプ』の人型ロボット「アラレ」を『鉄腕アトム』のアトムに置き換え、科学の発展と人間の夢の関係を問う。
    「愛と哀しみのサザエさん」ではまだ若い人妻のサザエさんがウルトラマンファミリーの入所する介護施設の職員となり、老いと性愛の問題を考えさせる……といった具合に、1970年代~80年代に人気を博しアニメ化された漫画作品のキャラクターたちの裏に潜んでいる設定を思わぬ方向に発展させることで、小説の登場人物にリサイクルしている。
    そして、どの作品も人気漫画の持つテンポの良さと無責任なまでの破天荒さを湛えながら、奇妙な苦みをうっすらまとう、軽薄そうな外見と裏腹に奥行きを感じさせる深みと渋みを備えてもいる。
    「その他の短篇」は1987年から2000年に文芸誌に発表された7篇の短篇小説。
    「日本野球」「言葉」「正義」「ドン・キホーテ」「日本文学」「ゴジラ」など、作家高橋源一郎にとって重要なモチーフたちと本気で戯れた成果である。
    本書に収められた14篇の短篇小説は著者と通念としての文学との格闘の成果であり、現在も色褪せず輝きを放つものである。
  • 著者について

    高橋 源一郎 (タカハシ ゲンイチロウ)
    高橋源一郎(1951・1・1~)小説家、文芸評論家。広島県生まれ。灘中高校時代、詩・演劇に興味をもつ。横浜国立大学経済学部在学中、学生運動で逮捕され拘置所を体験。以後10年、肉体労働に従事。1981年、『さようなら、ギャングたち』が群像新人長篇小説賞優秀作に選ばれデビュー。吉本隆明に絶賛される。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で三島由紀夫賞、2002年、『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞、12年、『さよならクリストファー・ロビン』で谷崎潤一郎賞を受賞。24年、久々の大長篇小説『DJヒロヒト』を刊行し話題となった。自身の小説執筆に際しては、表面的な小説らしさにとらわれず、言語表現の最前線において格闘しつづける一方、雑誌、新聞、ラジオ、テレビ等のメディアにおいて親しみやすい語り口で多数の読者予備軍に向けて文学のおもしろさを伝えることに努力を惜しまない。デビュー後45年に迫る今なお、文学の前衛としてチャレンジをつづける作家である。

ペンギン村に陽は落ちて/その他の短篇(講談社文芸文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:高橋 源一郎(著・文・その他)
発行年月日:2026/02/12
ISBN-13:9784065423707
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:400ページ
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