デジタル覇権とレギュレーション-The False Choice 「規制かイノベーションか」という誤った選択 [単行本]
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デジタル覇権とレギュレーション-The False Choice 「規制かイノベーションか」という誤った選択 [単行本]

アヌ・ブラッドフォード(著・文・その他)NTTデータ・コンサルティング・イニシアティブ(著・文・その他・編集・翻訳)


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出版社:日経BP社
販売開始日: 2026/06/19
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デジタル覇権とレギュレーション-The False Choice 「規制かイノベーションか」という誤った選択 の 商品概要

  • 目次

    第一部 デジタル規制とイノベーションの誤った選択
    第二部 対談「EUでビッグテックが生まれない理由」
    第三部 EUデジタル規制の概要と日本への示唆
  • 内容紹介

    EUでビッグテックが生まれないのはなぜか?
    イノベーションを阻害する真因を、EU規制の第一人者が解明

     本書は、EUの規制力に関する第一人者である原著者が、「デジタル経済のより厳格な規制は必然的にイノベーションを損ない、技術進歩を妨げる」という一般的な見解に異議を唱えるものです。

     この見解はテック業界によって強く主張されており、繁栄する米国のテック経済が自由市場への断固たるコミットメントと結びつけられる米国の公共議論を形作ってきました。米国の立法者も伝統的にこの考え方を受け入れており、これがテック業界の規制にこれまで慎重だった理由です。これとは対照的に、EUはデジタル権利や公正といった欧州的価値観に基づき、データプライバシー、独占禁止法、コンテンツ管理などを含む厳格なデジタル規制によってテック経済の発展を方向づける別の道を選択してきました。EUの批判者によれば、この広範なテック規制はイノベーションの犠牲の上に成り立っており、テック企業の育成や米中との競争ができない理由だとされています。

     こうした議論がいっそう切迫したものとなっているのが、昨今のAIをめぐる急速な状況変化です。ローマ法王によるAIの倫理的リスクへの警鐘や、Anthropicが開発した高度なAIモデル「Mythos」が世界に与えた衝撃を受け、「AIを人類がいかに制御すべきか。またそのためにどのようなレギュレーションを整備すべきか」という問いへの関心が、国際社会においてかつてなく高まっています。テック規制のあり方をめぐる本書の議論は、まさにこうした時代の要請に答えるものです。

     本書は、デジタル規制と技術進歩の関係は、これまでの公共の議論や米国の立法者、テック企業、そして多くの学者が示唆してきたよりもはるかに複雑であると論じます。その観点から、米国とEUの間に存在する現在の技術格差を、米国法の寛容さや欧州デジタル規制の厳格さに帰するべきではないと著者は語ります。米国のテック企業が世界的な地位を築き上げるに至った、米国の法的・技術的エコシステムにおける、より根本的な特徴こそが重要であり、そしてEUはこれらをいまだ再現できていないといいます。

     テック規制とイノベーションへの負の影響という通念上の関係を切り離すことで、デジタル規制のコストと便益に関する学術的議論をより生産的なものへと発展させています。また、技術政策を検討する政府に対し、「規制か、それともイノベーションか」という誤った二者択一ではなく、テック企業がイノベーションを続け、デジタル経済および社会が発展するために必要な、より広範な法的・制度的改革へと目を向けるよう促します。

     原著者の論文のほか、編著者との新規対談や、論文を補足するための解説文も収録。特に企業でAIを用いて変革を推進する経営者、役員、事業部長など中心として、最新の状況に対応するために示唆に富む一冊です。
  • 著者について

    アヌ・ブラッドフォード (アヌブラッドフォード)
    コロンビア・ロー・スクール教授
    EUの規制やデジタル政策を研究する第一人者。「ブリュッセル効果(The Brussels Effect)」の提唱で知られ、著書『The Brussels Effect』(2020)や『Digital Empires』(2023)は世界的に高く評価されている。後者は『フィナンシャル・タイムズ』で2023年の注目書に選ばれ、2024年のシュタイン・ロッカン賞も受賞。現在は同大学欧州法研究センターの所長として、グローバルな規制のあり方を発信し続けている。

    NTTデータ・コンサルティング・イニシアティブ (エヌティティデータコンサルティングイニシアティブ)
    NTTデータグループでコンサルティング業務を行う、株式会社NTTデータ内の組織、株式会社NTTデータ経営研究所、フォーティエンスコンサルティング株式会社、株式会社NTTデータ数理システムの4社の事業連携。フォーサイト起点の社会イノベーションを共通コンセプトとし、政府機関を中心とした公共分野から、金融、小売、製造、サービスなどの幅広い業界に対しコンサルティングを行っている。将来のあるべき姿の研究から、政策提言、コンソーシアム運営、企業の戦略立案、業務改革支援など、様々な社会課題や経営課題の解決に向け約3000名を超える各領域のプロフェッショナルが、専門性とノウハウを結集しながらコンサルティングサービスを提供している。
    編著書に『フォーサイト起点の社会イノベーション』(日本経済新聞出版、2024年)訳書に『生成AI活用の最前線』『フュージョンストラテジー』『スマート・ライバル』『デジタル多国籍企業』『AI AND INNOVATION』(以上、東洋経済新報社、2025年)、『エージェント型AIビジネス 働き方を一変させる協働知革命』(ダイヤモンド社、2025年)

デジタル覇権とレギュレーション-The False Choice 「規制かイノベーションか」という誤った選択 の商品スペック

商品仕様
出版社名:日経BP 日本経済新聞出版
著者名:アヌ・ブラッドフォード(著・文・その他)/NTTデータ・コンサルティング・イニシアティブ(著・文・その他・編集・翻訳)
発行年月日:2026/06/19
ISBN-13:9784296130139
判型:46判
発売社名:日経BPマーケティング
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:240ページ
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