情理論―思想と文芸の基層 [単行本]
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情理論―思想と文芸の基層 [単行本]



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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2026/03/27
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情理論―思想と文芸の基層 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本論考の目的は、思想や文芸が発起する人間的情意の原処の風光を、いくつかの視点からまなざすことにある。それは、つまるところ、理と情、すなわち推論能力たる理性と、感受能力としての情性とが、いかなる形でない合わされるのかを問うことに帰結するであろう。純理的な思想や文芸など、この現実世界にありうべくもない。純粋に情的な思想や文芸も成り立たない。(…)けれども、理性の限界がたとえあらわに示されようとも、人間という生きものは、みずからの無力さの前に呆然とたたずんだりはしない。人間は、理性の限界を乗り超えるための言語的手段を心得ている。その手段とは、神話(ミュトス)という、一見古めかしく見えて実はいつも新しい「ものがたり」の創出にほかならない。
  • 目次

    第一章 ものがたり論

    1 客観史学への志向

    2 物自体の不確定性

    3 過去そのものの非在

    4 ものがたりとしての歴史

    第二章 理性論

    1 坂田三吉対AI

    2 ヘーゲル的理性主義

    3 理性的愛

    4 理性の限界

    第三章 神話論

    1 レース・プーブリカという理念

    2 夢と神話

    3 国家のものがたりとしての神話

    4 人権神話

    第四章 理念論

    1 論理実証主義の言語哲学

    2 言語の一次元への限局

    3 理想論的自由

    4 永遠平和

    第五章 文芸論

    1 歌の伝統

    2 国学の文芸観

    3 文芸の自律性

    4 沈黙の豊潤

    第六章 性愛論

    1 「恋」の原義

    2 「一」性の真義

    3 逸脱行為の生物学的問題性

    4 売春の権利?

    第七章 仏法論

    1 日本仏法の「日本」

    2 無我の思想

    3 大乗の論理

    4 純粋浄化作用としての浄土

    5 情性の理

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    哲学と日本思想の両者に通じる碩学が、物語、理性、神話、理念、文芸、性愛、仏法の主題から、私たちを統べる情理の実相を照らし出す
  • 内容紹介

    日本の思想とは何か。古代国家の誕生、記紀万葉の成立から江戸国学の生成、西洋近代の受容から大戦をへて今に至るまで、この国の人々の生と死と愛の根底を貫いてきたものは何だったか。西洋哲学と東洋的論理の両者に通じる著者が、物語、理性、神話、理念、文芸、性愛、仏法の各主題から、私たちを統べる情と理の働きをいかなる幻想もなしに照らし出す。ものごとに即して思索しうるための必読書。

    図書館選書
    哲学と日本思想の両者に通じる碩学が、物語、理性、神話、理念、文芸、性愛、仏法の各主題から、私たちを統べる情と理の働きの実相を照らし出す。成熟への必読書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 益(イトウ ススム)
    1955年京都市生まれ。1986年筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科修了(文学博士)。淑徳大学助教授、同教授、筑波大学哲学・思想学系教授などを経て、筑波大学名誉教授。主要著書:『ことばと時間―古代日本人の思想』(大和書房、日本倫理学会和辻賞受賞)など
  • 著者について

    伊藤 益 (イトウ ススム)
    伊藤 益(イトウ ススム)
    1955年京都市生まれ。1986年筑波大学大学院博士課程哲学・思想研究科修了(文学博士)。淑徳大学助教授、同教授、筑波大学哲学・思想学系教授などを経て、現在、筑波大学名誉教授。
    主要著書:『ことばと時間──古代日本人の思想』(大和書房、日本倫理学会和辻賞受賞)、『親鸞──悪の思想』(集英社新書)、『親鸞──歎異抄を手がかりとして』(春秋社)、『日本人の愛──悲憐の思想』『日本思想の論理』(北樹出版)など。

情理論―思想と文芸の基層 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:伊藤 益(著)
発行年月日:2026/03/31
ISBN-10:4588130463
ISBN-13:9784588130465
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:444ページ
縦:19cm
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