「共感」の援助関係論-終末期医療現場におけるソーシャルワークの現象学的アプローチ [単行本]
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「共感」の援助関係論-終末期医療現場におけるソーシャルワークの現象学的アプローチ [単行本]



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出版社:福村出版
販売開始日: 2026/05/26
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「共感」の援助関係論-終末期医療現場におけるソーシャルワークの現象学的アプローチ の 商品概要

  • 目次

    緒 言
     (1)論理的前提
     (2)本書の構成

    第一部 既存のソーシャルワーク理論における「目的」と「方法」についての再検討――「自己決定」という方法原理の背景にある論理構造についての論究
     第1章 ソーシャルワークは何を実現しようとしているのか、それはいかにして具象化されるのか
     第2章 アメリカにおける「患者の自己決定法」と自己決定に関する議論
      (1)「自己決定」という概念の一般化
      (2)「自己決定」とは何を指すのか――ソーシャルワーク実践の原理としての「自己決定」論の整理
     第3章 「自己決定」論の論理構造への批判的検討――Horneの議論に依拠して
      (1)「個人の尊厳を保証する自己決定」という能力主義
      (2)「自己決定」論の基盤をなす論理構造
     第4章 自己決定のアポリアを超えて
      (1)自己決定への懐疑――ソーシャルワーク実践場面からの問題提起
      (2)「自己決定の弁証法」に向けて――「実践の科学化」の必要性

    第二部 「実践の科学化」に向けて――ソーシャルワークの暗黙知・経験知を理論化する具体的な研究方法とは
     第5章 質的研究への関心
     第6章 研究アプローチの選択
     第7章 実践研究の具体的方法
     第8章 現象学的アプローチの具体的な分析技法
     第9章 調査設計

    第三部 データ分析
     第10章 「死の受容」に至る人格的成長――「共感」の構造に焦点を当てた援助関係の可能性
      (1)事例概要
      (2)レスポンデントAによる主観的経験の構造についての考察
     第11章 「生の主観的意味」へのアプローチ――客観から主観へのパラダイム転換によって生まれる「援助」の独自固有性
      (1)事例概要
      (2)レスポンデントBによる主観的経験の構造についての考察
     第12章 小さな共同態の中での合意形成――開かれた関係からくる患者の人格の成長と発展
      (1)事例概要
      (2)レスポンデントCによる主観的経験の構造についての考察
     第13章 三つの事例の分析結果を総合した「ソーシャルワーク」という経験の構造

    第四部 「共感」の援助関係論――ソーシャルワークの新たな「原理と価値」の論理構造
     第14章 再論:Kant的近代啓蒙主義への批判的視座
      (1)近代的啓蒙主義の論理構造
      (2)近代的啓蒙主義に「拘泥」したソーシャルワーク理論の限界
     第15章 「間主観的共感」という原理の可能性について
      (1)現象学の知見を援用する理論的可能性
      (2)実証研究の再帰的分析
     第16章 Schelerによる「共感の論理構造」の可能性――既存の近代についての理解の弁証法的止揚に向けて
      (1)「人格を構築する新しい論理」の提出可能性
      (2)「間主観的共感」という契機の成立
      (3)人格の構築と共同態への参与を可能にする「契機」としての「共感」
     第17章 議論の集約――「新しいソーシャルワーク」の構築に向けた援用可能性

    結 語
  • 出版社からのコメント

    終末期患者の事例を現象学的に分析し、間主観的共感に基づくソーシャルワークの援助関係の原理を再構築。
  • 内容紹介

    ソーシャルワークの実践を現象学的に分析し、複数の終末期患者の事例をもとに間主観的共感に基づく援助関係の構造を明らかにして、その原理と価値を理論的に再構築する。
  • 著者について

    衣笠 一茂 (キヌガサ カズシゲ)
    ※初版刊行時のものです
    衣笠一茂(きぬがさ・かずしげ)
    1966年滋賀県生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程後期中退。博士(社会福祉学・同志社大学)。大分大学教育福祉科学部教授、同福祉健康科学部長等を経て、臨床ソーシャルワーク研究所(CSWRI)Kinugasa & Associates.代表。
    主著に『ソーシャルワークにおける「価値」と「原理」――「実践の科学化」とその論理構造』(ミネルヴァ書房、2015年)(2016年度日本ソーシャルワーク学会学術奨励賞、損保ジャパン日本興亜福祉財団賞受賞)、『ソーシャルワークの方法論的可能性――「実践の科学化」の確立を目指して』(明石書店、2021年)。監訳書に『コミュニティの社会活動におけるエンパワメント評価――福祉、教育、医療、心理に関する「参加と協働」の実践知』(福村出版、2020年)。

「共感」の援助関係論-終末期医療現場におけるソーシャルワークの現象学的アプローチ の商品スペック

商品仕様
出版社名:福村出版
著者名:衣笠一茂(著)
発行年月日:2026/05
ISBN-10:4571420900
ISBN-13:9784571420900
判型:B5
発売社名:福村出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:200ページ
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