製造業としてのアニメーション-制作現場は何を守ってきたのか [単行本]
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製造業としてのアニメーション-制作現場は何を守ってきたのか [単行本]



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出版社:青弓社
販売開始日: 2026/07/15
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製造業としてのアニメーション-制作現場は何を守ってきたのか の 商品概要

  • 目次

    序 章 製造業としてのアニメ制作
     1 対立する二つの視点
     2 集団からの視点の採用
     3 個と全体の両立
     4 製造業的な視点からみる意義

    第1章 個と全体からみたアニメの特徴
     1 アニメの特徴と本書での分類の試み
     2 CMでのアニメーション制作の具体相

    第2章 製造業的アニメ制作の始まり
     1 近代産業としてのアニメ制作と日本の状況
     2 東映動画での分業の実情と深化
     3 「寄木細工性」認知スタイルの定着

    第3章 アニメ史にみえる製造業的なもの
     1 東映動画の文化と宮崎駿
     2 手塚治虫と虫プロダクションの「労働」
     3 虫プロダクションの文化と制作管理部門
     4 混乱後の東映動画

    第4章 非演出・作画職での個と集団の関係
     1 具体的な工程と指揮系統
     2 仕上
     3 撮影

    第5章 アニメ専門職位以外での個と集団の関係
     1 編集
     2 CG

    第6章 非-製造業的見地から強いられる無能
     1 動画職の仕事と専門性
     2 動画の単純労働化
     3 広がる単純労働

    終 章 製造業的視点からみたアニメ制作の課題

    あとがき
  • 内容紹介

    世界的にも評価され、人々を魅了する日本のアニメだが、一方で制作現場の人手不足や劣悪な労働環境が指摘されている。しかし、課題を抱えながらも、アニメ産業はこれまで一貫して規模を拡大してきた。アニメ産業はなぜ発展しつづけられたのか。

    この謎を解き明かすために、制作に際して個人と全体の両立を目指す文化が作品の品質の維持や向上に寄与している点に着目する。これを製造業的な文化ととらえ、1960年代の東映動画、70年代の虫プロダクション、その後のサンライズなどの活動から、個と全体の両立を理想とする文化が産業内で維持されてきたことを明らかにする。

    そして、これまでの議論で光が当たってこなかった仕上・撮影・編集・CGの各工程に従事する制作者にインタビューを重ねて、現在のアニメ制作でも個と全体の両立を目指す文化が維持されていることを浮き彫りにする。

    そのうえで、海外への外注が進む「動画職」に注目し、専門性の軽視やそこから生じる非効率が、この文化の衰退によって生じていることを指摘する。アニメ産業の知られざる課題をあぶり出す労作。
  • 著者について

    一藤 浩隆 (イチフジ ヒロタカ)
    1983年、山口県生まれ。広島女学院大学人文学部准教授。専攻はメディア論。共著に『アニメと場所の社会学――文化産業における共通文化の可能性』(ナカニシヤ出版)、『戦後映画の生き残り戦略――変革期の一九七〇年代』(森話社)、論文に「アニメーション産業における1960年代後半という時代――東映動画の経営と「放映権」「商品化権」の変化を中心にして」(「マス・コミュニケーション研究」第100号)など。

製造業としてのアニメーション-制作現場は何を守ってきたのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:一藤浩隆(著)
発行年月日:2026/07
ISBN-10:4787274864
ISBN-13:9784787274861
判型:B6
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:232ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:263g
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