風土建築をつくる旅-自然・人・技術をめぐるフィールドワークと実践 [単行本]
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風土建築をつくる旅-自然・人・技術をめぐるフィールドワークと実践 [単行本]

小林 広英(著・文・その他)


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出版社:学芸出版社
販売開始日: 2026/03/21
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風土建築をつくる旅-自然・人・技術をめぐるフィールドワークと実践 の 商品概要

  • 目次

    1章 風土建築を伝統構法で再建する
    1 30数年ぶりに建ち上がった伝統集会施設の行末
    ──ベトナム・ホンハ社/ベトナム山間部の伝統集会施設グゥール
    ・長老ナムさんの“拒否反応”から始まったグゥール再建
    ・異なる民族が共存する、ホンハ社ならではの形態を探る
    ・素材を森林から調達し、適材適所に使い分ける
    ・長老から若者へと伝承される、経験的建設技術
    ・設計図は、長老衆の体に記憶されていた
    ・伝統と現代との間で揺れ動く集落住民

    2 伝統住居はサイクロン災害を乗り切れるか
    ──フィジー・CATD/フィジーの伝統住居ブレ
    ・自力建設のマニュアルをつくりたい─ボラさんの思い
    ・この村では漁師が伝統建築をつくる
    ・海と山で使い分ける材料、変わる形
    ・ユニークな装飾バランバランとマキタ
    ・ザウタタ村にもあった身体尺
    ・サイクロン災害に、伝統技術を用いる挑戦は続く

    3 高床住居を再建し、観光振興を目論む人々
    ──タイ・タップラー村/モクレン族の伝統住居オーマック
    ・インド洋津波災害で変わった、海洋少数民族の暮らし
    ・集落長老サさんと伝統住居の模型を組み立てる
    ・真夜中に始まる儀式、魔法のような加工技術
    ・やはりタップラー村にもあった身体尺
    ・観光振興に伝統住居を利用する住民と、その顛末

    4 伝統集会施設 vs 擬似伝統集会施設
    ──ベトナム・アカ集落ベトナム山間部の伝統集会施設グゥール
    ・増えていくコンクリート製の集会施設
    ・調査で訪れるたびに朽ちていく伝統集会施設
    ・5年がかりで困難を乗り越え、住民全員で再建に取り組む
    ・多彩な身体尺の設計技法を披露する長老の息子
    ・伝統集会施設の継承にベトナムの大学と行政が取り組む

    考察1 | 風土建築を成立させる3つの地域資源

    2章 風土建築をフィールドワークする
    5 半乾燥地域に生きる、泥の建築文化とその変容
    ──ブルキナファソ・ラングェロ集落/農耕民カッセーナの伝統住居
    ・西アフリカ半乾燥地帯の泥建築と草建築
    ・カッセーナの集落での盛大な歓迎式?
    ・50年で進んだ伝統的な集落構成の変容と崩壊
    ・社会適応で増えるトタン建築、環境適応できるのは泥建築
    ・泥建築に見る身体尺の適用法
    ・現代の生活と乖離した伝統住居のあり方

    6 100棟もの伝統住居が徐々に失われていく集落
    ──フィジー・ナバラ村/フィジーの伝統住居ブレ
    ・集落が幸せになるためのチーフの教え
    ・ブレに暮らし、生きた伝統を守り継ぐナバラ村の人々
    ・伝統住居ブレをめぐる、若者たちの葛藤
    ・サイクロン災害を契機とする伝統住居の減少と集落の未来

    7 築100年の茅葺き民家が模索する新たな関係人口の形
    ──福井県大飯郡おおい町名田庄/名田庄の茅葺き民家
    ・無住集落で茅葺き民家を再生した移住者との出会い
    ・集楽庵の建築的特徴を調査する
    ・郷土史家に聞いた、“てんごり”による共同作業の詳細
    ・茅葺き民家を“第二のふるさと”として継承する

    8 古文書からわかった集落住民による共同建設の全容
    ──富山県砺波市五郎丸地区/砺波散村の伝統住居アズマダチ
    ・砺波散村の民家と屋敷林
    ・建設プロセスを建設当時の普請帳から読み解く
    ・建設の手伝いに従事する多数の集落住民
    ・イエの共同性から地域の景観を考える

    論考2 | 風土建築の設計方法─知的資源としての身体尺

    3章 新風土建築を試行する
    9 セルフビルドの竹構造農業用ハウス
    ──日本各地|バンブーグリーンハウス

    10 里山と連環する建築プロジェクト
    ──滋賀県近江八幡市 キャンディーファーム/たねや農藝

    11 地域活動拠点を形成する空き家改修プロジェクト
    ──和歌山県串本町|サテライト古座

    12 足場用単管と竹材を利用した農舎づくり
    ──滋賀県近江八幡市|百菜劇場農舎

    13 古民家を“営み”としてつなぐ宿
    ──新潟県妙高市|MAHORA西野谷

    14 里山資源を活用した防災ベンチ
    ──兵庫県南あわじ市|南あわじ防災ベンチ

    15 在地資源でつくる持続可能な衛生環境
    ──マラウイ・ムジンバ県 マラウイし尿分離型共同トイレ

    コラム | 風土建築をめぐる活動の萌芽を振り返る

    おわりに─風土建築から学ぶこと
  • 出版社からのコメント

    日本、アジア、南太平洋、アフリカの調査・再建・新作15のドキュメント。地元の技術・材料・人々と建てた風土建築の行く末は?
  • 内容紹介

    日本、アジア、南太平洋、アフリカにおける調査・再建・新作15プロジェクトのドキュメント。「地元の技術・材料・住民」という3つの地域資源にこだわる地域固有の建築は、無事に建ち上がり、使われ続けるか?近代化と伝統の間で揺れる集落の人々の姿は、グローバル化とローカリティの間で葛藤する都市住民にも示唆をくれる

    図書館選書
    日本、アジア、南太平洋、アフリカの調査・再建・新作プロジェクト15のドキュメント。地元の技術・材料・人々と建てた建物はぶじ使われ続けるか?近代化と伝統の間で葛藤する人々の姿に都市住民との共通点が見えてくる
  • 著者について

    小林 広英 (コバヤシ ヒロヒデ)
    1966年生まれ。大阪市出身。1990年京都大学工学部建築学科卒業。1992年京都大学大学院工学研究科建築学専攻修了。1992年マンチェスター大学奨学生。1993~2001年昭和設計勤務。2002~2009年京都大学大学院地球環境学堂(人間環境設計論分野)助手(2007年4月より助教)、2009~2018年同大学院准教授を経て、2018年より同大学院教授。博士(地球環境学)。2019年ベトナム・フエ大学名誉教授。地域に根ざす設計技術・地域に根ざす人間居住をテーマに研究・実践に取り組む。

風土建築をつくる旅-自然・人・技術をめぐるフィールドワークと実践 の商品スペック

商品仕様
出版社名:学芸出版社
著者名:小林 広英(著・文・その他)
発行年月日:2026/03/21
ISBN-13:9784761533151
判型:A5
発売社名:学芸出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:192ページ
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