教育現象を解剖する-「あたりまえ」の問いかた [単行本]
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教育現象を解剖する-「あたりまえ」の問いかた [単行本]

北澤 毅(著・文・その他・編集)高橋 靖幸(著・文・その他・編集)粕谷 圭佑(著・文・その他・編集)


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出版社:北樹出版
販売開始日: 2026/03/23
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教育現象を解剖する-「あたりまえ」の問いかた [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第1章 教育を学ぶ:分析概念を使って教育現象を読み解く(北澤毅)
       1.教育の「何」を「いかに」学ぶのか
       2.教育現象を解読する方法としての社会学
         2.1.教育学と教育科学 2.2.社会的事実としての自殺率 2.3.個人の選択と集合現象との関係について 2.4.行為者の意志 
         と主体性について
       3.常識とは何か:その重要性と危うさ
         3.1.常識の重要性 3.2.常識の危うさ(1) 3.3.常識の危うさ(2) 
       4.常識を相対化する方法について
         4.1.「知ること」と「実践する」こととの違い 4.2.常識を相対化するための2つの方法

    第2章 子ども:「子どもらしさ」は社会がつくる?(高橋 靖幸)
       1.<子ども>の誕生
         1.1.「<子ども>の誕生」という問い 1.2.「子ども」という概念の形成 1.3.子どもの近代性への関心
       2.日本における「子どもらしさ」の発見
         2.1.西洋人の眼に映った日本の子どもたち 2.2.洋装化と近代的な「子どもらしさ」の発見 2.3.メディアが描く「子ども
         らしさ」と近代家族
       3.保護される子ども
         3.1.広がる近代的な子ども観とその偏り 3.2.保護は子どものため? 社会のため? 3.3.リスクのなかの子ども/リスクと
         しての子ども
       4.20世紀における子ども観:児童中心主義と科学のまなざし
         4.1.児童中心主義の理念 4.2.「児童の世紀」と科学の視点 4.3.子ども理解の変革と現代教育のかたち
       5.科学の時代のなかの子ども:子どもの「自然な発達」への関心
         5.1.子どもの能力を測るための知能検査 5.2.子どもの「自然な発達」を可視化する技術 5.3.発達段階という「常識」の
         誕生  
       6.新しい時代の子どもの理解の試み
         6.1.発達論的子ども論の功罪 6.2.社会構築主義的アプローチによる子ども理解 6.3.多元的な子ども理解への道
    第3章 学校の歴史:「閉じ込め」と「切り離し」の過程(水谷 智彦)
       1.近代学校が普及する前の教育
         1.1.学校の機能を歴史から問う 1.2.徒弟方式による教育 1.3.正統的周辺参加
       2.教育を分業する
         2.1.モニトリアル・システム 2.2.垂直的分業 2.3.水平的分業
       3.一斉教授の起源と原理
         3.1.モニトリアル・システムの限界 3.2.ギャラリー方式 3.3.一斉教授と一斉応答
       4.近代公教育の理念と実態
         4.1.擬洋風建築の学校 4.2.近代公教育の理念 4.3.就学率と卒業 4.4.小学校の実態
       5.身体の近代化
         5.1.子どもの身体の近代化 5.2.時計化された時間と身体 5.3.言語の統一
       6.大衆教育社会の成立
         6.1.戦後教育改革 6.2.大衆教育社会の成立 6.3.大地からの切り離し

    第4章:学校の統合機能―学校は何に失敗し、成功しているのか (稲葉浩一)
       1.統合装置としての学校:ある矛盾から
         1.1.学校に通うとロボットになる? 1.2.ルールと不自由
       2.望ましさを伝える装置としての学校
         2.1.世界の地図と学校 2.2.偽装としての「望ましさ」 2.3.「望ましさ」の伝え方 2.4.ひとつのところに集める「力」
       3.人をつくりかえる装置としての学校
         3.1.児童の「完成」 3.2.規格化された「個性」
       4.学校の失敗と成功:児童がロボットでないのなら
         4.1.一望できる社会 4.2.主体的であることとは? 4.3.私たちは完全に統合されるのか?4.4.抵抗する主体の効用

    第5章 学校の分化機能――教育格差を論じるための視点(数実 浩佑)
       1.学校教育のもうひとつの機能
       2.機能主義という視点:学校の機能不全を明らかにする
         2.1.機能主義とは何か 2.2.教育の機能とは 2.3.教育の機能不全 2.4.機能不全に対処する
       3.葛藤理論という視点:学校は不平等を再生産し、正当化する
         3.1.葛藤理論とは何か 3.2.葛藤理論の目的 3.3.葛藤理論としての文化的再生産論 3.4.葛藤理論としての文化的再生産論
       4.機能主義からみるアファーマティブアクション
         4.1.アファーマティブアクションとは何か 4.2.アファーマティブアクションの目的 4.3.アファーマティブアクションの
         逆機能
       5.葛藤理論からみるアファーマティブアクション
         5.1.補償教育の問題点 5.2.大学進学のアファーマティブアクションの問題点 5.3.正義の分配的パラダイム批判
       6.理論という「色眼鏡」を2つt用意する

    第6章 教育の実践:教育の相互行為の解剖(粕谷圭佑)
       1.実践を社会学するとは
       2.授業という状況
         2.1.印象管理としての教育実践 2.2.「授業を受ける」ための方法 2.3.状況の定義と授業秩序の管理
       3.教師という存在/自動という存在:役割概念
         3.1.役割という規範 3.2.感情管理という見えない労働 3.3.教師であること・児童であることを「する」
       4.学校ではなにを学ぶのか
         4.1.カリキュラムに書かれていない学び 4.2.内容知と方法知 4.3.方法と意識
       5.授業をつくる会話の実践
         5.1.授業中の沈黙 5.2.授業における発話の特殊性 5.3.「発言のしにくさ」を生み出す要素 5.4.教室内の能力
       6.教育実践の解剖からその先へ

    第7章 教育問題―誰が・何を・どんな問題として語っているのか?―(今井 聖)
       1.教育問題を問い直す
         1.1.「教育問題」とは何か 1.2.常識を相対化する 1.3.社会問題の構築主義
       2.いじめ問題の再定義
         2.1.いじめの発生/認知件数 2.2.中1から小2の問題へ? 2.3.解釈実践の産物としてのいじめ
       3.社会現象としての発達障害
         3.1.「発達障害の可能性のある」児童生徒とは何か 3.2.本質主義に抗う戦略としての構築主義 3.3.逸脱の医療化 3.4.
         個人化を避けながら、個性に向き合う
       4.「不登校問題」の語られ方
         4.1.新しい問題としての不登校 4.2.学校ぎらい、学校恐怖症、登校拒否 4.3.登校拒否問題の認識の転換 4.4.学校に
         「行かない」子どもの再発見
       5.教育の実践者として教育問題を観察する
  • 出版社からのコメント

    誰しもが知っている「教育」を、歴史的に俯瞰し、諸理論や実践からの視点を交えて解剖することにより、新しい側面を浮彫りにする。
  • 内容紹介

    現代日本社会において誰しもが関わってきた「教育」を歴史的に俯瞰し、社会学の諸理論や実践からの視点を交えて解剖することにより、教育の「新しい」側面、意味をあぶり出す。子ども(2章)、学校の歴史(3章)、学校の機能(4・5章)、教育の実践(6章)、教育問題(7章)と比較的オーソドックスなテーマを掲げ、理論的、質的にアプローチすることにより、教育の閉塞的状況に風穴を開ける可能性を模索した意欲作。
    【主要目次】
    第1章 教育を学ぶ:分析概念を使って教育現象を読み解く(北澤毅)
       1.教育の「何」を「いかに」学ぶのか
       2.教育現象を解読する方法としての社会学
       3.常識とは何か
       4.常識を相対化する方法について
    第2章 子ども:「子どもらしさ」は社会がつくる?(高橋 靖幸)
       1.<子ども>の誕生
       2.日本における「子どもらしさ」の発見
       3.保護される子ども
       4.20世紀における子ども観
       5.科学の時代のなかの子ども
       6.新しい時代の子どもの理解の試み
    第3章 学校の歴史:「閉じ込め」と「切り離し」の過程(水谷 智彦)
       1.近代学校が普及する前の教育
       2.教育を分業する
       3.一斉教授の起源と原理
       4.近代公教育の理念と実態
       5.身体の近代化
       6.大衆教育社会の成立
    第4章:学校の統合機能―学校は何に失敗し、成功しているのか (稲葉浩一)
       1.統合装置としての学校
       2.望ましさを伝える装置としての学校
       3.人をつくりかえる装置としての学校
       4.学校の失敗と成功
    第5章 学校の分化機能――教育格差を論じるための視点(数実 浩佑)
       1.学校教育のもうひとつの機能
       2.機能主義という視点:学校の機能不全を明らかにする
       3.葛藤理論という視点:学校は不平等を再生産し、正当化する
       4.機能主義からみるアファーマティブアクション
       5.葛藤理論からみるアファーマティブアクション
       6.理論という「色眼鏡」を2つt用意する
    第6章 教育の実践:教育の相互行為の解剖(粕谷圭佑)
       1.実践を社会学するとは
       2.授業という状況
       3.教師という存在/自動という存在
       4.学校ではなにを学ぶのか
       5.授業をつくる会話の実践
       6.教育実践の解剖からその先へ
    第7章 教育問題―誰が・何を・どんな問題として語っているのか?―(今井 聖)
       1.教育問題を問い直す
       2.いじめ問題の再定義
       3.社会現象としての発達障害
       4.「不登校問題」の語られ方
       5.教育の実践者として教育問題を観察する
  • 著者について

    北澤 毅 (キタザワ タケシ)
    立教大学名誉教授
    主要業績:北澤毅, 2015,『「いじめ自殺」の社会学-「いじめ問題」を脱構築する』世界思想社、北澤毅・間山広朗編, 2021,『囚われのいじめ問題-未完の大津市中学生自殺事件』岩波書店、北澤毅, 2025,『「教育問題はつくられる」-構築主義的な読み方・解き方』時事通信出版局。

    高橋 靖幸 (タカハシ ヤスユキ)
    新潟県立大学人間生活学部准教授
    主要業績:元森絵里子・南出和余・高橋靖幸, 2020, 『子どもへの視角-新しい子ども社会研究』新曜社、元森絵里子・高橋靖幸・土屋敦・貞包英之, 2021, 『多様な子どもの近代-稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち』青弓社、高橋靖幸, 2024, 『児童虐待の歴史社会学-戦前期「児童虐待防止法」成立過程にみる子ども観の変遷』勁草書房。

    粕谷 圭佑 (カスヤ ケイスケ)
    奈良教育大学教育学部准教授
    主要業績:粕谷圭佑「園児集団に向けた『一言の指示』の成立過程:幼稚園年少級における『列になる』練習の経時的分析」『社会学評論』(297)2024年
    粕谷圭佑「一斉指導における教示理解の確認:幼稚園の製作場面で用いられる否定誘発質問に着目して」『教育社会学研究』(113)2023年
    粕谷圭佑「『社会化』過程の再特定化 : 幼稚園年少級におけるルーティン活動の相互行為分析」『教育社会学研究』(105)2019年

教育現象を解剖する-「あたりまえ」の問いかた [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:北樹出版
著者名:北澤 毅(著・文・その他・編集)/高橋 靖幸(著・文・その他・編集)/粕谷 圭佑(著・文・その他・編集)
発行年月日:2026/03/30
ISBN-13:9784779308000
判型:A5
発売社名:北樹出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:192ページ
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