日本書紀の鬼―孤高の女帝と善悪の境界 [単行本]
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日本書紀の鬼―孤高の女帝と善悪の境界 [単行本]
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出版社:ぺりかん社
販売開始日: 2026/06/22
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日本書紀の鬼―孤高の女帝と善悪の境界 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    鬼が現れた皇極=斉明天皇の時代を読み解き、激烈な時代を生き抜いた孤高の女帝の心中に迫る。『日本書紀』神代巻の「邪鬼」や景行天皇紀の「姦鬼」など、鬼とは何かを考察する。
  • 目次

    序章

    第一章 古来の鬼
     卑弥呼の鬼道と漢籍の鬼
     陰陽の鬼神
     日本の鬼 鬼~隠~常世神
     素戔嗚尊の蓑笠と常世神(折口信夫と網野善彦)
     本居宣長が示す迦微
     黒鬼“おにた”と蜘蛛鬼“累”の自己疎外
     八十枉津日神は悪神か
     日本書紀に記された“鬼”と書いて“もの”という鬼
     鬼除けとなる黄泉の桃の実
     景行天皇紀の邪神・姦鬼と欽明天皇紀の鬼魅・魃鬼・粛慎

    第二章 女帝の即位と譲位、そして重祚へ
     皇極天皇即位以前(百済と仏教伝来)
     任那四県割譲と任那日本府
     崇仏論争(丁未の乱)に至る過程
     二つの神勅と中臣氏
     女帝と世数という正統
     皇極天皇の霊力
     蘇我氏の専横
     元旦の空を彩る五色の雲
     民を慮る山背大兄王の矜持
     五色の絹笠と黒い雲
     常世神と虫祭り
     蘇我入鹿暗殺計画と中臣鎌子
     蘇我本宗家滅亡と皇極天皇譲位
     古人大兄皇子の誤認(韓人と韓政)
     孝徳天皇即位と古人大兄皇子謀殺
     孝徳天皇と惟神
     品部をめぐる深刻な軋轢
     蘇我倉山田石川麻呂の冤罪
     孝徳天皇崩御

    第三章 女帝の自己疎外と隠伏された鬼の眼差し
     斉明天皇重祚と大規模土木造成事業
     有間皇子の謀殺
     建王薨去と山際の雲
     『万葉集』に表象される雲
     かつて鬼魅とよばれた粛慎討伐
     百済の鬼武者、鬼室福信
     宮中の鬼火と黄昏の朝倉山に現れた大笠の鬼
     鬼の正体
     鬼を見ることのない中大兄皇子の視点
     皇極=斉明女帝の自己疎外
     幻の信濃遷都と鬼女紅葉
     日本鬼子(リーベングイズ)と日本鬼子(ひのもとおにこ)

    参考文献一覧
    終章(あとがき)
  • 出版社からのコメント

    「邪鬼(あしきもの)」「姦鬼(かたましきもの)」など『日本書紀』の記述に現れる「鬼」の意味、その重層性を精緻に読み解く。
  • 内容紹介

    古来、漢籍に記された鬼は、摩訶不思議な力や死者を意味していた。
    一方、『日本書紀』に記された鬼は、高天原の神々や大和朝廷に順わず、未知なる力を秘めた得体の知れぬものとして描かれる。
    それらは『日本書紀』神代巻の〝邪鬼〞や景行天皇紀の〝姦鬼〞そして、欽明天皇紀の〝鬼魅〞や〝魃鬼〞などである。
    斉明天皇紀には、〝鬼火〞なる意志や目的を欠く非人格的な力が、人々に伝播して引き起こす災禍を記録している。
    内憂外患と民が憂える社会不安、混迷の時代を生き抜いた女帝斉明天皇は朝倉宮で崩御する。
    黄昏の朝倉山の頂に立つ鬼は大笠で身を隠し、女帝を偲ぶ喪儀の列をじっと静かに臨み視ていた。鬼の姿を見た人々は嗟き恠しんだという。
    斉明天皇崩御の後に現れた鬼は、古典のなかで、〝鬼〞の一文字をもって〝オニ〞と訓ませる最初の〝鬼〞である。

    『日本書紀』に記される「鬼」とは何か。「鬼」の背後に隠伏された人々の心の深淵を洞見し、孤高の女帝・斉明天皇の生涯と重ねて読み解いてゆく。

    *目次

    序章

    第一章 古来の鬼
     卑弥呼の鬼道と漢籍の鬼
     陰陽の鬼神
     日本の鬼 鬼~隠~常世神
     素戔嗚尊の蓑笠と常世神(折口信夫と網野善彦)
     本居宣長が示す迦微
     黒鬼“おにた”と蜘蛛鬼“累”の自己疎外
     八十枉津日神は悪神か
     日本書紀に記された“鬼”と書いて“もの”という鬼
     鬼除けとなる黄泉の桃の実
     景行天皇紀の邪神・姦鬼と欽明天皇紀の鬼魅・魃鬼・粛慎

    第二章 女帝の即位と譲位、そして重祚へ
     皇極天皇即位以前(百済と仏教伝来)
     任那四県割譲と任那日本府
     崇仏論争(丁未の乱)に至る過程
     二つの神勅と中臣氏
     女帝と世数という正統
     皇極天皇の霊力
     蘇我氏の専横
     元旦の空を彩る五色の雲
     民を慮る山背大兄王の矜持
     五色の絹笠と黒い雲
     常世神と虫祭り
     蘇我入鹿暗殺計画と中臣鎌子
     蘇我本宗家滅亡と皇極天皇譲位
     古人大兄皇子の誤認(韓人と韓政)
     孝徳天皇即位と古人大兄皇子謀殺
     孝徳天皇と惟神
     品部をめぐる深刻な軋轢
     蘇我倉山田石川麻呂の冤罪
     孝徳天皇崩御

    第三章 女帝の自己疎外と隠伏された鬼の眼差し
     斉明天皇重祚と大規模土木造成事業
     有間皇子の謀殺
     建王薨去と山際の雲
     『万葉集』に表象される雲
     かつて鬼魅とよばれた粛慎討伐
     百済の鬼武者、鬼室福信
     宮中の鬼火と黄昏の朝倉山に現れた大笠の鬼
     鬼の正体
     鬼を見ることのない中大兄皇子の視点
     皇極=斉明女帝の自己疎外
     幻の信濃遷都と鬼女紅葉
     日本鬼子(リーベングイズ)と日本鬼子(ひのもとおにこ)

    参考文献一覧
    終章(あとがき)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    徳橋 達典(トクハシ タツノリ)
    1964年、東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。博士(神道学・國學院大學)。共同通信社ビジュアル報道局写真部次長を経て、現在、今尾神社禰宜・國學院大學兼任講師・日本医療ビジネス大学校非常勤講師。専攻―神道学・神道史
  • 著者について

    徳橋 達典 (トクハシ タツノリ)
    1964年、東京都生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。博士(神道学・國學院大學)。共同通信社ビジュアル報道局写真部次長を経て、現在、今尾神社禰宜・國學院大學兼任講師・日本医療ビジネス大学校非常勤講師。
    専攻――神道学・神道史
    著書・論文――『吉川神道思想の研究 吉川惟足の神代巻解釈をめぐって』(ぺりかん社)、『日本書紀の祈り 多様性と寛容』(ぺりかん社)、『日本書紀の系譜 いのちとつながり』(ぺりかん社)、「吉川惟足の葬祭論の一考察―――保科正之の神葬祭をめぐって」(『神道宗教』193号)、「吉川惟足の神籬磐境の伝の要諦」(『神道宗教』219号)など。
    連載――「シリーズ 御祭神考」『あをがき(青垣)』(戸隠神社)。
    映画――黒澤明監督『夢』(ワーナー・ブラザース)で雅楽(楽箏)を演奏。

日本書紀の鬼―孤高の女帝と善悪の境界 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ぺりかん社
著者名:徳橋 達典(著)
発行年月日:2026/06/30
ISBN-10:4831517216
ISBN-13:9784831517210
判型:規小
発売社名:ぺりかん社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:253ページ
縦:19cm
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