研究叢書585 軍記物語創成(研究叢書) [全集叢書]
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研究叢書585 軍記物語創成(研究叢書) [全集叢書]



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出版社:和泉書院
販売開始日: 2026/05/27
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研究叢書585 軍記物語創成(研究叢書) [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    第一部『保元物語』『平治物語』の研究
     第一章 『保元物語』の諸問題
      一 はじめに、為朝の上洛の理由
      二 伊藤五と山田小三郎譚との間に置かれた批評句について
      三 「唐綾威ノ冑ノ、午時計ナルニ」
      四 為義室の石清水参詣の日時
      五 『保元物語』と『平治物語』
      六 まとめ

     第二章 『平治物語』成立論の検証―成立と本文について―
      一 「光頼卿参内の事」について
      二 軍記作品の成立は、果たして承久の乱後か
      三 『平治物語』一類本本文の検証
      四 一類本と『平治物語絵巻』との関係
      五 まとめ

     第三章 合戦記事をどう読むか―『保元物語』『平家物語』の場合―
      一 再び「矢合せ」について
      二 半井本『保元物語』「白河殿ヘ義朝夜討チニ寄セラルル事」を読む
      三 延慶本『平家物語』の「熊谷・平山一二の駆け」を読む
      四 まとめ
      〔付説〕矢合せ

     第四章『平治物語』成立論の検証―『平家物語』との関係について―
      一 はじめに
      二 『平家物語』から『平治物語』へ
      三 『平家物語』「小教訓」周辺記事と『平治物語』 
      四 大将任官を望む信頼と成親像の描かれ方について
      五 まとめ

     第五章『平治物語』成立論の検証―『保元物語』『平家物語』『愚管抄』との関係について―
      一 『保元物語』『平家物語』との関係について
      二 一類本『平治物語』と『愚管抄』との関係
      三 まとめ

     第六章『保元物語』『平治物語』合戦譚の検証
      一 『保元物語』の合戦譚
      二 平治の乱の待賢門合戦の検証
      三 『平治物語』諸本に見る「待賢門の軍の事」について
      四 まとめ

     第七章 半井本『保元物語』の合戦譚を読む
      一 はじめに
      二 半井本に見る謀反、院宣・宣旨
      三 朝威を恐れる義朝と、朝威を恐れぬ為朝
      四 勇姿が描かれる院方や天皇方の源氏諸将
      五 批判的に描かれる平氏諸将
      六 清盛や重盛に対する批判的な描写
      七 まとめ

     第八章 半井本『保元物語』の山田小三郎是行譚を読む
      一 半井本に見る、重複や類型あるいは同型描写の繰り返しについて
      二 是行は、なぜ一人で為朝に挑みかかろうとしたのか
      三 是行の矢は、なぜ為朝の弓手の草摺に当たったと記されるのか
      四 為朝はなぜ鞍の前輪と是行を射貫き、さらに尻輪で止まる矢を射たか
      五 おわりに

     第九章 古態論にこだわる―『保元物語』の場合―
      一 私の軍記物語研究事始め
      二 古態論華やかなりし頃
      三 半井本『保元物語』上巻末の名寄せに古態を探る

     第十章 書評 野中哲照著『保元物語の成立』
     
     第十一章 書評 原水民樹著『『保元物語』系統・伝本考』


    第二部 四部合戦状本『平家物語』の研究

     第一章『四部合戦状本平家物語』と真字表記
      一 はじめに
      二 四部本の真字表記は、仮名交じり文をもとにするか

     第二章 四部合戦状本平家物語真字表記論考
      一 四部本各巻の序文の形態について
      二 四部本の享受形態について
      三 四部本の意改記事生成の理由について
      四 真字表記の四部本以前の形態として仮名交じり文が想定できるか
      五 四部本の漢文表記文に見る意改記事
      六 四部本巻四「南都返牒」本文表記の検証
      七 まとめ

     第三章 平家物語の古態について―四部本・延慶本本文の成立をめぐって―
      一 はじめに
      二 四部本の後出的・略述的本文について
      三 四部本に見られる覚一本的近似本文について
      四 延慶本に見る後出的本文
      五 まとめ

     第四章『四部合戦状本平家物語』における語り本系近似本文について―巻十を中心として―
      一 語り本本文の生成について
      二 四部本巻十の本文について
      三 四部本「高野巻」の本文形成について
      四 四部本巻十に見る不整合本文の検証
      五 四部本巻十の異本注記について
      六 四部本巻十に見られる覚一本系統の本文の素性について
      七 四部本の成立は十四世紀末まで下るか

     第五章『平家打聞』と『四部合戦状本平家物語』
      一 はじめに
      二 『平家打聞』編者が元とした四部本本文について
      三 『平家打聞』が元とした四部本本文について
      四 『平家打聞』の注釈について
      五 『平家打聞』の成立年代について
      六 『平家打聞』から分かること。四部本の和歌表記の空白部等について
      七 まとめ

     第六章 四部合戦状本平家物語における覚一本系近似本文について
      一 はじめに
      二 四部本巻十「首渡」に見る覚一本系統の本文について
      三 四部本巻十の、覚一本的本文を取り込んだ際の不整合本文について
      四 四部本の十四世紀後半成立説の内部徴証について
      五 まとめ


    第三部『源平闘諍録』の研究

     第一章『源平闘諍録』考―その成立をめぐって―
      一 闘諍録の坂東八平氏と対比された北条氏への特異な姿勢について
      二 闘諍録の成立は十三世紀の後半か

     第二章『源平闘諍録』成立考―源氏蜂起記事をめぐって―
      一 闘諍録巻一上の坂東平氏系譜について
      二 闘諍録の歴史離れの本文をどう読むか
      三 頼朝のもとに参陣した景親与力の者達の処遇記事をどう読むか
      四 闘諍録の巻五「佐竹太郎忠義被生取梶原事」をどう読むか
      五 まとめ

     第三章『源平闘諍録』の創作方法のあり方について―巻八上を中心として―
      一 闘諍録巻八上について
      二 延慶本の巻八の構成について
      三 延慶本と対比した闘諍録巻八上の読みについて
      四 闘諍録の「宇治川先陣」を読む

     第四章『源平闘諍録』の巻立てと構成
      一 はじめに
      二 闘諍録の巻五・巻八上を読む
      三 闘諍録の巻立てから巻五・巻八上・巻八下を読む
      四 まとめ

     第五章『源平闘諍録』と真字表記
      一 闘諍録と四部本の真字表記について考える
      二 闘諍録の本文成立の背後に、書承・編集著述の場が想定できるか
      三 まとめ

     第六章『源平闘諍録』の説話受容の方法―一谷合戦話における―
      一 はじめに
      二 闘諍録巻八下の合戦譚を読む
      三 まとめ

     第七章『源平闘諍録』考―巻立てから見た巻八下の読みについて―
      一 はじめに
      二 闘諍録巻八下の範頼進発記事について
      三 闘諍録巻八下の最終記事に見る意図的な略述・増補について
      四 まとめ

     第八章『源平闘諍録』の真字表記―訓点について―
      一 はじめに
      二 闘諍録に付されたヲコト点は明経点
      三 闘諍録のヲコト点やカタカナの付訓はいつなされたか
      四 まとめ

     第九章『源平闘諍録』と『千学集抄』
      一 はじめに
      二 闘諍録や『千学集抄』に所収の坂東平氏系譜について
      三 闘諍録の巻五冒頭記事をどう読むか
      四 闘諍録巻五は、諸将の頼朝への帰参をどのように記すか
      五 闘諍録巻五の景時・重忠帰参記事を読む
      六 まとめ

     第十章『源平闘諍録』の頼朝挙兵譚について
      一 闘諍録に見る景時等諸将の帰参状況について
      二 重忠参会後に参陣した諸将の動静について
      三 闘諍録巻五に見る頼朝軍の進攻の早さについて
      四 闘諍録に見る景親に与力した諸将の降陣処罰記事について
      五 闘諍録の富士川合戦、伊東祐親自害記事、佐竹忠義討滅譚を読む
      六 まとめ

     第十一章『平家物語』と東国―源平闘諍録と延慶本をめぐって―
      一 『吾妻鏡』と『平家物語』
      二 源平闘諍録と東国
      三 延慶本と東国、頼朝
      四 まとめ

     第十二章『源平闘諍録』に見える南都本的本文について
      一 南都本の成立について
      二 闘諍録に見る南都本的本文
      三 南都本的本文から闘諍録へ
      四 まとめ

     第十三章『源平闘諍録』は五冊本で成立したか
      一 はじめに
      二 各巻の記事構成の概観
      三 記事量から見る各巻の特異性
      四 巻一上の特性
      五 巻一下の特性
      六 巻五の特性
      七 巻八上の特性
      八 巻八下の特性
      九 まとめ

    第四部『平家物語』諸本その他の研究

     第一章『平家物語』諸本記事の生成―一谷合戦話をめぐって―
      一 はじめに
      二 延慶本の一谷合戦話に見る不整合本文を考える
      三 四部本の一谷合戦話に見る不整合本文をどう読むか
      四 一谷合戦の不整合本文を長門本・盛衰記・南都本はどう描き直すか
      五 まとめ

     第二章 延慶本平家物語発端部論考―読みかえと説話構成をめぐって―
      一 はじめに
      二 四部本と延慶本の古態説をどう考えるか
      三 延慶本の「忠盛昇殿之事付闇打事」を読む
      四 延慶本の「得長寿院供養事付導師山門中堂ノ薬師之事」を読む
      五 延慶本発端部の構造について
      六 まとめ

     第三章『平家物語』における西国合戦譚について―一谷合戦話を中心として―
      一 一谷合戦譚の構成
      二 一谷合戦における「鵯越」
      三 一谷合戦における「三草の手」「山の手」
      四 一谷合戦に見る混乱
      五 再び、一谷合戦における「山の手」
      六 まとめ

     第四章 覚一本成立の背景
      一 覚一本は幾度もの鑑賞に堪えうる作品として語られていたか
      二 屋代本や覚一本の本文生成に語りは介在したか
      三 まとめ

     第五章『平家物語』の成立―源義経像の形象―
      一 「昔ノ好」「多年ノ好」について
      二 景時との確執
      三 情深キ人
      四 オソロシキ者―兄頼朝との確執
      五 まとめ

     第六章『平家物語』の成立―一谷合戦をめぐって―
      一 矢合せ
      二 「一谷」の合戦空間
      三 一谷に収束する東西南北の距離感
      四 まとめ

     第七章『平家物語』の成立―巻九「義経院参」から「河原合戦」をめぐって―
      一 「義経院参」から「河原合戦」
      二 南都本的本文から四部本へ
      三 延慶本的本文からの諸本記事の生成
      四 終わりに

     第八章 頼朝伊豆流離説話の考察
      一 「頼朝伊豆流離説話」とは
      二 延慶本・盛衰記の頼朝伊豆流離説話について
      三 『曽我物語』の頼朝伊豆流離説話について
      四 闘諍録の頼朝伊豆流離説話について
      五 まとめを兼ねて、再び「頼朝伊豆流離説話」とは

     第九章 三つの軍記物語の全釈を試みて―その課題と展望―
      一 全釈研究事始め
      二 源平闘諍録全釈の課題と展望
      三 源平盛衰記全釈の課題と展望
      四 四部合戦状本平家物語全釈の課題と展望

    あとがき

    索引(研究者名索引、事項索引、主要軍記物語の検索索引、史料索引)
  • 出版社からのコメント

    主に半井本『保元物語』、一類本『平治物語』、変体漢文表記の四部合戦状本平家物語、源平闘諍録の生成に関わる論稿を収める。
  • 内容紹介

    それぞれの物語の成り立ちを初めに立ち返って明らかに
    『平家物語を読む―成立の謎をさぐる―』(和泉書院2000・3)に続く第二論文集。二十代後半から現在に至るまでの論稿を収めた。主に半井本『保元物語』、一類本『平治物語』、変体漢文表記の四部合戦状本平家物語、源平闘諍録の生成に関わる問題、さらにこれらには収まらない他の軍記物語作品の論稿を収める。


    図書館選書
    主に半井本『保元物語』、一類本『平治物語』、変体漢文表記の四部合戦状本平家物語、源平闘諍録の生成に関わる問題、さらにこれらには収まらない他の軍記物語作品の論稿を四部立て、全三十九章の構成で刊行。

研究叢書585 軍記物語創成(研究叢書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院
著者名:早川厚一(著)
発行年月日:2026/05
ISBN-10:4757611439
ISBN-13:9784757611436
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:674ページ
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