村役人のお仕事 増補改訂版 [単行本]
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村役人のお仕事 増補改訂版 [単行本]

山﨑 善弘(著・文・その他)


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出版社:東京堂出版
販売開始日: 2026/06/29
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村役人のお仕事 増補改訂版 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 章 村の政治と自治
     意外に知られていない村役人の仕事
     村の行政官・村の代表者である名主
     『庄屋往来』
     数十カ村を管轄する村役人も存在

    第一章 上野国旗本知行所の名主伊能家の仕事
     名主伊能家の登場
     日記に見る名主の主な仕事
     年貢の徴収と上納
     旗本保科家の財政を支える
     村内の治安維持
     村内のインフラ整備
     御触書の伝達
     村内の人口把握
     来村者への対応
     浅間山の噴火と復興

    第二章 武蔵国幕領の名主・大惣代佐野家の仕事
     名主佐野家―武士から名主へ
     年貢の徴収と上納など
     村法の制定
     被災者の調査と救済
     千住宿助郷役につき奔走する
     改革組合村四二カ村の大惣代に就任
     改革組合村の余業調査の実施
     改革組合村での治安維持活動
     組合村議定の制定

    第三章 播磨国御三卿清水領知の庄屋・「取締役」三枝家の仕事
     河合中村の三枝家――脆弱な支配体制を支える
     三枝家の立場
     河合中村庄屋所――庄屋家は村の総合庁舎
     組合村の「取締役」に就任
     社倉政策の運営に尽力する
     播磨国清水領知五三カ村を管轄する――百姓から武士へ
     郡中規模での社倉政策の運営
     農村の諸調査と余業取り締まり策の実施
     裁判を行う

    第四章 播磨国姫路藩領の大庄屋三木家の仕事
     姫路藩大庄屋制と神東郡辻川組の大庄屋三木家
     組村々への御触書の伝達
     組村々からの願書の取り次ぎ
     組村々の取り締まり
     辻川組・山崎組で裁判権を行使する
     財政改革を実現に導く
     姫路藩家老の三木家への来訪―新田開発場の視察
     家中同様の扱いを受ける

    第五章 伊賀国津藩領の大庄屋・組合頭としての郷士の仕事
     津藩領の郷士=無足人――在村の武士
     無足人制度
     無足人の村での立場―特権と結束
     上層農民としての無足人
     大庄屋に就く無足人
     無足人の管理を担う
     「御救い」の執行
     村々の取り締まり――裁判権の行使
     国議定を制定する
     組合頭に就く無足人
     争論の内済
     村小入用帳の改め
     災害状況の把握と津藩への報告
     義倉制度への関与
     大庄屋・組合頭に就く無足人と地域支配

    終 章 徳川日本と村役人
     徳川日本を支えた村役人
     村・地域支配の実務者
     村・地域のリーダー
     近代化と村役人の行方

     あとがき
     増補改訂版のあとがき
     参考文献
  • 内容紹介

    徳川時代の村役人については高校の日本史教科書などでも取り上げられ、その存在をご存じの読者も多いことでしょう。しかし、教科書などでは村役人について簡単に触れられている程度で、彼らがどのような仕事をしていたのかまでは詳細に知ることができません。
    例えば、定評のある高校の教科書『詳説日本史』(山川出版社)の中で、村役人について述べられた部分を引用してみましょう。

    村は、名主(庄屋・肝煎)や組頭・百姓代からなる村役人(村方三役)を中心とする本百姓によって運営され、農業労働、入会地の利用、水路・溜池などの用水や山野の管理、道の整備、治安や防災などの仕事を共同で自治的に担った。ー中略
    幕府や諸大名・旗本などは、このような村の自治に依存して、はじめて年貢・諸役を割り当てて収納し、また村民を掌握することができた。

    村役人について述べられているのは、この部分だけです。ー中略 徳川社会が村を基盤とした兵農分離の社会であり、村の運営は村役人らによって支えられる傾向が非常に強かったことからすれば、彼らの果たした役割に関する記述の少なさに物足りなさを感じずにはいられません。翻っていえば、従来、徳川時代を理解する上で、それほど村役人の存在が重視されてこなかったことの反映ともいえるでしょう。
    私は拙著『徳川社会の底力』(柏書房)の中で、徳川社会を構成している最大の要素は村であったことを強調しました。徳川社会の構成員の大部分は士農工商のいずれかの身分に属していましたが、大半が百姓で、全人口の八割前後を占めていました。支配者である武士は一割以下しか占めておらず、残る一割程度を職人・商人(町人)や、えた・非人など、ほかの身分が占めていました。こうした人口比に対応し、人々の居住空間の大部分は、百姓が居住する村によって占められていたのです。全国の村の数は、元禄一〇年(一六九七)時点で六万三二七六(天保五年〈一八三四〉時点では六万三五六二)でした。厖大な数の村々が徳川社会を形づくっていたのです。ー中略
    世間一般にはあまり知られていないでしょうが、本書では、名主と併せて、大庄屋・惣代・取締役などの村役人の仕事についても十分取り上げ、徳川時代が二六〇年余もの間、平和で安定していたことの秘密を解き明かしたいと思います。
    本書では、五つの領地の村役人を例にとって具体的に見ていきます。村役人の仕事には共通項が多いものの、地方によって異なるところがあります。そこで本書では、徳川幕府が関東と関西を二大拠点としていたことに鑑みて、両地方を中心とした村役人の仕事を見ようというわけです。また、もう一つ気をつけなければならないのは、領地によっても村役人の機能や性格に異なるところがあったということです。したがって、両地方の中でも異なった領地の村役人を取り上げ、その仕事を見ることにします。そうして、最後に徳川時代の村役人とはどのような存在であり、その具体的な仕事から見て、徳川時代の政治と社会運営はどのような特徴を持っていたのかを総括したいと思います。ー序章より抜粋
  • 著者について

    山﨑 善弘 (ヤマサキ ヨシヒロ)
    1968年、兵庫県に生まれる。2003年、関西大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程修了。神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター研究員、奈良教育大学教育学部特任准教授を経て、現在、東京未来大学モチベーション行動科学部准教授。博士(文学)。
    著書に『日本近世の国家・領主支配と地域社会』(塙書房、2023年)、『徳川社会の底力』(柏書房、2017年)、『近世後期の領主支配と地域社会―「百姓成立」と中間層』(清文堂出版、2007年)。

村役人のお仕事 増補改訂版 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名: 東京堂出版
著者名:山﨑 善弘(著・文・その他)
発行年月日:2026/06/29
ISBN-13:9784490211245
判型:46判
対象:教養
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:280ページ
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