バルチャー・キャピタリズム ――巨大企業と国家による「計画的搾取」の正体― [単行本]
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バルチャー・キャピタリズム ――巨大企業と国家による「計画的搾取」の正体― [単行本]



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出版社:東洋館出版社
販売開始日: 2026/05/28
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バルチャー・キャピタリズム ――巨大企業と国家による「計画的搾取」の正体― の 商品概要

  • 目次

    序章 5
    自分をとりまく世界に抱く違和感/資本主義という不自由なシステム/ハイエクとケインズ/それは誰の利益になっているのか/民主主義の役割とは/巨大企業が得をするシステム/限定的か、保守的か/建築家の心/世界を創造する自由

    第一部 資本主義と自由 27
    第一章 巨大企業はやりたい放題
    ―資本主義はどのように機能しているのか 28
    利益追求が引き起こした惨事/少なすぎた遺族への賠償金/ボーイングと政府のつながり/企業が重視するのはコストダウンと関係性/資本主義はあなたが思っているようなものではない/資本主義とは中央集権的な計画が行き渡ったシステム/自由市場は帝国が支配する世界

    第二章 フォードランディア
    ―資本主義は誰に自由を届けてきたのか 50
    フォーディズムの誕生/幻の理想郷フォードランディア/戦後期の新自由主義/統治不能社会/資本の権威を復活させた新自由主義革命/新自由主義の嘘/変化する資本による支配の性質

    第三章 惨事便乗型資本主義
    ―資本主義は誰に利益をもたらしてきたのか 79
    搾取される公的資金/世界中で行われた株主への配当/AIG――アメリカの保険詐欺師たち/「ブラックスワン」的な惨事/マッキンゼーのために大金を稼ぐ/国家と資本を増強するために使われた「コロナ禍」/拝金主義が招く危機/物価高騰の責任は労働者に負わされる/新自由主義が引き起こした気候崩壊/人間の命を守るために闘う

    第二部 計画者たち 125
    第四章 アメリカ製労働者搾取工場
    ―大企業はどのように計画をおこなうのか 126
    世界最悪の経営者、ジェフ・ベゾス/市場支配力をもつアマゾン/市場を統治して世界を支配する/企業はブラックボックス/「取引コスト」の理論/企業家による一時的な独占力/強化されていく市場支配力/科学的不均衡/独占企業の共謀関係/創造的破壊の強力な力はいまや微風となった/新テイラー主義/ガバーメント・フォー・セール――政府売ります/企業はゲームのルール」を駆使して強くなる/新自由主義のもとでは企業犯罪はないに等しい

    第五章 時間を買う
    ―大銀行はどのように計画をおこなうのか 175
    孫正義の投資/金融機関に与えられた計画をおこなう力/債務博士/「銀行は貸付資金の仲介者ではない」/バーニーの仲間たち/巨大な銀行がだまされるのはなぜか/王様のコイン/金融危機と量的緩和/中央銀行の迷走/法によって支配する/ブラックロックの黒い運用/責任あるステークホルダー資本主義

    第六章 資本をとりまく仲間たち
    ―国家はどのように計画をおこなうのか 218
    エクソンとアメリカと気候崩壊/国家はなぜ資本主義の利益のために行使されるのか/ロックの政治哲学とスミスの政治経済学/市場は構築されなければいけない/道路交通法/自律しない国家/院内活動はグリーンシルのために/国家と市場の境界線は幻想/資本家階級の利益は、しばしば国家を通して守られる/ぎりぎりのところでそっと押す/ミッシェル・フーコーの「統治性」/ずっと計画されていた/中国内部における分断

    第七章 年利六パーセントの安定
    ―帝国はどのように計画をおこなうのか 268
    アメリカによるフィリピン支配/はかない独立の夢/先住民を平定する/自由貿易で貧しい国々を統治する/なぜ貧しい国は貧しいままなのか/バナナ共和国/暴力の背後にはアメリカがいる/住民対シェブロン/民主主義のプロセスを打ち負かすISDS/ボルカー・ショック/金融の自由化が世界を飲み込む/資本逃避に対する人権/国際資本の餌食になったザンビア/なぜドルは、世界の金融システムの中心なのか

    第三部 民主主義的な計画 323
    第八章 建築家とミツバチ
    ―民主主義的に計画をおこなう方法 324
    創造性を発揮した労働者――ルーカス・プラン/潰されたプラン/ルーカス・プランの功績/蠅の王の嘘/オーストラリアのグリーン・バン――労働組合による環境保護運動/マリナレダ/住民によるロイヤル・ドックス再開発計画――イギリス、ロンドン/市民参加型予算――ブラジル、ポルトアレグレ/ピープルズ・プラン――インド、ケララ州/シウダード・フトゥラ――都市の未来/ベター・レイキャヴィク――アイスランド/コーオペレーション・ジャクソン/プレストン――イギリス/ブライナイ・フェスティニオグ

    第九章 支配権を取り戻す
    ―大規模な民主主義的計画 363
    チリの民主主義的社会主義/アメリカはそれを許さない/サイバーシン計画/民主主義的制度を大規模に構築する条件/資本に悲鳴をあげさせろ/仕事と会社を民主化する/金融を民主化する/国家を民主化する/国際機関を民主化する/未来を民主化する

    むすびに 401
    解説 「資本の専制」を超えた「民主的社会主義」への期待 
    斎藤 幸平 408
  • 内容紹介

    「自由」は、彼らが独占するためにあった!

    JPモルガンからベゾス、トランプまで。強欲な「ハゲタカ」たちが仕組んだ、民主主義崩壊の全貌を明かす。

    斎藤 幸平氏 解説!

    「資本主義の裏側で密かに行われている「略奪による蓄積」を暴き、 私たちは今、真の民主主義を取り戻すための「計画」を手にしなくてはならない」

    ナオミ・クライン、ヤニス・バルファキス 絶賛!

    資本主義の「死」を看取り、真の民主主義を設計するための必読書。
  • 著者について

    グレース・ブレイクリー (グレースブレイクリー)
    イギリスの政治経済評論家、ジャーナリスト、コメンテイター、著述家。民主社会主義の政治誌トリビューンのスタッフライター。『99%のための経済学: コービンが率いた英国労働党の戦略』(共著、堀之内出版、2021年)、Stolen,The Corona Crashなどの著書がある。元英シンクタンク公共政策研究所(Institute for Public Policy Research: IPPR)リサーチフェロー、ニュー・ステイツマン誌の経済コメンテイター。BBCの討論番組「クエスチョン・タイム」などメディアにも多数出演している。

    吉井 智津 (ヨシイチズ)
    翻訳者。訳書にナディア・ムラド『THE LAST GIRL-イスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語』(東洋館出版社)、アンナ・シャーマン『追憶の東京 異国の時を旅する』(早川書房)などがある。

    斎藤 幸平 (サイトウコウヘイ)
    1987年生まれ。経済思想家。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科 博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会 思想。Karl Marx’s Ecosocialism: Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy によって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞 。『人新世の「資本論」』 集英社新書)で「新書大賞2021」を受賞。同書は19言語に翻訳、世界的ベストセラーとなった。最新刊は、『人新世の「黙示録」』(集英社)。

バルチャー・キャピタリズム ――巨大企業と国家による「計画的搾取」の正体― の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋館出版社
著者名:グレース ブレイクリー(著)/吉井智津(訳)/斎藤幸平(著)
発行年月日:2026/05
ISBN-10:449106489X
ISBN-13:9784491064895
判型:B6
発売社名:東洋館出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:480ページ
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