戦間期日英帝国間貿易史-アジア・アフリカを巡る「商品連鎖」 [単行本]
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戦間期日英帝国間貿易史-アジア・アフリカを巡る「商品連鎖」 [単行本]

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出版社:大阪大学出版会
販売開始日: 2026/02/24
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戦間期日英帝国間貿易史-アジア・アフリカを巡る「商品連鎖」 の 商品概要

  • 目次

    序章 「商品連鎖」と2つの帝国
    第1節 本書の課題―戦間期アジアの化学工業の発展と東アフリカ経済との連関
    第2節 課題の克服への視座
    第3節 本書の時代設定と構成

    第1章 20世紀初頭のイギリス領東アフリカにおける植民地開発
    はじめに
    第1節 植民地開発とコンゴ盆地条約
    第2節 東アフリカの多国籍商人
    第3節 マガジ・ソーダの国際市場への接続
    小括

    第2章 日本とインドの化学工業化とマガジ・ソーダ
    はじめに
    第1節 日本とインドの化学工業の黎明
    第2節 第一次世界大戦と日本とインドの化学工業
    第3節 1920年代の日本とインドの化学工業への「マガジ・インパクト(Magadi‒impact)」
    3-1.インドの化学工業と「マガジ・インパクト」
    3-2.日本の化学工業と「マガジ・インパクト」
    第4節 1920年代末の日本とインドの保護政策とマガジ・ソーダ
    4-1.日本の保護政策とマガジ・ソーダ
    4-2.インド政庁の「選別的保護政策」とマガジ・ソーダ
    小括

    第3章 日本とインドのガラス工業の国際競争と協調
    はじめに
    第1節 日本とインドの近代ガラス工業の黎明と接続
    1-1.インドの近代ガラス工業の場合
    1-2.日本の近代ガラス工業の場合
    第2節 第一次世界大戦と日本とインドのガラス工業の雁行的発展
    2-1.インドのガラス工業発展の阻害要因
    2-2.インドのガラス工業における腕輪製造業の発展
    2-3.日本のガラス工業の大戦特需とソーダ灰確保問題
    第3節 1920~30年代のインドと日本のガラス製品貿易摩擦
    3-1.インドのガラス工業の大戦後不況
    3-2.インドのガラス工業保護政策の模索―ガラス工業関税委員会報告書
    3-3.日本とインドのガラス製品の「棲み分け」と隠ソーダ貿易
    小括

    第4章 環インド洋貿易と「アジア間貿易」の接続
    はじめに
    第1節 ガラス製品貿易と中継点としてのインド
    1-1.環インド洋貿易とガラス製品
    1-2.越境するインド商人
    1-3.1920 年代の環インド洋貿易と「帝国間航路」による物流の変化
    第2節 日本の新市場開拓とイギリス領東アフリカ経済
    2-1.日本の新市場開拓とアフリカのインド商人
    2-2.1930 年代のイギリス領東アフリカ経済と日本製品の輸入拡大
    小括

    第5章 イギリス帝国タンニン剤産業と日本の皮革産業との連関
    はじめに
    第1節 第一次世界大戦前のイギリス帝国経済圏のタンニン剤事業と日本の皮革産業の黎明
    1-1.The Forestal―アルゼンチン起源の多国籍企業
    1-2.南アフリカのタンニン剤産業の起源
    1-3.東アフリカのタンニン剤産業の起源
    1-4.日本の近代皮革産業とタンニン剤
    第2節 第一次世界大戦と日本の皮革産業および南米、アフリカのタンニン剤産業の変化
    2-1.日本の皮革産業の変化とタンニン剤輸入
    2-2.第一次世界大戦とフォレスタル社の変容
    2-3.フォレスタル社の南アフリカへの進出
    2-4.イギリス領東アフリカのタンニン剤製造の産業化
    第3節 1930年代のイギリス領東アフリカのワットル栽培と日本の皮革産業との接続
    3-1.ケニア、キクユランドでのワットル栽培と流通経路
    3-2.1930 年代の日本の皮革産業の発展と連関する帝国外貿易
    小括

    終章 「帝国間貿易」の残日
    第1節 見えざる「第二環節」の拘束
    結論

    付録 ケニア写真集
    参考文献一覧
    あとがき
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    循環する貿易構造が生み出すグローバルとローカルの連関

    1920~30年代、イギリス領東アフリカ産の天然ソーダであるマガジ・ソーダと、それを主原料にアジアで生産されたガラス製品がイギリス領東アフリカ、イギリス領インド、日本の間で循環する貿易構造が形成された。本書では、間-帝国史研究の文脈からこのアフリカとアジアを跨ぐ「商品連鎖」に注目。戦間期の日本とインドの化学工業(ローカル経済)と世界市場(グローバル経済)との関係性、および公式帝国の領域を越えて展開した貿易関係(サプライチェーン)の重要性を明らかにし、従来の戦間期日本経済史、インド経済史、イギリス帝国史それぞれの通説に見直しを迫る。2つの帝国の経済関係史に新たな歴史像を描くことで、今日のグローバル・サプライチェーンを巡る外交戦略をも歴史的文脈に位置づける、最新のグローバルヒストリー研究の成果。

    図書館選書
    戦間期のイギリス領東アフリカ、同インド、日本の間で循環するソーダやガラスの貿易構造を間-帝国史研究の文脈から考察。2つの帝国の経済関係史に新たな歴史像を描き、通説に見直しを迫る最新のグローバルヒストリー研究。
  • 著者について

    玉村紳 (タマムラシン)
    1953年 三重県四日市市生
    1972年 名古屋工業大学 計測工学科入学
    1976-77年 国際ロータリー財団奨学生として米国デトロイト工科大学情報工学科編入留学
    1978年 名古屋工業大学 計測工学科卒業
    1978年 (株)電通国際情報サービス 入社
    2014年 同社定年退職
    2015年 大阪大学 大学院文学研究科 博士前期課程入学
    2023年 同大学院 博士後期課程修了 (文学博士)

戦間期日英帝国間貿易史-アジア・アフリカを巡る「商品連鎖」 の商品スペック

商品仕様
出版社名:大阪大学出版会
著者名:玉村紳(著)
発行年月日:2026/02
ISBN-10:4872598148
ISBN-13:9784872598148
判型:A5
発売社名:大阪大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:228ページ
重量:450g
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