フランス語圏を知るための61章(エリア・スタディーズ<225>) [全集叢書]
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フランス語圏を知るための61章(エリア・スタディーズ<225>) [全集叢書]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2026/04/09
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フランス語圏を知るための61章(エリア・スタディーズ<225>) の 商品概要

  • 目次

     はじめに
     地図1 フランス語話者人口(2022年)
     地図2 本書で主に扱った国・地域

    Ⅰ 世界におけるフランス語の諸相

    第1章 フランス語圏の言語史――拡大と多様化
    第2章 フランス語圏の地域言語――ヨーロッパの地域に根ざした諸言語のあり方
    第3章 フランス語の普及政策――文明化の使命から言語多様性の保護へ
     【コラム1】レバノンにおけるフランコフォニー
    第4章 ジェンダーをめぐるケベック・フランス語の言語政策――「人の呼称の女性形化」と「通性的な書き方」の推進
    第5章 脱フランス中心の言語規範――モリエールのことばから〈みんなのことば〉へ
     【コラム2】フランス領ポリネシアの多言語社会におけるフランス語
    第6章 フランス語圏における若者ことば――言語接触の中でことばを創造する若者たち
    第7章 フランス語教育におけるグローバル化の流れ――多様なフランス語を反映させる試みと課題
     【コラム3】西アフリカの多言語社会とフランス語

    Ⅱ グローバル・ヒストリーの中のフランス語圏

    第8章 近世フランスの世界戦略と植民地建設――領域経営と沿岸拠点
     【コラム4】フランス語圏と植民地
    第9章 世界に散らばるフランス共和国――海外領土からみるフランス史
    第10章 フランスが創ったサハラの歴史――支配と抵抗、オリエンタリズムそして未来への警鐘
    第11章 植民地が育てた反植民地運動――マダガスカル知識人エリートの闘い
    第12章 フランスの東方外交と学知――19世紀初めのアレッポ総領事ルソー
     【コラム5】19世紀前半のエジプト人知識人が見たパリ
    第13章 フランスにおけるクルド研究のはじまり――先駆者たちの横顔
    第14章 「ラオス」をどう創るか――インドシナ諸国の独立
    第15章 ベトナムをめぐる日本とフランス――「帝国主義的共犯関係」の確立
    第16章 アルジェリアの脱植民地化と歴史認識――フランスへの引揚者の「記憶の戦争」をめぐって
     【コラム6】フランツ・ファノン

    Ⅲ グローバル経済とフランス語圏

    第17章 フランス語圏内外の経済交流――貿易と投資
     【コラム7】フランス語圏の経済空間を測る
    第18章 フランス語圏企業のグローバル展開――大企業の3類型
    第19章 開発援助と移民送金――フランス語のつながりか、歴史の遺産か
    第20章 グローバルな不平等と貧困――長期推計にみるトレンド
    第21章 移民経済からの困難な脱却――チュニジア南部の事例
    第22章 グローバル化の中の社会的連帯経済の広がり――マグリブ三国での動向を中心に
    第23章 水資源開発――北アフリカ・オアシス社会の変貌
    第24章 グローバル化の中の食料安全保障と農業開発――北西アフリカ
     【コラム8】マダガスカルの豊富な資源と貧困
    第25章 グローバル化する保全政策と地域文化の交差点―― 中央アフリカ・コンゴ盆地の事例から
    第26章 緑のコロニアリズム――現代の歴史
     【コラム9】地球の肺=ガボンの熱帯雨林

    Ⅳ フランス語圏をとりまく世界秩序の変革

    第27章 宇宙開発とフランス語圏――先端技術と植民地支配のコントラスト
    第28章 世界秩序の変動とフランス――ウクライナ危機への道程
     【コラム10】冷戦期の米ソ共存に抗うフランス
    第29章 外交力の基盤としてのフランス語圏――フランスの「勢力圏」形成と撤退、中ロの台頭
    第30章 フランスとアフリカ――歴史的関係に動揺?
    第31章 フランス語圏への国連マルチ外交――PKOを通じたフランスの国益追求
    第32章 EUの戦略的自律――フランス発ベルギー着の進化型概念
    第33章 航空分野におけるEUとフランス――EU共通航空政策の導入による変化を中心に
    第34章 ナゴルノ・カラバフ問題をめぐるフランス政治外交――アルメニアとのつながり
    第35章 「インド太平洋」の地理概念をめぐる国際政治――フランスは太平洋国家になりえるか
     【コラム11】ジブチを拠点とした自衛隊の海賊対処活動と国際協力

    Ⅴ グローバル化とフランス語圏の政治

    第36章 ポピュリズムに揺れるフランス政治――政党システムの再編へ
    第37章 ベルギーの政治外交――境界線上の「欧州の首都」
    第38章 「アラブの春」以後の東アラブ――フランス委任統治がシリアとレバノンに残した爪痕
    第39章 新自由主義アルジェリアと民衆運動ヒラク――新自由主義政治の世界
    第40章 フランスとルワンダ――「フランサフリック」の破綻
    第41章 グローバル化の中の資源開発と政治的不安定――暴力の連鎖が拡大するサヘル
    第42章 ニューカレドニア脱植民地化の闘い――先住民の権利と現代社会のはざまで
     【コラム12】2023年地震にみるモロッコの対外関係

    Ⅵ グローバル化により変貌するフランス語圏社会

    第43章 奴隷貿易・奴隷制をめぐる記憶の場所――「トビラ法」が変えたフランスの史的風景
    第44章 ケベックの政治と宗教――フランス的なライシテへの接近?
    第45章 ケアのグローバル化とフランス――移住女性への家庭での外部化
    第46章 ヨーロッパ・フランス語圏の生命倫理――ルクセンブルクでは誰もが安楽死できるのか
    第47章 ベルギーにおける死刑廃止をめぐって――事実上の廃止から実際の廃止まで
    第48章 フランス憲法への中絶権の編入――フランス法のソフトパワー
     【コラム13】フランスで敗れたフェメンの夢
    第49章 フランス的著作権法観の伝播――人間としての著作者に向き合う法思想
    第50章 人権とイスラーム――チュニジア刑法とLGBTの権利
    第51章 変化する難民・移民受け入れの論理――ホスピタリティからプラグマティズムへ
     【コラム14】イスラモフォビアとフランス

    Ⅶ グローバル化との相克におけるフランス語圏の文化

    第52章 アフリカ中西部の民話――開かれた文学に出会う
    第53章 フランス語圏カリブ海の女性作家たち――奴隷制を背景とした生と言葉の模索
    第54章 ユダヤ人としてベルギーに生まれて映画作家になること――シャンタル・アケルマンについて
    第55章 2024年パリ・オリンピックにおけるフランス語圏アフリカ――二重国籍選手の重要性
    第56章 フランス歌謡界にみるグローバル化――アヤ・ナカムラのパリ五輪参加をめぐる論争
    第57章 ヒップホップ/ラップ――持たざる者のフランス語
    第58章 「新世界」との出会いとフランスの食の変化――七面鳥とトマトを例に
    第59章 18世紀フランス美術の国際的波及――生きる歓びへの憧憬と文化政策
     【コラム15】アルジェリアの日本式マンガ創作とフランス語
    第60章 西洋において忘れられる夜――地球規模課題に通ずる今日の問題
    第61章 東南アジアから見た文化遺産保護――カンボジアとアンコール遺跡の考古学
     【コラム16】フランス語が拓いた私のアジア研究

     フランス語圏を知るための基本文献
  • 内容紹介

    フランス語話者は2050年には現在の倍以上の7億人を超えると予測されている。本書ではフランス語を公用語もしくは行政言語とし、または一定程度の話者を擁する国々を「フランス語圏」と定義。複雑で多様なフランス語圏の政治・経済・社会・文化を、特にグローバル化との対比において活写する。
  • 著者について

    岩﨑 えり奈 (イワサキ エリナ)
     上智大学外国語学部フランス語学科教授。博士(経済学)。専門は北アフリカ地域研究。
     一橋大学大学院博士課程修了。修士課程在学中の留学がチュニジアとの出会い。その後、チュニジアで専門調査員、JICA専門家を経て、一橋大学大学院経済学研究科特任講師、共立女子大学准教授をへて、現職。
    主な著書:
    Sustainable Water Solutions in the Western Desert, Egypt: Dakhla Oasis(共編、Springer, 2020)
    『変革期のエジプト社会――マイグレーション・就業・貧困』(書籍工房早山、2009年)
    『現代アラブ社会――アラブの春とエジプト革命』(共著、東洋経済新報社、2013年)
    『新 世界の社会福祉11巻――アフリカ/中東』(共編著、旬報社、2018年)
    『労働の理念と現実』(イスラーム・ジェンダー・スタディーズ8、共編著、明石書店、2024年)

    小島 真智子 (コジマ マチコ)
     上智大学外国語学部フランス語学科/グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻准教授。政治学博士(国際関係学)。専門は欧州安全保障とフランス政治外交。
     慶應義塾大学総合政策学部を卒業後、パリ第一大学大学院博士課程修了。在ベルギー日本大使館専門調査員として北大西洋条約機構(NATO)を担当するなど、10年以上にわたりフランス語圏にて生活。
    主要業績:
    「ナゴルノ・カラバフ問題をめぐるフランス政治――「情」と「国益」の対比の検証」(『上智ヨーロッパ研究』15、2024年)
    「フランスのイラク及びシリア軍事介入――シャマル作戦の過程追跡」(『国際安全保障』50(1)、2022年)
    「グローバルな核秩序の溶解とフランス核抑止戦略」(『国際政治』204、2021年)

フランス語圏を知るための61章(エリア・スタディーズ<225>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:岩﨑えり奈(編著)/小島真智子(編著)
発行年月日:2026/04
ISBN-10:4750360988
ISBN-13:9784750360980
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:384ページ
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