人に成る-古事記の神話的思考へ [単行本]
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人に成る-古事記の神話的思考へ [単行本]

猪股ときわ(著・文・その他)


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出版社:森話社
販売開始日: 2026/03/04
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人に成る-古事記の神話的思考へ [単行本] の 商品概要

  • 目次

    Ⅰ 「人」に成る

    1 海神宮訪問譚の「神」と「人」とワニ
    「失われた釣鉤」型神話
    見るための作法
    世界を渡る姿形─「化」る
    「誘惑する」─「魅了される」
    作法を知ることと語ること

    2 「人」とは何か
    トヨタマビメと「まれびと」
    「女」と「女人」
    技を担うのは「人」
    「人」に出会う
    名の「人」・歌の「ひと」

    3 「人」と語る
    「人」の古代へ
    「人草」と「人」──上巻(神代)から中巻
    「荒ぶる神/伏はぬ人」と言葉──中巻から下巻
    「人民」と「人」と「神」

    4 「軍」と「人」と
    『古事記』の「いくさ」
    「黄泉軍」──「いくさ」の起源
    兄弟「二柱」の東征
    「御手」と「手」の戦い
    「いくさ」と歌の「声」
    追記

    Ⅱ 重奏化する「声」

    1 『古事記』の「多声」を聞く
    方法としての「多声」
    歌の叙事
    叙事の重層/重奏
    死者を歌う
    死者が歌う

    2 歌の「われ」 「類い」としての「自己」
    向き合う「声」
    問答形式
    「われ」と「なれ」と 
    「類い」としての「自己」

    3 「ひと」と歌う
    「~ひと」と歌う
    「かみ」と「ひと」との酒造り
    歌う「よのながひと」
    「きびひとと ともにしつめば」
    「かみのみやひと」と「みのさかりびと」
    重層化する世界

    4 神話的思考を喚起する歌 『源氏物語』と『古事記』と
    「神話のことば・歌のことば」を受けて
    『源氏物語』「帚木」
    「植物の女」/「樹木の女」
    狩猟と戦い

    Ⅲ 狩猟・戦い・「愛」

    1 鎮魂に抗する歌 『古事記』の忍熊王の乱を中心に
    敵は異母兄弟
    軍を語る
    記憶すべきは死
    鎮魂に抗する歌
    戦士は語り、歌う

    2 歌による「軍語り」 『日本書紀』忍熊王の乱の神話的思考
    説話文の語る戦い
    敗者が勝者を歌う
    「どち」が「あふ」
    勝者と成る

    3 狩猟と戦争 宇陀の兄弟ウカシと天神御子たち
    「戦争文学」としての『古事記』 
    鳥の言葉 
    「鳴鏑」と「押機」
    「宇陀之血原」を食べる
    「うだの たかき」──狩猟と戦争と
    歌による調理──喩の働き

    4 距離(ディスタンス)と「愛」 イザナキ・イザナミ神話を起点として
    「距離」をとる
    非言語コミュニケーション
    「畏」み「逃」げる
    「愛」と戦争
  • 内容紹介

    多自然と神話的思考

    未知の相手と歌うとき、歌い手自らも相手も「ひと」と成り、未知の存在とのコミュニケーション回路が開く。歌によって、神や鹿や猪、植物など多くの「ひと」のうごめく「多自然」のなかに入ろうとする『古事記』の神話的思考の世界を論じた古代文学論。
  • 著者について

    猪股ときわ (イノマタトキワ)
    1960年生まれ。鎌倉市在住。専門は日本古代の歌・神話の研究。
    東京学芸大学大学院修士課程修了、東洋大学大学院博士後期課程満期退学。
    2025年3月に東京都立大学を定年退職し、現在、同大学名誉教授。
    著書に『歌の王と風流の宮──万葉の表現空間』(森話社、2000)、『古代宮廷の知と遊戯──神話・物語・万葉歌』(同、2010)、『異類に成る──歌・舞・遊びの古事記』(同、2016)。

人に成る-古事記の神話的思考へ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:森話社
著者名:猪股ときわ(著・文・その他)
発行年月日:2026/03/04
ISBN-13:9784864051927
判型:A5
発売社名:森話社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:328ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:568g
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