見えないブラックホールを見る-世界をつなぐ観測プロジェクト [単行本]
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見えないブラックホールを見る-世界をつなぐ観測プロジェクト [単行本]



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出版社:日本評論社
販売開始日: 2026/07/07
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見えないブラックホールを見る-世界をつなぐ観測プロジェクト の 商品概要

  • 目次

    はじめに--「これが、人類が初めて見たブラックホールの姿です」

    第1章 ブラックホールとは何か
    奇妙な天体ブラックホール
    ブラックホールの構造
    シュバルツシルト半径
    特異点はどのようにできる?
    ブラックホールの自転と無毛定理
    宇宙検閲官仮説
    ブラックホールの蒸発
    宇宙におけるブラックホールの種類
    天文学的なブラックホール
    宇宙最強の加速器「ジェット」
    活動銀河中心核の多様な世界
    活動銀河中心核の多様性の起源

    第2章 ブラックホールの100年
    ブラックホールの予想
    ブラックホールは観測できる!?
    現代的なブラックホールの登場
    懐疑的だった当時の反応
    銀河とその中心の謎
    宇宙を見る新たな目の誕生
    はくちょう座X-1の発見
    電波天文学の誕生と発展
    3Cカタログとクエーサーの発見
    巨大ブラックホール仮説の登場
    活動銀河中心核と巨大ブラックホール
    観測の進歩で銀河の中心へ迫る
    天の川銀河の中心のブラックホール
    天の川の中心の電波源・いて座Aスター
    いて座Aスターの撮影を目指して
    いて座Aスターのサイズ測定結果の意味

    第3章 天文学者へ、そしてVLBIへ
    宇宙との最初の出会い
    好きなものの一つ
    音楽中心の大学時代
    大学から大学院へ
    VLBIとの出会い
    VERAの建設と立ち上げ
    位置天文観測への長い道のり
    未知の領域への挑戦
    初期成果の発表へ

    第4章 いて座Aスターの衝撃
    転機は突然に
    日本のプロジェクトの立ち上げ
    国際協力へ
    アタカマ砂漠へ
    MIT、そしてハワイへ
    ハワイ・マウナケア山
    天文学者、コンテナハウスを買う
    チリへ
    人生最高のラーメン
    本番へ
    ASTEによる観測のスタート
    フリンジの探査、そして失敗
    VSOP-2の苦境
    ASTE実験の中止と方向転換

    第5章 イベントホライズンテレスコープへ
    ALMAへの道
    より大きな国際協力へ
    画像処理ソフトの開発へ
    スパースモデリングとの出会い
    スパースモデリングとは?
    M87をターゲットに
    画像化ソフトの開発
    EHTプロジェクトの組織化へ
    光伝送装置の設置
    ALMAのVLBI観測の実現

    第6章 ブラックホールの撮影
    初めての観測
    ハワイにて
    観測の開始
    続く観測、そして交代と帰路へ
    しばらくの待ち
    相関処理と緘口令
    データ解析の始動
    再検討
    ついにデータと対面へ
    いよいよ解析当日へ
    変わった雰囲気
    結果の開示と比較
    画像の開示
    論文化へ
    論文投稿、そして出版へ
    最後のハードル
    記者発表の準備
    人類が初めて見たブラックホールの姿

    第7章 M87の撮影で見えてきたもの
    捉えられたブラックホールの影
    視覚的証拠の重要性
    写真のもうひとつの意味
    ブラックホールの質量決定
    ブラックホール周辺のガスの温度
    リングのコントラストの解釈
    残された課題1:スピンの測定
    残された課題2:ジェットの駆動メカニズム

    第8章 いて座Aスターの撮影
    いて座Aスターの撮影による一般相対性理論のテスト
    いて座Aスターの写真は「ブレ」ている
    動画撮影の困難さ
    いて座Aスターの画像の構造はどこまで確実か
    その後も続く成果
    2018年以降のM87の姿
    偏波の検出
    M87のジェットと円盤、そしてブラックホールとの位置関係
    M87のジェット歳差の発見

    第9章 ブラックホール観測の新展開
    今後の研究の方向性
    ブラックホールの動画撮影
    M87の動画化とジェットの理解
    より精度の高い動画化を目指して
    2030年代へ向けて--宇宙への展開
    BHEX計画
    BHEXでの日本の役割
    BHEXへの日本の地上局の貢献
    科学研究における貢献

    おわりに
  • 出版社からのコメント

    2019年に発表されたブラックホール直接撮影の日本側リーダーによる、本邦初の書下ろし。丹念な筆致から研究の醍醐味を味わう。
  • 内容紹介

    「これが、人類が初めて見たブラックホールの姿です」
    2019年4月の国際同時記者会見で発表され、その直後から「ブラックホール撮影に成功!」のニュースが世界中を駆けめぐった―

    ■世界各地の望遠鏡8台を駆使し、史上最高の視力をもつ地球サイズの電波望遠鏡イベントホライズンテレスコープ(EHT)によって、ブラックホールの影が撮影されました。この人類初の偉業はどのように達成されたのでしょう?

    ■観測プロジェクトの日本側リーダーである著者が、ここに至るまでの道のりを、失敗・行き詰まり・地道な研究・周到な準備、そして成功!―といった、当事者でしか書けない出来事の数々を、エピソードを交えやさしい語り口で伝えます。

    ■アインシュタインの一般相対性理論から、シュバルツシルトがブラックホールの数学的な解を発見したのち約100年を経て、想像上の天体が「目に見える形」で示されました。このブラックホールの魅力を紹介します。

    ■さらに、今回撮影に成功したブラックホールが、M87と天の川銀河の中心にあるいて座Aスターの2つだけである理由、撮影後に新たに分かったこと、そして、将来の計画や、その先にある壮大な夢を語ります!
  • 著者について

    本間 希樹 (ホンマ マレキ)
    ほんま まれき(国立天文台教授・水沢VLBI観測所所長)

見えないブラックホールを見る-世界をつなぐ観測プロジェクト の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:本間希樹(著)
発行年月日:2026/07
ISBN-10:4535789088
ISBN-13:9784535789081
判型:B6
発売社名:日本評論社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:天文・地学
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
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