チェコ市場経済化過程の研究-体制転換と金融システムの構造変化 [単行本]
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チェコ市場経済化過程の研究-体制転換と金融システムの構造変化 [単行本]



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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2026/06/16
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チェコ市場経済化過程の研究-体制転換と金融システムの構造変化 の 商品概要

  • 目次

    序章 プラハの春からビロード革命へ──体制転換の構想と過渡期経済の現実
     1 プラハの春の改革派経済学者,オタ・シク
     2 ビロード革命後の体制転換を主導した政治家クラウス
     3 体制転換構想と過渡期経済の現実

    第Ⅰ部 共産党政権崩壊後の体制転換と大規模民営化
    第1章 国有企業の民営化プロセス
     序論 過渡期経済における民営化方法の理論と問題点
     1 小規模民営化の展開
     2 大規模民営化
     3 民営化展開の担い手としての国有財産管理基金(FNM)

    第2章 バウチャー方式民営化の構造と間題点
     序論 バウチャー方式民営化の基本構想
     1 バウチャー方式民営化システムの具体的展開
     2 バウチャー方式民営化第一波の展開
     3 脱共産主義体制後のコーポレート・ガバナンス──国家と銀行の融合構造
     4 「株価設定」のメカニズムと実現プロセスの帰結

    第3章 体制転換の過渡期における移行機関の役割
     1 財政構造の悪化要因と「移行機関」の関係
     2 国有財産管理基金(FNM)の役割と事業活動の展開
     3 プラハ整理再興銀行(KOB)の役割と事業活動の展開

    第Ⅱ部 連邦解体と銀行民営化
    第4章 体制転換をめぐる移行戦略および連邦解体問題
     序論 ベルリンの壁崩壊からビロード革命へ
     1 ビロード革命へのプロセスと移行戦略めぐる2 つの潮流
     2 旧共産主義体制下における金融システムの構造
     3 チェコスロバキアにおける「連邦解体」の問題点
     4 体制転換における両共和国改革派政権の求心力

    第5章 計画経済体制下の金融システム構造の解体と民間銀行システムの成立
     1 単一銀行システムの構造と体制転換後の民間銀行システム成立時の状況
     2 株式会社銀行コメルチニー・バンカの事業展開と単一銀行システムの負の遺産
     3 チェコスロバキア国家銀行SBČS の分離による中央銀行としてのチェコ国民銀行ČNB の成立

    第Ⅲ部 EU 市場への参入と銀行経営の悪化
    第6章 金融システムの構造変化と主要銀行の軌跡
     1 二層式銀行システム確立直後の金融セクターの状況
     2 上位中堅銀行アグロバンカとジヴノステンスカー・バンカの推移
     3 旧国有大銀行の事業活動の生成・展開と外国金融機関と連携した民営化の特徴

    第7章 体制転換移行期における国民経済の変化と銀行セクターへの作用
     1 「歴史のパラダイム変換」への急進的変革路線とその諸施策
     2 急進的変革路線による国民経済への影響
     3 市場経済化と金融システム転換の相互作用――不良債権の発生
     4 金融システムの再編成――二重構造への対応と外国資本の進出
     5 金融システムにおける支配構造の変遷と課題──EU 市場経済と国民国家チェコの相克

    第Ⅳ部 証券市場の生成とプラハ証券取引所の外資子会社化
    第8章 バウチャー方式民営化に直結した付随的資本市場育成の限界――RM-System 挫折への道程
     1 RM-System の仕組みとその取引構造
     2 RM-System の経営組織と事業活動の展開
     3 RM-System の衰退とその後の転換

    第9章 チェコ証券市場におけるプラハ証券取引所の役割とEU 化
     1 初期プラハ証券取引所誕生の時代的背景
     2 ビロード革命を出発点として再建されたプラハ証券取引所の組織構造
     3 プラハ取引所の再開と証券市場の形成
     4 証券市場取引システム方式の特徴,特にSPAD システム方式について
     5 証券市場の展開と景気局面との関係
     6 プラハ証券取引所のEU 化と経営方針の大転換
     7 プラハ証券取引所財務諸表報告におけるEU 化と国際財務報告基準IFRSへの調和化
  • 内容紹介

    ベルリンの壁崩壊は、中・東欧諸国に何をもたらしたのか?
    ビロード革命から連邦解体、そしてEUへの加盟……。民主化・分裂後のチェコは、体制転換と急激な市場経済化のなかでドイツをはじめ西側資本の支配下へと組み込まれていった。企業民営化と金融システム改革をめぐる攻防を通して、チェコ経済社会の実態を描いた大作。

    ・冷戦期には「優等生」と言われたチェコ経済が、資本主義化、EU 加盟を経て、なぜ経済停滞を招き、ドイツ・オーストリア等の外資支配下に組み込まれていったのか。
    ・金融・証券市場における転換過程を追い、国内の制度変化と個別金融機関の行動との両面から明らかにする。
    ・著者が現地で独自に収集したチェコ語・ドイツ語の膨大な一次資料を用いた唯一無二の研究。
  • 著者について

    赤川元章 (アカガワモトアキ)
    慶應義塾大学名誉教授。
    1965年慶應義塾大学商学部卒業,同大学大学院商学研究科修士課程修了,同大学大学院博士課程単位取得退学,慶應義塾大学博士(商学)。1970年慶應義塾大学商学部助手,同助教授,1978年銀行史研究所(フランクフルト・アム・マイン)訪問研究員,1985年慶應義塾大学商学部教授,2001年ケルン大学客員教授,2007年帝京大学経済学部教授を経て現職。その他千葉商科大学大学院客員教授,ハンブルク大学外国貿易研究所,ハンブルク世界経済研究所,ウィーン経済大学中・東欧経済法研究所等で訪問研究員。
    専門はドイツ金融史,証券経済論,移行期経済論(東欧・中国),社会経済学。

チェコ市場経済化過程の研究-体制転換と金融システムの構造変化 の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:赤川元章(著)
発行年月日:2026/06
ISBN-10:4766431162
ISBN-13:9784766431162
判型:A5
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:464ページ
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