ホメロスの世界(講談社学術文庫) [文庫]
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出版社:講談社
販売開始日: 2026/06/11
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ホメロスの世界(講談社学術文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    古代ギリシアの詩聖ホメロスが生んだ叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』。文学・思想・社会規範など西洋文化の源流の一つとなった「古典の中の古典」は、ミュケナイ文明が崩壊し、文字の使用も途絶えた「暗黒時代」に、朗誦によって残された。神々と人間が織りなす物語の魅力と、反映された史実、古代人の人間観をやさしく解読。
  • 目次

    はじめに
    第一章 ホメロスの背景
    1 歴史的背景
    2 吟遊詩人としてのホメロス
    3 口承詩の筆記と原典の成立
    第二章 『イリアス』について
    1 アキレウスの怒り
    2 アガメムノンの権力
    3 アキレウスの友情
    4 戦闘の栄光と悲惨
    5 ヘレネの苦悶 
    6 ヘクトルの責任感
    7 プリアモスによる閉幕
    8 英雄の条件
    9 死者の魂の行方
    10 オリュムポスの神々
    11 詩的な宗教
    12 比喩の世界
    第三章 『オデュッセイア』について
    1 戦後十年目の世界
    2 英雄叙事詩と民話
    3 オデュッセウスの冒険談
    4 桃源境での三日間
    5 漂泊の精神的意味
    6 漂流地はどこか
    7 テレマコスの活躍
    8 王妃と求婚者たち
    9 オデュッセウスの帰国
    10 夫妻の再会
    11 詩篇の背後にある現実の社会
    第四章 古典としての価値

    初版あとがき
    第三版あとがき
    解説 栗原麻子

    索引
  • 出版社からのコメント

    古代ギリシアの奇跡的な社会が「古典の中の古典」を生んだ。『イリアス』『オデュッセイア』の魅力と真価がこの1冊で初めてわかる!
  • 内容紹介

    古代ギリシアの詩聖ホメロスと、その2篇の叙事詩『イリアス』と『オデュッセイア』。文学だけでなく、芸術と思想、道徳や人間観、社会規範など、西洋文明のあらゆる分野に影響を及ぼした「古典の中の古典」である。しかし、日本人にとっては読みにくく難解であり、挫折した読者は多いだろう。そんな「読まれざる古典」の世界を、古代ギリシア史の泰斗がやさしく案内する。
    古代ギリシア人の著作の多くは、現在では世界的な古典になっているが、その古代ギリシア人自身の間で「古典」といえばただ1種類、ホメロスの叙事詩だった。ミュケナイ文明が崩壊し、文字の使用も途絶えた「暗黒時代」に、なぜこの傑作が朗誦によって残されたのか。著者は、ホメロスの奇跡的な天才だけでなく、それを支えた社会の構造も奇跡的だった、という。貴族と一般民衆の全体を聴衆とし、担い手としたからこその生命力を備えているのだ。
    トロイア戦争における総大将アガメムノンと戦士アキレウスの「喧嘩」を発端とする50日間のドラマ『イリアス』。トロイア戦争に勝利し、故郷に凱旋するオデュッセウスの漂泊と冒険を描く『オデュッセイア』。神々と人間が入り乱れる物語の読みどころと、反映された史実、古代人の人間観が、この1冊で初めてわかる。1965年の初刊以来、半世紀にわたって読み継がれる定番解説書。巻末解説を、栗原麻子氏(大阪大学教授)が執筆。〔原本:1996年、新潮社刊〕

    目次
    はじめに
    第一章 ホメロスの背景
    1 歴史的背景
    2 吟遊詩人としてのホメロス
    3 口承詩の筆記と原典の成立
    第二章 『イリアス』について
    1 アキレウスの怒り
    2 アガメムノンの権力
    3 アキレウスの友情
    4 戦闘の栄光と悲惨
    5 ヘレネの苦悶 
    6 ヘクトルの責任感
    7 プリアモスによる閉幕
    8 英雄の条件
    9 死者の魂の行方
    10 オリュムポスの神々
    11 詩的な宗教
    12 比喩の世界
    第三章 『オデュッセイア』について
    1 戦後十年目の世界
    2 英雄叙事詩と民話
    3 オデュッセウスの冒険談
    4 桃源境での三日間
    5 漂泊の精神的意味
    6 漂流地はどこか
    7 テレマコスの活躍
    8 王妃と求婚者たち
    9 オデュッセウスの帰国
    10 夫妻の再会
    11 詩篇の背後にある現実の社会
    第四章 古典としての価値
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    藤縄 謙三(フジナワ ケンゾウ)
    1929‐2000年。新潟県生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士課程退学。大阪府立大学教養部助教授、京都大学文学部教授、京都女子大学文学部教授等を歴任。専門は古代ギリシア史
  • 著者について

    藤縄 謙三 (フジナワ ケンゾウ)
    1929―2000年。新潟県生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士課程退学。大阪府立大学教養部助教授、京都大学文学部教授、京都女子大学文学部教授等を歴任。専門は古代ギリシア史。著書に『ギリシア神話の世界観』(新潮選書)、『ギリシア文化と日本文化――神話・歴史・風土』(角川書店)、『歴史学の起源――ギリシア人と歴史』(力富書房)、『ギリシア文化の創造者たち――社会史的考察』(筑摩書房)、『歴史の父ヘロドトス』(新潮社)ほか、訳書に『トゥキュディデス 歴史1』(京都大学学術出版会)ほかがある。

ホメロスの世界(講談社学術文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:藤縄 謙三(著)
発行年月日:2026/06/09
ISBN-10:4065440688
ISBN-13:9784065440681
旧版ISBN:9784106005015
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:288ページ
縦:15cm
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