日本帝国の「東洋史」開発と天皇制ファシズム [単行本]
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日本帝国の「東洋史」開発と天皇制ファシズム [単行本]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2026/04/02
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日本帝国の「東洋史」開発と天皇制ファシズム [単行本] の 商品概要

  • 目次

     日本語版によせて

    プロローグ 近代日本歴史学における国家主義の起源――その手がかりを探して
     1 研究の糸口と背景
     2 1902年、日本史に強制編入された韓国史
     3 本書の構成と関連資料確保の過程
     4 現地踏査:萩、山口、盛岡

    第一部 「東洋史」開発と侵略主義歴史教育――吉田松陰と那珂通世

    第1章 「東洋史」という用語の由来と認識の現況
     1 天皇が支配する新たな東アジア世界「東洋」
     2 東京大学の「東洋史」認識現況
     3 京都大学の「東洋史」認識現況
     4 日本における学界の動向と認識

    第2章 明治政府の対外侵略主義
     1 徳川幕府と尊皇派の対決
     2 明治新政府の中央集権体制
     3 明治新政府の周辺地域および国家に対する侵略政策
     4 自由民権運動と西南戦争

    第3章 1880年代、国家主義体制確立と吉田松陰
     1 内閣制の成立
     2 帝国憲法の制定と「教育勅語」頒布
     3 国家主義学制の整備
     4 国家主義教育の基盤、吉田松陰顕彰
     5 吉田松陰の「周辺国先占論」

    第4章 西洋式歴史学の受容と、那珂通世の「東洋史」提案
     1 欧化主義時代における日本の歴史学
      1)日本知識界の西洋文物受容
      2)西洋歴史学受容の様相
     2 1894年 那珂通世「東洋史」提案の背景
      1)養父那珂通高と吉田松陰
      2)那珂通世の学問的成長過程
      3)1890年「教育勅語」頒布と那珂通世の「東洋史」提案
     3 「東洋史」科目提案前後の学界状況

    第5章 日本・東洋・西洋三科の歴史教科書制度樹立と天皇制国家主義
     1 日本国会図書館所蔵旧歴史教科書調査(Ⅰ)
      1)旧歴史三科教科書の発行時期分布
      2)1902年上半期以前「過渡的」歴史三科教科書
     2 日本国会図書館所蔵旧歴史教科書調査(Ⅱ)
      1)1902年後半‐1910年歴史三科教科書体制の発展
      2)「東洋史」ではなく「日本史」に編入された韓国史:歴史併合の蛮行
      3)1910年「韓国併合」後の刊行教科書:「服属」の歴史強調
     3 東京帝大・高等師範学校出身一色の著者陣:御用歴史教科書の作成

    第二部 日露戦争以降における徳富蘇峰の皇室中心主義

    第6章 徳富蘇峰の評伝『吉田松陰』
     1 ジャーナリスト徳富蘇峰の思想的・政治的遍歴
      1)徳富蘇峰研究の必要性
      2)民権運動家徳富蘇峰と『國民新聞』
      3)『吉田松陰』(初版):大日本主義への転向
      4)日清戦争と『國民新聞』の戦争広報
     2 長州閥との密着、侵略主義美化の先鋒に
      1)三国干渉の「屈辱」:白閥打倒論の提唱
      2)「政治家」徳富蘇峰、『國民新聞』の政府機関紙化
      3)桂太郎内閣との密着
     4)『吉田松陰』(改訂版):皇道主義の提唱

    第7章 第一次世界大戦前後、徳富蘇峰の反米主義
     1 『京城日報』監督徳富蘇峰:総督寺内との密着
      1)総督寺内による『京城日報』監督招聘
      2)「朝鮮統治の要義」十条
     2 第一次世界大戦中の反米著述
      1)長州閥の亀裂と「大正政変」
      2)桂新党と徳富蘇峰の『時務一家言』(1913)
      3)第一次世界大戦勃発と徳富蘇峰の「東洋モンロー主義」提唱

    第三部 大陸侵略と徳富蘇峰の天皇制ファシズム国民読本

    第8章 1920年代大陸進出と徳富蘇峰のファシズム著述
     1 田中義一内閣の山東出兵と徳富蘇峰の支那論
      1)国際連盟体制と日本の大正デモクラシー
      2)田中義一内閣の成立と大陸進出政策の復元
      3)田中内閣の山東出兵と徳富蘇峰のアメリカ警戒論
     2 徳富蘇峰皇道主義の新たな著述世界
      1)100巻の巨帙『近世日本国民史』執筆(1918-1954)
      2)皇道主義教本『国民小訓』(1925)
      3)「微臣の上訴」:『昭和一新論』(1927)

    第9章 1930-1940年代、戦時体制と徳富蘇峰のファシズム国民読本
     1 1930年代以後、戦時体制と徳富蘇峰の皇道主義「日本学」提唱
      1)軍部の皇道派登場と徳富蘇峰
      2)徳富蘇峰の『國民新聞』退社と報国言論活動
      3)皇道主義「日本学」提唱(Ⅰ):『昭和国民読本』(1939)出版経緯
      4)皇道主義「日本学」提唱(Ⅱ):『昭和国民読本』の要旨
     2 1940年代戦時状況と徳富蘇峰の必勝祈願ファシズム国民読本
      1)満洲事変から「大東亜戦争」まで
      2)「満洲国出現は世界の奇跡」:『満洲建国読本』(1940)
      3)「自由主義を退治せよ」:『必勝国民読本』(1944)
     3 吉田松陰に関するその他の著述傾向
      1)昭和年間に激増した吉田松陰関連著述
      2)昭和年間における関連著述の主要傾向(Ⅰ):学術的成果
      3)昭和年間における関連著述の主要傾向(Ⅱ):「魚雷を抱いて身を以て死地に投じし護国の鬼」

    エピローグ 吉田松陰の「周辺国先占論」から天皇制ファシズムまで

     〈資料1〉日本国立国会図書館所蔵 明治~昭和年間 歴史教科書検索結果
     〈資料2〉1902年後半期以降、1910年「韓国併合」までの歴史教科書一覧
     付録 『近世日本国民史』(時事通信社)全100巻 初版 一覧
  • 内容紹介

    日本の近代学問研究の上で、「東洋史」はなぜ、事実上の中国史なのか。朝鮮史を日本史の一部と考えることで成立した東洋史研究のいびつさを検討し、徳富蘇峰に代表される国粋主義の日本史研究がもたらした侵略主義歴史教育と皇室中心主義を俯瞰する史学史研究。
  • 著者について

    李 泰鎭 (イ テジン)
    ソウル大学校史学科(学部および大学院)において韓国史を専攻。慶北大学校教養学部および史学科を経て、1977年にソウル大学校国史学科に赴任し、2009年まで在任した。朝鮮時代の社会史、政治史を研究し、1992年からは近代日韓関係史、特に日本の「韓国併合」強制の不法性に関する研究に従事した。日本でも翻訳出版されている関連編著書に、『東大生に語った韓国史』(明石書店、2006年)、『国際共同研究 韓国併合と現代』(明石書店、2008年)、『安重根と東洋平和論』(日本評論社、2016年)などがある。震檀学会会長、歴史学会会長、学術団体連合会会長、日韓歴史家会議韓国側運営委員長、国史編纂委員長などを歴任し、2006年、大韓民国学術院会員に選出された。

    酒井 裕美 (サカイ ヒロミ)
    大阪大学人文学研究科教授。朝鮮近代史を専攻。著書に『開港期朝鮮の戦略的外交――1882-1884』(大阪大学出版会、2016年)がある。

日本帝国の「東洋史」開発と天皇制ファシズム [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:李泰鎮(著)/酒井裕美(訳)
発行年月日:2026/04
ISBN-10:4750360783
ISBN-13:9784750360782
判型:B5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:228ページ
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