少子高齢化のなかの東アジア社会政策―ケアと医療保障をめぐる日中韓比較 [単行本]
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少子高齢化のなかの東アジア社会政策―ケアと医療保障をめぐる日中韓比較 [単行本]



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出版社:明石書店
販売開始日: 2026/06/29
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少子高齢化のなかの東アジア社会政策―ケアと医療保障をめぐる日中韓比較 の 商品概要

  • 目次

    序章 21世紀第1四半世紀の東アジア社会政策
     1 21世紀第1四半世紀の東アジアと社会政策の変化
     2 本書の視点と対象
     3 本書の構成と各章の内容

    第Ⅰ部 東アジアの社会政策とケアの比較――方法論と視点

    第1章 東アジア社会政策の比較方法論と課題――日中韓を中心に
     1 東アジア社会政策と比較分析
     2 東アジア社会政策研究における比較方法論の進化
      2.1 東アジア社会政策研究の黎明期(1990年代半ばまで)
      2.2 「東アジア福祉モデル」と「第四のレジーム」
      2.3 「後発」・「動態」・「段階」
     3 「異時点比較」:日中韓の医療保障を事例に
      3.1 日中韓の皆保険政策:その背景と方法
      3.2 社会政策における「東アジア的な道」
     4 新しい社会的リスクと同時点比較の可能性
      4.1 東アジアにおける少子化と再生産問題
      4.2 ケア・レジームの比較方法
     5 比較のための比較を超えて

    第2章 東アジアのケア・レジーム研究の到達点と課題
     1 なぜ「ケア」なのか?
     2 福祉レジームその後:家族、ケア、再生産の視点
      2.1 「3つの世界」とその修正
      2.2 生産レジームと再生産レジーム
     3 「ケア・レジーム」
      3.1 ケアの捉え方:「福祉多元主義」「福祉トライアングル」「ケア・ダイアモンド」
      3.2 「ケア・レジーム」とは何か
     4 東アジアのケア・レジーム研究:到達点と課題
      4.1 東アジアの社会政策
      4.2 東アジアのケア・レジームの比較
      4.3 先行研究の発見と到達点
     5 これからの課題

    第3章 東アジアの福祉ミックスと民間保険
     1 問題の提起
     2 福祉レジームと福祉の公私ミックス:先進福祉国家の場合
      2.1 福祉の公私ミックス、生活保障と東アジア
      2.2 先進福祉国家における公私ミックス:医療と年金
     3 韓国と台湾における民間保険の発展と現状
      3.1 社会保障と民間保険
      3.2 韓国と台湾における生命保険と社会保障の発展
      3.3 生命保険の規模と構成
      3.4 医療保障における民間保険
     4 東アジアの民間保険:その特徴と福祉レジーム論への示唆
      4.1 主な発見
      4.2 東アジア福祉レジーム論への示唆

    第4章 福祉国家の再編と時間政策
     1 「時間」をめぐる政治と葛藤
     2 福祉国家と家族・ジェンダー
      2.1 資本主義と家父長制
      2.2 家族・ジェンダーに基づいた福祉国家類型論
     3 家族政策とケアの主流化
      3.1 家族政策の主流化
      3.2 「ケア」の概念化
     4 時間保障と時間政策
      4.1 「時間の欠乏」と「時間格差」
      4.2 福祉国家の再編と時間政策
     5 今後の課題

    第Ⅱ部 日本と韓国の家族政策と時間政策

    第5章 日本の保育政策の歴史的変容――『厚生(労働)白書』を中心に
     1 保育の主流化と日本型福祉国家の転換
     2 社会政策における保育
      2.1 保育の社会的機能
      2.2 時期区分
     3 児童福祉政策としての保育政策
      3.1 1950年代まで:保育制度の確立
      3.2 1960~70年代末:保育の量的拡大と「家庭保育優先原則」
      3.3 1980年代:「日本型福祉社会論」下での停滞
     4 少子化時代の保育政策
      4.1 1990年代:転換の始まりと少子化対策への懸念
      4.2 2000年代:「ワーク・ライフ・バランス」へ
      4.3 2010年~:人口減少時代の労働力確保
     5 児童福祉政策から人口政策、そして雇用政策へ

    第6章 日本型福祉国家の男性稼ぎ主型からの離陸
     1 2010年代の変化
     2 家族・性別役割に関する意識と実態の変化
     3 再生産の階層化の固着・強化
     4 少子化対策は失敗したのか?
     5 今までの少子化対策の限界

    第7章 日本と韓国における労働時間・ケア時間政策の比較
     1 福祉国家の再編と時間政策
     2 労働時間の規制
      2.1 時間外労働の規制
      2.2 年次有給休暇
     3 育児時間の保障
      3.1 出産前後の時間保障
      3.2 育児休業
     4 制度と実態の乖離

    第Ⅲ部 中国の人口政策とケア・レジーム

    第8章 「一人っ子政策」の緩和と育児の「再家族化」
     1 中国の人口問題と育児政策の特殊性
     2 計画出産政策と近年の人口動態
      2.1 計画出産政策の導入とその特徴
      2.2 少子化、性比問題と「留守児童」
     3 出産・育児関連の制度と実態
      3.1 女性保護と休暇に関する労働規制
      3.2 出産育児保険(生育保険)
      3.3 就学前の保育と教育
     4 育児の「再家族化」と「ジェンダー化」
     5 中国の人口政策はどこに向かうのか

    第9章 中国の人口政策――出産制限から少子化対策へ
     1 人口政策の転換
     2 これまでの人口政策と近年の変化
      2.1 中国の人口政策の変遷
      2.2 少子化の実態と背景
     3 近年の政策動向
      3.1 政策転換前の制度
      3.2 時間支援
      3.3 経済的支援
      3.4 保育サービス
      3.5 その他
     4 日本・韓国との比較
      4.1 東アジアの少子化と家族主義
      4.2 中国の少子化対策の特徴と問題点

    第10章 中国における育児の「再家族化」と家族主義
     1 東アジアの少子化と家族主義
     2 家族主義と家族主義福祉レジームの理論的検討
      2.1 福祉国家研究における家族主義と家族化/脱家族化
      2.2 東アジアの家族主義レジームとその多様性
     3 中国における育児レジームの変容:社会化から再家族化へ
      3.1 改革開放以前:社会主義的女性解放と保育の社会化
      3.2 1980年代以降:市場経済化と育児の再家族化
      3.3 2010年代半ば以降:少子化対策と家族責任の重視
     4 比較のなかの中国の家族主義と再家族化
      4.1 育児の再家族化の特徴と経済社会的要因
      4.2 欧米、東アジアとの比較
     5 中国の家族主義の持続可能性

    終章 本書の知見と今後の課題
     1 東アジアの社会政策比較の可能性
     2 東アジアにおけるケア・レジームの再編
     3 デジタル化、個人化時代の東アジア社会政策研究に向けて

     初出一覧
     参考文献
     あとがき
     索引
  • 内容紹介

    少子高齢化の進む東アジア社会において、日本、中国、韓国の3ヵ国を主な分析対象とし、ケアと医療保障の領域を中心に、どのような社会政策が展開され、それらの問題についてどのような研究が行われてきたのかを、理論と実証の両面から明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    李 蓮花(リ レンカ)
    中国黒龍江省生まれ。東京経済大学経済学部教授。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了。博士(学術)
  • 著者について

    李 蓮花 (リ レンカ)
    中国黒龍江省生まれ。東京経済大学経済学部教授。
    早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了。博士(学術)。
    主著:『東アジアにおける後発近代化と社会政策』ミネルヴァ書房、2011年
    『日本医療保障』(編著)中国労働和社会保障出版社、2021年(中国語)
    『「厚生(労働)白書」を読む』(共著)ミネルヴァ書房、2018年
    『ポスト改革期の中国社会保障はどうなるのか』(共著)ミネルヴァ書房、2016年

少子高齢化のなかの東アジア社会政策―ケアと医療保障をめぐる日中韓比較 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:李 蓮花(著)
発行年月日:2026/06/25
ISBN-10:4750361445
ISBN-13:9784750361444
判型:B5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:248ページ
縦:22cm
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