苦海のエチカ―魂の翻訳は可能か [単行本]
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苦海のエチカ―魂の翻訳は可能か [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2026/02/28
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苦海のエチカ―魂の翻訳は可能か [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    あなたが生きる新たな場所はある。言葉や文字では伝えられない、水俣病に襲われた子どもたちの生をめぐる思い。現代哲学は苦界に生きる人びとの声に聴従し、その息吹を受け取ることで、どんな可能性をひらくことができるのか。水俣病公式確認から70年を迎えるいま、現代哲学からの新たな挑戦。
  • 目次

    はじめに
    凡例

    一 受苦の現象学――胎児性水俣病を生きる身体
     §1 杢太郎は仏か
     §2 聖地にして荒野へ
     §3 苦海の水平線、その彼方
     §4 杢の身体、石仏の身体
     §5 あるかあらぬか、幻のなかで

    二 遊里の芸術学――苦界のいきを反復する意志
     §6 偶さかの永遠
     §7 生き抜くことの善美
     §8 輪廻への意志
     §9 形而上学的時間を求めて
     §10 周造の母はつと岡倉天心 
     §11 すべては美しい

    三 救の形而上学――神はわれを見捨てたもうや
     §12 石牟礼道子の倫理学
     §13 社会的思考とは別の仕方で
     §14 正しさの彼方へ
     §15 神々の村、水俣への還り道

    四 水俣の存在論――石牟礼道子の私小説と共に
     §16 不条理の形而上学
     §17 名のありてなきものと無
     §18 不知火海の脱底的思索
     §19 水俣のエートスと時間性
     §20 水磔の聖歌、息をすること

    五 海陸の死生学――漁村あるいは山村の暮らし
     §21 家族の食事さまざま
     §22 山里の釣りをめぐる時空間
     §23 死と隣り合わせる日常の時間
     §24 死をめぐる神話と悲劇
     §25 漁師は海を恨まない
     §26 食べる、産み育てる、生かされる

    六 写真の倫理学――許されざる美は現実なのか
     §27 定言命法、人間たれ
     §28 『MINAMATA』の価値?
     §29 写真が呼ぶ存在論的出来事
     §30 アウラが失われるとき
     §31 ドキュメンタリー写真家の倫理

    七 福島の物語論――魂の翻訳は可能か
     §32 あらざるべき、そのあるがまま
     §33 受難としての応答可能性
     §34 魂の翻訳、一人称の語り
     §35 よりそう、許しを請う
     §36 子どもたちからの問いかけ

    あとがき

    索引(人名/事項)
  • 内容紹介

    魂の底なき深みで交わされる慈しみ。「魂の翻訳者」たちはいかにそれを伝えたのか。未来を生きる子どもたちに受け渡す言葉の探求。

    水俣病に苦しむ子どもたちと親たちとのあいだ、魂の底なき深みで交わされる慈しみ。「魂の翻訳者」ともいえる石牟礼道子、ユージン・スミス、緒方正人などの言葉を通じ、わたしたちはその深淵で、子どもたち一人ひとり、それぞれにとりかえのきかない〈あなた〉であることに秘められた善美を受けとめる。そこにある哲学的問いの探求。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    横地 徳広(ヨコチ ノリヒロ)
    1972年埼玉県生まれ。2007年東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、弘前大学准教授。専攻は哲学・倫理学
  • 著者について

    横地 徳広 (ヨコチ ノリヒロ)
    横地 徳広(よこち のりひろ) 
    弘前大学人文学部准教授. 東北大学大学院文学研究科博士課程修了. 文学博士. 著書に『超越のエチカ』(ぷねうま舎, 2015年), 共編著に『戦うことに意味はあるのか』(弘前大学出版会, 2017年)ほか.

苦海のエチカ―魂の翻訳は可能か [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:横地 徳広(著)
発行年月日:2026/02/20
ISBN-10:4326154985
ISBN-13:9784326154982
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:20cm
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