想起する絵、記憶する演劇―「原爆の絵」現象は継承か、それとも教育か [単行本]
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想起する絵、記憶する演劇―「原爆の絵」現象は継承か、それとも教育か [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2026/09/04
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想起する絵、記憶する演劇―「原爆の絵」現象は継承か、それとも教育か の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「文化的記憶」はいかに生まれ、更新されるのか―「原爆の絵」プロジェクトが問いかけるものとは。証言・絵画・演劇を往還する表現の連鎖を追い、「原爆の絵」プロジェクトの意味を〈記憶の継承〉と教育のあわいから検討する。
  • 目次


    はしがき

    序章 「原爆の絵」プロジェクトとは何か
     はじめに――表象の乗り継ぎをめぐる問い
     一 〈記憶の継承〉という謎
     二 「原爆の絵」プロジェクトの助走期間
     三 「原爆の絵」プロジェクトの概要
     四 「原爆の絵」プロジェクトに対するアプローチ
     五 文化的記憶の生成に参加すること――本書の視界

    第一章 カタストロフィのコミュニケーション的記憶が創られるとき――語り手と描き手のあいだに生じる絵画
     はじめに
     一 本章の焦点と方法
     二 語りがたい光景
     三 繰り返しと崩し――語り部としての証言活動との相違
     四 絵画の役割
     五 絵画が想起する
     おわりに――記憶の混交としての「原爆の絵」プロジェクト

    第二章 「原爆の絵」はアート作品か――教員からみた制作経験の意義
     はじめに――プロジェクトの変遷の証言者
     一 考察の方法
     二 プロジェクト開始期における基町高校と教員たちの状況
     三 平和教育としての「原爆の絵」プロジェクトに対する期待
     四 〈心の成長〉の契機としてのカタストロフィの表象化
     五 資料としての「原爆の絵」
     六 「原爆の絵」制作に対する「責任」の取り方
     おわりに――人間形成の営みとしての「原爆の絵」プロジェクト

    第三章 「原爆の絵」プロジェクトの戯曲化――「あの夏の絵」における多声性の再構成
     はじめに――絵画制作から戯曲と演劇へ
     一 観点と方法――想起物語の構成へのまなざし
     二 戯曲「あの夏の絵」の成り立ちと概要
     三 証言者、高校生、そして教員――物語の多声性と関係性の再構築
     四 多声の物語と想起の「翻訳」
     おわりに――戯曲と演劇の間に生じる教育の展開可能性

    第四章 演劇が想起する――「あの夏の絵」における「劇中証言」と〈記憶の継承〉
     はじめに――「文化的記憶」が生成する現場としての演劇
     一 観点と方法
     二 演劇という文化的記憶形成の現場
     三 「劇中証言」――証言者を演じるという経験
     四 認識的警戒を解除する機序としての演劇
     五 もどかしさの連鎖と〈記憶の継承〉――あるいはビルドゥング
     六 文化的記憶の予期せざる展開

    終章 表象の乗り継ぎとしての〈記憶の継承〉と教育――理論との照合
     一 表象の乗り継ぎとしての「原爆の絵」プロジェクト
     二 ミメーシスとしての〈記憶の継承〉
     三 教育としての「原爆の絵」/教育を超える「原爆の絵」

    補論 演劇を通して不条理に出逢うこと――朗読劇「夏の雲は忘れない」と子どもたち

    文献・資料の紹介
     はじめに
     一 集合的記憶論への接近と「原爆の絵」プロジェクト
     二 「原爆の絵」プロジェクトをめぐる多様な知

    文献一覧
    あとがき
    事項索引
    人名索引
  • 内容紹介

    広島における被爆体験証言者と高校生による「次世代と描く原爆の絵」プロジェクトを通し、過去の経験を伝える営みの意味を考える。

    被爆体験証言者が原爆投下時の光景を語り、高校生がその語りに耳を傾けつつ絵画を制作する「次世代と描く原爆の絵」プロジェクト。過去の経験を伝える営みは〈記憶の継承〉と呼ばれるが、それはいったい何を意味するのか。また教育としての意味は何か。広島のその活動との関わりを通して、過去の記憶を伝えようとする文化を考察する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山名 淳(ヤマナ ジュン)
    広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。現在:東京大学大学院教育学研究科教授
  • 著者について

    山名 淳 (ヤマナ ジュン)
    山名 淳(やまな じゅん) 広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。現在:東京大学大学院教育学研究科・情報学環教授。主著:『災害と厄災の記憶を伝える──教育学は何ができるか』(共編著、勁草書房、2017年)、『都市とアーキテクチャの教育思想』(勁草書房、2015年)、エアル『集合的記憶と想起文化──メモリー・スタディーズ入門』(単訳、水声社、2022年)。

想起する絵、記憶する演劇―「原爆の絵」現象は継承か、それとも教育か の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:山名 淳(著)
発行年月日:2026/09/20
ISBN-10:4326251972
ISBN-13:9784326251971
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:208ページ
縦:22cm
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