古代日本語引用助詞の研究(研究叢書) [全集叢書]
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出版社:和泉書院
販売開始日: 2026/02/27
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古代日本語引用助詞の研究(研究叢書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    引用助詞「と」と「と」を構成要素とする複合辞の多彩な用法を考察。従来、「…と言ふ」「…と思ふ」などの形で使用される引用助詞「と」は古代から現代に至るまで特に用法上の変化は無いと見做されてきたが、実のところ古代語では現代語で観察されない現象が少なからず見出される。例えば「…と悲し」「…とゆかし」のように形容詞を述語とする形は現代語では好まれないだろう。古代語において、引用句「…と」は統語的にも意味的にも現代と異なる側面を持っていたものと見られる。また「と」を構成要素とする複合辞「とて」「など」「といふ」「とあり」なども現代語に無い用法を持つものが多く、語源的には引用助詞の「と」ではなく、繋辞・接続助詞の「と」を化石的に含み込む形のものもある。本書では以上の点を軸に据えて、引用助詞「と」と、その「と」を構成要素とする「とて」「など」「といふ」「とあり」などの複合辞の一群を古代の和文・漢文訓読文から網羅的に収集し、その実態を多角的に分析する。
  • 目次

    はしがき
    凡例

    序論(一) 研究対象と筆者の立場
     1.研究対象・本書で用いる用語
     2.先行研究と、筆者の立場
    序論(二) 研究手段
     1.主な資料
     2.私家集・私撰集・歌合類
     3.訓点資料
    序論(三) 問題の所在
     1.引用句の品詞的性格と引用構文の分類
     2.検討課題の1:中古語の引用句「…と」による連用修飾の特徴
     3.検討課題の2:第Ⅰ類の性格
     4.検討課題の3:引用助詞相当の複合辞の用法
     5.本書の構成

    第1部 古代語における引用構文の構造
    第1章 中古語の状態性述語を持つ引用構文
     1.考察の対象
     2.先行研究と問題点
     3.用例の分類と分析
     4.用例の出現状況についての解釈
     5.おわりに
    第2章 連接現象から見る引用句「…と」の副詞的性格
     1.考察の対象
     2.現代語の用例
     3.中古語の検討
     4.まとめ
    第3章 第Ⅱ類の引用句「…と」に対する副助詞・係助詞の後接
     1.考察の対象
     2.先行研究
     3.用例の特徴
     4.まとめ
    第4章 中古語における引用句「…と」の特殊用法
     1.考察の対象
     2.用例分析
     3.まとめ
    第5章 引用動詞のク語法が導く引用句
     1.考察の対象
     2.先行研究
     3.別案
     4.おわりに
    第6章 古代語の引用節の時制―「…と知る」など―
     1.目的
     2.引用節の時制に関する先行説
     3.調査項目
     4.引用節末にキが生起する用例
     5.「…と知る」について
     6.まとめ
    第7章 中古語における間接疑問文相当の引用句
     1.考察の対象
     2.現代語との比較による用例分析
     3.おわりに
    第8章 中古語における認識動詞構文の諸相
     1.考察の対象
     2.ト型の特徴
     3.ニ型の特徴
     4.形容詞型
     5.語順の問題
     6.引用助詞トが繫辞のナリを承けにくい(ように見える)こと
     7.まとめ

    第2部 第Ⅰ類の事例研究
    第1章 中古語における類義語「いらふ」「こたふ」の分析―共起する引用句「…と」に着目して―
     1.考察の対象
     2.先行研究
     3.分析の手順
     4.古辞書の記述
     5.用例の概観
     6.何に対する返答を示すか
     7.「…と」に引かれる返答のあり方
     8.まとめ
    第2章 古代語の「…と見る」
     1.考察の対象
     2.分析方法
     3.古代語の実例分析
     4.まとめ
    第3章 中古語における視覚動詞「見る」の補文
     1.考察の対象
     2.調査の概要
     3.「…を見る」が承ける準体言の性質
     4.動作動詞を承ける「…と見る」について
     5.「ことを見る」について
     6.まとめ
    第4章 古代語の「…と聞く」
     1.考察の対象
     2.先行研究
     3.現象の記述
     4.考察・結論
     5.おわりに
    第5章 古代語の「…と名づく」
     1.考察の対象
     2.先行研究
     3.調査結果・分析方法
     4.用例分析
     5.現代語の「…と言う」との比較
     6.分析結果の整理
     
    第3部文法化した諸形式
    第1章 トテは「と言ひて」「と思ひて」の省略形か
     1.考察の対象
     2.「省略」とは
     3.省略説の論理
     4.中古語のテに前接する活用語連用形は省略されない
     5.格成分・連用修飾成分との共起があるか
     6.音縮約などの観点
     7.まとめ
    第2章 トテの諸用法―「と言ひて」「と思ひて」との比較から―
     1.考察の対象
     2.古語辞典の意味記述
     3.後接要素に着目した分析
     4.トテの諸用法と前接する語句の特徴
     5.まとめ
    第3章 中古語における連体助詞的な複合辞トイフの諸用法
     1.考察の対象
     2.先行研究と本章の目的
     3.中古語の用例の分類・分析
     4.まとめ
    第3章 附説「との」について
     1.考察の対象
     2.訓点資料の「との」
     3.おわりに
    第4章 中古語のトアリ
     1.考察の対象
     2.調査の概要
     3.現象の記述
     4.考察
     5.まとめ
    第5章 中古語における引用句の文末用法―終助詞的用法をめぐって―
     1.考察の対象
     2.省略・言い残しについて
     3.用例の分布状況
     4.用法記述
     5.分析結果の整理
     6.おわりに
    第6章 中古語のトカ・トカヤ・トカハ
     1.研究対象
     2.先行研究
     3.副詞用法
     4.同格用法・名詞用法
     5.文体的特徴
     6.中世語との比較
     7.まとめ
    第7章 主節主体の動きを表す動詞終止形に接続するトテ
     1.考察の対象
     2.前件の動詞語彙
     3.先行研究
     4.語句を引用する表現との相違
     5.特殊用法のトテが持つ機能
     6.まとめ
     7.補論――引用助詞用法のトテとの関わり
    第8章 文相当句を承ける「とす」
     1.考察の対象
     2.用例の概観
     3.先行研究
     4.分類と用法の記述
     5.まとめ
    第9章 文相当句を承けるトナリ―和文資料の場合―
     1.考察の対象
     2.先行研究
     3.調査結果
     4.繫辞ナリか動詞「なる」か
     5.トナリを用いる文の基本構造(トナラバ以外)
     6.トナラバについて
     7.上代からの変化
     8.第Ⅱ類との関係
     9.まとめ
    第10章 訓点語のトナリ・トナラバ・トゾ
     1.考察の対象
     2.用例の分布
     3.用法記述
     4.トゾについて
     5.まとめ
    第11章 中古語のトナシ
     1.考察の対象
     2.先行研究
     3.用例調査
     4.和歌と散文
     5.体言・動詞終止形に接続する用例の分析
     6.解釈のパターン
     7.上代の「生けるともなし」について
     8.まとめ
    第12章 ナドの引用助詞用法
     1.考察の対象
     2.論点
     3.用例調査の結果
     4.顕在語句の内容と潜在語句の内容
     5.顕在語句と潜在語句が時間軸上の異なる位置に生じること
     6.まとめ

    第4部 採らなかった先行説
    第1章 第Ⅱ類引用構文に「言って」等は伏在するのか
     1.問題の所在
     2.伏在説否定の要点
     3.伏在説における「省略」「潜在」等の用語
     4.伏在説の発想の源
     5.伏在説否定の補論
     6.文法化した「いって」がinvisible になるという説
     7.その他の観点
     8.まとめ
    第2章 繫辞用法・接続助詞用法・引用助詞用法の関係―川端(1958)について―
     1.はじめに
     2.川端(1958)のトに関する説明の全体図
     3.問題点
     4.評価
    第3章 ミ語法を承けるトに関する検討―蔦(2006)について―
     1.はじめに
     2.一般的な理解と問題例
     3.蔦(2006)の問題点
     4.意図引用の「…と」との比較
     5.…へと」との比較
     6.今後の課題
    第4章 トの語源
     1.はじめに
     2.副詞説
     3.発話動詞説
     4.繫辞説
     5.呼格のト
     6.おわりに

    第5部 終章
    第1章 派生関係の検討
     1.派生関係全体の俯瞰
     2.派生関係の推定
     3.大局的な観点
     4.おわりに
    第2章 残した課題
     1.はじめに
     2.複合辞
     3.「と+[述語]」型複合辞の発見方法
     4.漢文訓読語の複合辞
     5.引用構文
     6.話法
     7.終わりに

    依拠テキスト
    後記
    索引
     事項索引
     人名索引
  • 出版社からのコメント

    古代語において「…と言ふ」などの形で使われる引用助詞「と」と、その「と」を構成要素とする複合辞の働きの実態を多角的に分析。
  • 内容紹介

    従来、歴史上の変化が無いとされてきた引用助詞「と」であるが、古代語では現代語で見られない文法的特徴が少なからず存在する。例えば「…と悲し」「…とゆかし」のように形容詞を述語とする形が多く見られる点は、現代語と明確に異なる。本書ではこうした用例の構造を分析するとともに、「とて」「といふ」「とあり」など「と」を構成要素とする複合辞の働きを記述し、引用助詞「と」とその周辺の実態を多角的に明らかにする。

    図書館選書
    本書は、古代語において「…と言ふ」などの形で使われる引用助詞「と」と、その「と」を構成要素とする「とて」「など」「といふ」などの複合辞の一群を取り上げ、その多彩な用法を現代語と比較しながら論じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    辻本 桜介(ツジモト オウスケ)
    1989年、愛知県東海市生まれ。2012年、慶應義塾大学文学部卒業。2016年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中途退学。日本学術振興会特別研究員(DC2)、米子工業高等専門学校助教などを経て、関西学院大学准教授

古代日本語引用助詞の研究(研究叢書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院
著者名:辻本 桜介(著)
発行年月日:2026/02/15
ISBN-10:4757611315
ISBN-13:9784757611313
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本語
言語:日本語
ページ数:728ページ
縦:22cm
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