なぜ賃金は上がらないのか 日本経済30年の陥穽(講談社現代新書) [新書]
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なぜ賃金は上がらないのか 日本経済30年の陥穽(講談社現代新書) [新書]

首藤 若菜(著・文・その他)


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出版社:講談社
販売開始日: 2026/06/18
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なぜ賃金は上がらないのか 日本経済30年の陥穽(講談社現代新書) の 商品概要

  • 目次

    第1章 「実質賃金の低下」をもたらしたものは  17
    1 2022年以降に何が起きたか
    2 欧米諸国の実質賃金
    3 名目賃金はどこで上昇したのか
    4 実質賃金の低迷
    5 時間当たり実質賃金と労働時間
    5‐1 長時間労働の是正
    5‐2 短時間労働者の増加
    5‐3 ターゲット所得仮説
    6 実質賃金低迷の構造
    第2章 なぜ人手不足なのに賃金が上がらないのか
    1 経済学の常識とのズレ
    2 人手不足の業界ほど賃金が上がっていない
    2‐1 制度的に価格が決まる分野
    2‐2 過当競争と人手不足
    3 賃金上昇と経済成長
    第3章 実質賃金はどう決まるのか 
    1 実質賃金を経済学の数式であらわすと
    2 労働生産性――企業が払える賃金の土台
    3 労働分配率――付加価値のうちどれだけを労働者に回すのか
    4 交易条件――働いて稼いだ所得はどこへ消えていくのか
    第4章 誰がコストを引き受けたのか 
    1 循環から外れた交易条件
    2 負担はどこにあらわれるか
    3 日本の調整プロセス
    3‐1 利益は圧縮されなかった
    3‐2 価格は動かなかった
    3‐3 負担は賃金に向かった
    4 なぜ賃金が調整弁になったのか
    第5章 なぜ価格は調整弁になれなかったのか
    1 値上げすると取引喪失になる
    2 価格が上がらないという現実:運送業の事例
    2‐1 「2024年問題」でも運賃改定できない
    2‐2 価格交渉の限界
    2‐3 経営者の努力不足で片づけられるのか
    3 低価格・低賃金と長時間労働
    4 全体最適の「全体」とは
    5 その結果何が起きたのか
    5‐1 労働による吸収
    5‐2 退出なき調整の帰結
    第6章 賃金を価格につなげられるか――労働組合の可能性と限界
    1 「労働組合がなくても賃金は上がる」のか
    2 名目賃金はなぜ上げられなかったのか
    3 「失われた賃上げ分」を取り戻すことはできるか
    4 賃金上昇が価格上昇につながりにくい労使関係
    4‐1 賃金と価格の非対称性
    4‐2 生産性向上の取り組み
    4‐3 春闘の役割とその変容
    第7章 賃上げを起点に考える
    1 賃上げが先か生産性が先か
    2 賃上げは雇用を減らすか
    3 それでも賃上げを起点と考える理由
    4 最低賃金の引き上げは何を変えるのか
    5 なぜ地域別最低賃金だけでは足りないのか
    6 退出をどう受け止めるか
    第8章 労働移動と賃金上昇
    1 労働移動は賃金を押し上げると考えられている理由
    2 労働移動はなぜ難しいのか:ある事例から
    3 労働移動の制約
    4 転職は増えているのか
    5 労働移動を保障する仕組み
    第9章 賃金と価格を結び直す
    1 デフレは原因ではなく仕組み
    2 「現場力」の転換
    3 日本が目指した効率性とは何だったのか
    4 競争のあり方を問い直す
    5 価格は何を回収しているのか
    6 淘汰では構造は変わらない
    7 交渉が成立する条件
    8 賃上げは生活を苦しくするのか
  • 出版社からのコメント

    人手不足と物価上昇を、「現場力」と「効率化」によって無理やり克服しようとしてきた日本の労働現場。実はそこに、落とし穴があった
  • 内容紹介

    食品から日用品まで、何もかも驚くほど高くなった。
    スーパーで目にする野菜の値段が少しずつ上がっているなと思っていたら、「令和のコメ騒動」が起き、同じ価格でも内容量を減らす「ステルス値上げ」が普通になった。
    長く続いたデフレの時代が終わり、生活必需品の値上がりが、暮らしを直撃している。
    その分賃金などの収入が上がっていればいいのだが、一向にその実感はない。賃金の上昇率から物価の上昇分を引いた「実質賃金」は4年近くもマイナスが続いていることが示すように、その実感は、統計にもはっきり表れている。
    物価上昇のしわ寄せが、暮らしを直撃しているのだ。
    いったいなぜこんなことになってしまったのか。
    急激な円安によって輸入品やエネルギー価格が上がったためなのか。
    企業が値上げで儲かった分を労働者に還元せず、「内部留保」として貯めこんでいるためか。
    日本人の働き方は効率が悪く、「労働生産性」が低いためか。
    各企業の労働組合の交渉力が弱く、大企業の言うがままになってしまっているのか。
    本書では、こうした俗説を一つひとつ検証し、その当否を探っていく。
    もう一つ、いま労働の現場でもっともよく聴かれる言葉が「人手不足」である。
    とくに飲食や宿泊などのサービス業では、客を集める人気店でも人出が足りないために接客ができず、予約を断るケースもある。
    また、介護や医療などの現場の人手不足も深刻で、外国人材の手を借りないと維持できないことがはっきりしている。
    なのになぜ、賃金は上がらないのか。

    第一線の労働経済学者として活躍する筆者は、物流や運送業界などの現場の声を聴き、その実態を見ることから、日本の賃金が上がらない本当の理由を明かす。
    人手不足に悩む労働の現場では、いままで8人で担っていた仕事を7人で回し、同レベルの成果を出す「効率化」を進めてきた。
    しかし、現場の労働者の献身的な努力や「カイゼン」によって「効率化」すること自体が、実は、日本の低賃金を固定化している可能性がある、と筆者は言う。
    それはいったいどのようなメカニズムによって起こっているのか。
    緻密なフィールドワークを基礎とする研究を重ね、日本の低賃金の謎に真正面から挑んだ、画期的な論考。
  • 著者について

    首藤 若菜 (シュトウ ワカナ)
    1973年東京都生まれ、立教大学経済学部教授。日本女子大学大学院人間生活学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。山形大学人文学部助教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス労使関係学部客員研究員、日本女子大学家政学部准教授などを経て現職。
    専攻は労使関係論、女性労働論。
    著書に『統合される男女の職場』(勁草書房、2003年=社会政策学会奨励賞、冲永賞受賞)『グローバル化のなかの労使関係――自動車産業の国際的再編への戦略』(ミネルヴァ書房、2017年=労働関係図書優秀賞、社会政策学会奨励賞受賞) 『物流危機は終わらない――暮らしを支える労働のゆくえ』(岩波新書、2018年)、『雇用か賃金か 日本の選択』(筑摩選書、2022年)、共著に『間違いだらけの日本の物流』(2025年、ウェッジ=住田物流奨励賞受賞)がある。

なぜ賃金は上がらないのか 日本経済30年の陥穽(講談社現代新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:首藤 若菜(著・文・その他)
発行年月日:2026/06/18
ISBN-13:9784065443583
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:224ページ
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