解築学-解体から始まる建築と構成材の循環デザイン [単行本]
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解築学-解体から始まる建築と構成材の循環デザイン [単行本]
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解築学-解体から始まる建築と構成材の循環デザイン [単行本]

松村 秀一(編集・著・文・その他)輿石 直幸(著・文・その他・編集)権藤 智之(著・文・その他・編集)中谷 礼仁(著・文・その他・編集)西野 辰哉(著・文・その他・編集)山田 宮土理(著・文・その他・編集)饗庭 伸(著・文・その他)荒木 美香(著・文・その他)石山 央樹(著・文・その他)磯部 孝行(著・文・その他)歌代 純平(著・文・その他)岡部 明子(著・文・その他)奥村 誠一(著・文・その他)加藤 耕一(著・文・その他)杉浦 美奈(著・文・その他)高木 啓司(著・文・その他)高口 洋人(著・文・その他)佃 悠(著・文・その他)豊田 訓平(著・文・その他)中野 淳太(著・文・その他)二瓶 雄太(著・文・その他)日埜 直彦(著・文・その他)矢口 哲也(著・文・その他)伊藤 維(著・文・その他)江﨑 青(著・文・その他)大嶋 ありさ(著・文・その他)北里 萌音(著・文・その他)趙 英傑(著・文・その他)徳渕 正毅(著・文・その他)中田 裕一(著・文・その他)中田 理恵(著・文・その他)中台 澄之(著・文・その他)永山 祐子(著・文・その他)林 明侑奈(著・文・その他)藤 貴彰(著・文・その他)星野 勇樹(著・文・その他)森下 啓太朗(著・文・その他)


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出版社:学芸出版社
販売開始日: 2026/09/19
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解築学-解体から始まる建築と構成材の循環デザイン の 商品概要

  • 目次

    序章
    建て築くだけの学問ではどうにもならなくなった時代の教科書(松村秀一)
    足るを知る・解体から始まる・循環という難題・本書の構成

    01章 解築の実例
    #建物解体の最新技術
    1-1 歴史的超高層ビルの解体 ―浜松町貿易センタービル(権藤智之)
    首都圏で2 番目の超高層・環境配慮型解体技術「ブロック解体工法」・技術史としての記録の可能性

    1-2 毎日10 万人以上が使いながらの駅ビルの解体 ―新宿駅西口(星野勇樹・趙英傑)
    鉄道隣接.往来過多での建て替えプロジェクト・解体工事に対する制約条件・解体工事のポイント

    #循環のための建築デザイン
    1-3 リユースに挑戦したユニット住宅 ―積水化学「再築の家」(森下啓太朗)
    「セキスイハイム M1」の誕生とユニット工法の確立・3R環境経営と「再築システムの家」の展開・運用上の壁と工業化住宅における循環の実践

    1-4 姿を変えて愛され続けるための仮設建築の解体 ―ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier(永山祐子・徳渕正毅)
    動く建築・リユースの困難さ・リユースのためのエンジニアリング・さらなるリユースへ

    1-5 建て替えを前提としない住みながら更新し続ける戸建て住宅 ―ニカイメノイエ(中田裕一・中田理恵)
    解体とは次の建築の設計行為・次世代に引き継ぐ前提で計画も材料も扱う・環境を読み切るためにその土地に住んでみる・誰でも簡単に組み立て.解体がしやすい構法

    1-6 分解可能で廃棄物を生まない戸建て住宅 ―巡る間
    藤貴彰解体の運命を循環の起点に・住まい手が環境を編集する権利

    1-7 材の余剰で組み替える プロジェクト/プロジェクト群 ―伊藤維建築設計事務所
    伊藤維プロジェクトを成立させるために材料調達の流れを組み替える・マテリアルの余剰がつなぐ、プロジェクト群の連続

    #循環を実現する主体と仕組み(国内/国外)
    1-8 廃棄物を情報として扱う資源循環ビジネス ―(株)ナカダイホールディングス
    中台澄之捨てられた理由で使い方が変わる・解体プロセスと構成素材のデータ化・一連の流れをPoC で実証・資源を安心して使うためのトレーサビリティ

    1-9 地域資源活用の文化拠点 ―ReBuilding Center Japan (権藤智之)
    文化の再構築・古材から広がる動き

    1-10 廃屋・廃材を引き受けるみんなの拠点 ―合同会社廃屋(権藤智之)
    神戸の坂の上・アジールとしてのバイソン・廃屋. 廃材の持つ社会性

    1-11 被災地にて救出される古材をリユースする活動 ―のと古材レスキュープロジェクト(江﨑青)
    のと古材レスキュープロジェクトの取り組み・レスキュー古材のリユース事例・被災地におけるレスキュー活動の難しさ

    1-12 古建築の解体現場と修復現場をつなぐ施設 ―建材銀行 Materials Bank(台湾)(大嶋ありさ・林明侑奈)
    建材の取得:戦略的選別と回収・建材の保存と整理:4 つの分類と3 つの循環サイクル・建材の活用:建材利用希望者への提供と手順

    1-13 欧州の解体材を循環させる組織 ―ROTOR / ROTOR DC(ベルギー)(山田宮土理)
    ROTOR とROTOR DC・取り扱っている材料の選定とプロモーション・設計する側に求められる素質

    1-14 解体材を循環させるインフォーマルなネットワーク ―Moelia Graha Estetika(インドネシア)(北里萌音)
    リユース建築家の解体大工ネットワーク・解築を可能にするインフォーマルな解体材取引

    #コンペにみる解築学の展望
    1-15 『 解築学』を可視化する ― 「解体と循環の時代を切り拓け」日本建築学会主催学生設計競技の提案から(中谷礼仁)

    02章 解築の思想
    2-1 未来を「ほどく」知性、建築から解築へ(中谷礼仁)
    「さら地」という神話のがれき・「建築」の線形性から「解築」の循環性へ・「とく」と「ほどく」:2 つの技術的態度・メタボリズム建築が残した宿題・「ほどく」には冗長性が不可欠である・循環から流転(トランスミュート)へむけて

    2-2 建築の「解体と循環」の歴史 (加藤耕一)
    建築の寿命と死・部材の再利用の歴史・構造体の再利用の歴史・日本における解体. 循環. 文化財・解体と循環の時間軸

    2-3 解体と再構築における物質循環の理論的フレームワーク(西野辰哉)
    バタフライ. ダイヤグラム・建築における物質的循環の3 つのレベル・建物の解体に伴う循環技術に関する3 段階・今後の展開

    2-4 ままならない円環と付き合う(岡部明子)
    循環はデザインの対象か?・管理可能な2 つの円環・「漏れ」:管理から逃れた自由・管理不可能なままならない円環・不可能性に立脚した美学・「解体」という救い

    03章 解築の技術
    3-1 解体技術の要点(輿石直幸)
    建築解体の流れ・建築解体の施工計画・解体工事・建設産業廃棄物の分別. 搬出. 運搬. 処分・建築解体工事をめぐる問題点

    3-2 解体材の性能評価(石山央樹)
    解体材評価の基本的枠組み・解体材の劣化と性能評価手法・木材における生物劣化と性能評価・接合部における複合挙動と評価の限界・性能評価と用途選択

    3-3 構造部材のリユースによる循環(荒木美香)
    再利用の範囲・再利用を前提とした構造. 施工計画・解体と部位の分離技術・解体材の運搬と保管・解体材の品質評価と情報管理・素朴な思いから試みる循環への第一歩

    3-4 内外装部材のリサイクルによる循環(磯部孝行)
    アルミ建材のリサイクル・板ガラスのリサイクル・石膏ボードのリサイクル・海外を含めた循環と、他産業. 製品との循環

    3-5 設備部材の循環(中野淳太)
    建築設備部材の構成・設備の性能と寿命・建築設備に要求される性能・設備部材における解体と循環の課題・空調設備分野における循環の視点

    04章 解築と都市
    4-1 縮退する都市の代謝と解築(饗庭伸)
    都市の代謝の意味・人口が減ると都市が縮小する・低代謝の成熟期への移行・建物の平均寿命の変化・4 つの都市計画と解築学

    4-2 解体除却が進まない廃止された公共建築(西野辰哉)
    解体が始まらない!?・公共施設等総合管理計画の進捗・施設用途別の保有量の増減量とその手段別の割合・公共施設の解体除却の進捗を左右する要件・財政面の課題・住民の合意形成面の課題

    4-3 ままならない空き床を都市の資源に変える ―フリンジ都市中心部における公営コンバージョン(矢口哲也)
    フリンジ都市に残された成長期の器・ままならない床を相手にする計画・急がされる意思決定と公共性の質・公共用途は市民に満足されているか・シャワー効果への期待と限界・落ち着いた中心部をつくる解築のシナリオ

    4-4 災害後に生じる解体の諸相(佃悠)
    災害による建物被害の発生・被災から廃棄物へ・解体から利用へ・物理的解体/社会的解体・仮設住宅から別用途への転用へ・「積極的に使わない」計画は可能か

    4-5 定期借地権マンションのライフサイクルから考える建設と解体(歌代純平)
    なぜ定期借地権マンションなのか・定期借地権マンションとは・「2 つの老い」に対応するためのマンション関係法の改正・解体から循環に向けて

    4-6 リノベーションを前提とした建築と都市へ ―欧米諸国における建築/エリア再生(奥村誠一)
    建築の再生を設計する・建築再生の設計プロセス・用途転用を伴うエリア再生・増築を伴うリノベーション・建物の物理的耐用年数

    05章 解築と人間
    5-1 不確実性をナビゲートする知恵(日埜直彦)
    建築設計が素材を決めている・解体材が設計を決める?・不確実な未来を設計する矛盾・不確実な未来にゆだねること・建築学の知恵

    5-2 生態系建築の現代化への試み(山田宮土理)
    伝統民家にみる循環と更新の原理・循環する材料の開発と活用・土の循環性を活かす構法と生産・更新と手入れを支える人の関与・生態系建築の現代的可能性

    5-3 解体の儀礼(権藤智之)
    解体の後ろめたさ・建築儀礼・解体の儀礼・別の合理・人生儀礼のアナロジー

    06章 解築と産業
    6-1 解体建築の需要予測(権藤智之)
    解体できない時代・高層建築の解体・プレハブ住宅と解体・解体の予測の難しさ・建材と解体

    6-2 建築経済の中から外へと向かう解体と循環(高木啓司)
    建築経済とは・経済から見た建築の基本類型・経済の中の建築:企業会計による制約・建築と経済をつなぐもの:建築主から見たライフサイクルコスト・建築が解体される時:法定耐用年数と物理的寿命の乖離・循環型建築と経済・資金調達と所有:建築は誰のものか・公共施設の特性・建築の新たな循環に向けて

    6-3 建築関連法体系と循環の関係性(杉浦美奈)
    建築法体系における「解体」と「循環」・「解体」した材を「循環」させ再び築く場合・「解体」した建築物を「循環」させ再び築く・今後の建築.住宅政策の方向性における「解体」と「循環」

    6-4 循環を可能にする社会システムのデザイン ―欧州における枠組みと研究プロジェクト(山田宮土理)
    循環を実現する上での課題・欧州の循環型建築に関する枠組みと研究プロジェクト・解体材のリユースに関する研究プロジェクトの例・新たなプロセスの担い手・循環を可能にする社会システムのデザインに向けて

    6-5 古材利用の源流と民家の再生(高口洋人)
    古材活用はなぜ生まれたのか?・日本の森林資源利用はエネルギー利用が主だった・古材利用の復興と再生・古民家再生を支える仕組み・古材バンクの登録事例・現代における古民家再生の意義

    6-6 新古材をめぐる新産業の創出可能性 ―循環と流転の狭間から(豊田訓平)
    循環経済の盲点としての「建築資材ロス」・なぜ「建築資材ロス」は生まれるのか・流通構造の分析 ―循環と流転の狭間・HUB&STOCK の実践 ―新産業モデルの実装・結論と展望 ―流転経済への接続

    07章 解築学を巡る議論
    第1回 循環における「時間」と「計画」の問題(二瓶雄太)
    第2回 循環を支える仕組みの新しさと古さ(二瓶雄太)
    第3回 循環に「計画」と「専門家」は必要なのか(二瓶雄太)

    終章
    循環から流転(トランスミュート)へ ―「解築学」の黎明期に起きていること(中谷礼仁)
    可視化された解築・「循環経済」の熱力学的限界 放たれた水は散らばる・代謝の放物線が描く解築の地平・稲穂のごとき流転
  • 出版社からのコメント

    建物ストック時代、現代の建築行為は解体から始まる。解体された既存建物のユニットや材の循環に挑む「新建築学=解築学」を提唱
  • 内容紹介

    日本ではすでに、「ないから建てる」という近代建築学の目的はとっくに達成され、人口減少も相まって、いまや建物は、あり余っている。建物を建てようと思ったら既に建物がある現代の建築行為は、まず「解体」から始まることがほとんどである。
    しかし多くの建築学関係者は、建てることを急には止められない。わかってはいるけれどブレーキを踏まずにいる状態が続いている。
    たとえば、地球環境に対する負荷を抑えたいと言う。ならば建てなければ良いと思うのだが、建てることを前提に環境負荷低減の評価基準を設けてみたりする。今ある建物は現行の耐震基準を満たしていないから、取り壊して新しく耐震的な建物を建てるのだと言う。「耐震改修をすれば良いのでは」と問えば、「お金がかかりすぎる」と言う。建て替えるよりは安いと思うのだけれど。
    建築学は当初の目標を達成したこと、そして私たちは今その目標とした状態の中で暮らしているということ。そのことを、そろそろ皆で認めるべきではないだろうか。そして今求められるのは、新築ではなく既存建物の問題に向き合うための「解体から始まる建築学」=解築学ではないだろうか。
    「建てる」ことにおいて展開されてきたこれまでの「建築学」は、「解体」とは事情が異なる。それらは、学術はもちろんのこと、循環の技術や制度、知識、産業、人材も未開な分野であり、ゴミ問題やアップサイクルなどの課題が山積みである。
    本書は、思想・技術・制度・産業・人間の各側面から、この新しい学領域の輪郭を描き、これからの建築学につづく「解築学」を提示するものとする。

    図書館選書
    ストック時代を迎え建築行為が解体から始まる現代に、既存建物の循環に挑む新たな建築学=解築学を提唱。改修・解体技術、資材循環、都市経済や制度を再整理し、循環型社会における建築の新たな学問領域を先進事例とともに示す
  • 著者について

    松村 秀一 (マツムラ シュウイチ)
    神戸芸術工科大学学長。1957 年兵庫県生まれ。1980 年東京大学工学部建築学科卒業、1985 年同大学院工学系研究科建築学専攻修了。1986 年より東京大学工学部建築学科講師、助教授(1990 年)、教授(2006 年)、特任教授(2018 年)、早稲田大学研究院教授(2023年)を経て2024 年より現職。2005 年「住宅生産の工業化に関する研究」で日本建築学会賞(論文)、その後も2008 年、2015 年、2016 年に都市住宅学会賞(著作)、2015 年に日本建築学会著作賞、2016 年に日本ファシリティマネジメント大賞、2025 年に国土交通大臣功労者表彰、日本不動産学会著作賞と受賞多数。

    輿石 直幸 (コシイシ ナオユキ)
    早稲田大学理工学術院教授(建築学科/建築学専攻)博士(工学)。専門分野は建築材料学、伝統土壁左官技術、木造住宅の防水・雨仕舞の他、内外装工事・防水工事、補修・改修工事に用いる材料・工法に関する研究など。著書に『詳説 建築材料学』(丸善出版・2023)など。

    権藤 智之 (ゴンドウ トモユキ)
    香川県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、大学院博士課程修了。首都大学東京准教授などを経て、2022 年より東京大学大学院准教授。専門は建築構法・建築生産でアジア地域の住宅生産システムの調査や構法史・生産史を研究している。日本建築学会著作賞、奨励賞など。

    中谷 礼仁 (ナカタニ ノリヒト)
    早稲田大学創造理工学部建築学科教授。博士(工学)。建築史、建築論。主な著書に『韓国「かたち」紀行:東アジア・建築・人びと』(草思社・2025)、『未来のコミューン:家、家族、共存のかたち』( インスクリプト・2019)、『 動く大地、住まいのかたち:プレート境界を旅する』(岩波書店・2017)、『今和次郎「日本の民家」 再訪』( 平凡社・2012)、『セヴェラルネス+:事物連鎖と都市・建築・人間』(鹿島出版会・2011)、訳書にクブラー『時のかたち:事物の歴史をめぐって(SD 選書270)』(鹿島出版会・2019)。 主な設計に「高床の家」( 2022・福島加津也と共同)など。ヴェネツィアビエンナーレ・キュレーター2013。

    西野 辰哉 (ニシノ タツヤ)
    金沢大学理工研究域地球社会基盤学系教授。東京大学工学部建築学科卒業、同大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門は都市・地域・建築計画。2010年日本建築学会奨励賞、2014 年住総研研究選奨、2019 年日本建築学会賞(論文)受賞。

    山田 宮土理 (ヤマダ ミドリ)
    早稲田大学理工学術院准教授、博士(工学)。専門は建築構法・材料。早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻博士後期課程修了後、早稲田大学建築学科助手、近畿大学建築学部助教、講師を経て現職。共著に『図説 付属屋と小屋の建築誌:もうひとつの民家の系譜』(鹿島出版会・2024)、受賞にSD レビュー2019 入選、2023 SD 賞、第24 回JIA 環境建築賞優秀賞、日本建築仕上学会論文奨励賞など。

    饗庭 伸 (アイバ シン)
    東京都立大学都市環境学部 都市政策科学科教授。専門は都市計画・まちづくりで、主に都市計画における市民参加手法、人口減少時代の都市計画、震災復興のまちづくり、東アジアのまちづくりを研究。主著に『都市をたたむ:人口減少時代をデザインする都市計画』(花伝社・2015)、『平成都市計画史:転換期の30 年間が残したもの・受け継ぐもの』(花伝社・2021)、『都市の問診』(鹿島出版会・2022)、『コミュニティデザインの現代史:まちづくりの仕事を巡る往復書簡』(学芸出版社・2024)など。

    荒木 美香 (アラキ ミカ)
    関西学院大学建築学部建築学科准教授・Graph Studio 共同主宰。東京大学工学部建築学科卒業、同大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。佐藤淳構造設計事務所、東京大学特任研究員、荒木美香構造設計事務所を経て現職。専門は構造設計。著書(共著)に『構造デザインの現場』(グラフィック社・2024)。2021 年第32 回JSCA 賞新人賞、2026 年日本建築学会作品選奨などを受賞。

    石山 央樹 (イシヤマ ヒロキ)
    1975 年静岡生まれ。1998 年東京大学卒業、同大学院修了。専門は木質構造、木質材料、耐久性、建築構法。博士(工学)、技術士(建設部門)、構造設計一級建築士。住友林業筑波研究所主任研究員、中部大学工学部建築学科准教授などを経て、2018 年より大阪市立大学(2021 年より大阪公立大学)大学院工学研究科准教授、2025 年より同教授。

    磯部 孝行 (イソベ タカユキ)
    東京電機大学未来科学部建築学科准教授。博士(環境学)。専門は建築生産・構法で、主に建設廃棄物の資源循環、建物・建材の環境影響評価(ライフサイクルアセスメント:LCA)を研究。主な著書に、『建物のLCA 指針:温暖化・資源消費・廃棄物対策のための評価ツール』(日本建築学会・2024)、『建築生産(第三版):建築新講座テキスト』(市ヶ谷出版社・2022)。

    歌代 純平 (ウタシロ ジュンペイ)
    国土交通省住宅局住宅経済・法制課住宅金融室 企画専門官。京都大学工学部建築学科卒業、京都大学大学院工学研究科建築学専攻修了。国土交通省入省後、住宅局、中部地方整備局での勤務を経て参事官(マンション・賃貸住宅担当)付に在席(2024 年4 月から2026 年6 月まで)し、マンション政策を担当。現在、定期借地権マンションに居住。

    岡部 明子 (オカベ アキコ)
    東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授、博士(環境学)。途上国スラムなどでの日常的実践を通して「建築する」とは何かを探求している。共訳書『ハウジング・バイ・ピープル:〈居住の自律〉を取り戻す』(慶應義塾大学出版会・2025)、単著『バルセロナ:地中海都市の歴史と文化』(中央新書・2010)、『サステイナブルシティ:EU の地域・環境戦略』(学芸出版社・2003)、『ユーロアーキテクツ』(学芸出版社・1998)など。

    奥村 誠一 (オクムラ セイイチ)
    福岡県生まれ。文化学園大学造形学部建築・インテリア学科准教授、博士(建築学)/アーキインタイム共同主宰、一級建築士。現東京都立大学大学院建築学域博士課程修了。専門は建築再生、建築設計、建築構法。青木茂建築工房取締役東京事務所所長を経て、現職。共著に『建築再生学:考え方・進め方・実践例』(市ケ谷出版社・2016)、『建築生産(第三版):建築新講座テキスト』(市ヶ谷出版社・2022)、『空き家・空き地を活かす地域再生:コミュニティ・アセット実践編』(ユウブックス・2024)など。

    加藤 耕一 (カトウ コウイチ)
    東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授、博士(工学)。専門は西洋建築史・近代建築史・建築理論で、建築の時間変化や物質・構築の歴史的研究に取り組んでいる。主著に『建築のラグジュアリー:物質と構築がつむぐ建築史』(東京大学出版会・2025)、『時がつくる建築:リノベーションの西洋建築史』(東京大学出版会・2017)など。

    杉浦 美奈 (スギウラ ミナ)
    国土交通省住宅局住宅総合整備課住環境整備室長。東京大学工学部建築学科卒業、政策研究大学院大学政策研究科修士課程修了。建設省入省後、住宅局、都市局、総合政策局での勤務の他、地方自治体勤務、政策研究大学院大学准教授、一般財団法人日本建築センター勤務などを経て現職。

    高木 啓司 (タカギ ケイジ)
    株式会社山下PMC シニアフェロー。東京都生まれ。早稲田大学大学院にて建築史を専攻。清水建設にて設計実務のほか、建築、ダム、トンネル、エネルギー施設、プラント、技術開発、不動産開発などのプロジェクト推進に携わる。2015 年より現職。全国各地の事業創造と地方創生を推進。主著に『Intelligence3.0』(幻冬舎・2020)。

    高口洋人 (タカグチ ヒロト)
    早稲田大学教授。1970 生まれ。九州大学特任准教授などを経て現在早稲田大学教授。博士(工学)。環境工学、都市環境工学、環境メディア学が専門。学位論文にて森林と木造建築物の資源循環、完全リサイクル型住宅の開発に取り組んだ経験がある。日本民家再生リサイクル協会ではNPO 設立時に理事を務めた。

    佃 悠 (ツクダ ハルカ)
    横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授、博士(工学)。専門は建築計画。災害後の住宅復興、過疎・高齢地域でのコミュニティ再生、高齢者の居住環境などを研究。共著に『集合住宅の新しい文法:東日本大震災復興における災害公営住宅』(新建築社・2016)、『復興を実装する:東日本大震災からの建築・地域再生』(鹿島出版会・2021)など。

    豊田 訓平 (トヨダ クンペイ)
    HUB & STOCK 株式会社 代表取締役社長、一級建築士。ゼネコン、設計事務所を経て、新古材の新たな流通構造を構築するべく創業。建築資材ロスを循環させるサプライチェーンの再設計に取り組み、資源循環の文化の創造を目指す。2025 年CSUP 最優秀賞受賞。

    中野 淳太 (ナカノ ジュンタ)
    法政大学デザイン工学部建築学科教授。博士(工学)。専門は建築環境工学で、空調環境、半屋外環境における熱的快適性など、建築環境インターフェイスについて研究。主な著書に『快適な温熱環境のしくみと実践』(空気調和・衛生工学会・2019)、『しくみがわかる建築環境工学:基礎から計画・制御まで』(彰国社・2016)など。

    二瓶 雄太 (ニヘイ ユウタ)
    東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程。一般社団法人ASIBA 代表理事。建築の解体を専門とする。理論構築・歴史研究と並行して、解体材の再利用や解体予定の建物の葬送などに取り組み、研究と実践の往復を心がけている。また、アカデミアと社会の橋渡しを目論み、建築学生向けのインキュベーションプログラムなどを主催。2022年東京大学 伊東忠太賞受賞。2023 年日本建築学会優秀卒業論文賞受賞。

    日埜 直彦 (ヒノ ナオヒコ)
    1971 年生まれ。1994 年大阪大学工学部建築工学科卒業後、建築設計事務所勤務を経て、2002 年から日埜建築設計事務所主宰。著書に『日本近現代建築の歴史:明治維新から現代まで』(講談社・2021)。共著として『戦後空間史:都市・建築・人間』(筑摩選書・2023)、『磯崎新Interviews』(LIXIL 出版・2014)。

    矢口 哲也 (ヤグチ テツヤ)
    早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科教授。専門は都市計画・都市デザイン・まちづくり。主に、レジリエントな都市環境、市民参加の技術、防災教育、アジア圏でのグリーンインフラ利活用を研究。著作に『Waterfront Regeneration in a Time of Climate Change: Recent Japanese and International Experiences』(Routledge, 2025)、『実践!「逃げ地図」ワークショップ:避難ルートをみんなで考える』(学芸出版社・2026)。

    伊藤 維 (イトウ タモツ)
    伊藤維建築設計事務所代表。1985 年岐阜県生まれ。2008 年東京大学工学部建築学科卒業。藤村龍至建築設計事務所(現RFA)、シーラカンスK&H を経て独立。2016 年Harvard GSD M.Arch.Ⅱ修了。2017 ~ 2020 年ETH Zurich 助手などを経て、帰国・設計活動本格化。現在、名古屋造形大学准教授。主な受賞に、日本建築学会作品選集新人賞、AR Emerging Award、WADA賞、日本空間デザイン賞サステナブル空間賞など。

    江﨑 青 (エザキ アオ)
    石川県輪島市三井町出身。京都建築大学校建築科を卒業後、複数の設計事務所に従事。2023年10 月、故郷である能登へ帰郷し、古材の保全と創造的活用を推進する事業「古材create 青組」を設立。2024 年5 月、被災地の古材の救出と再生を目指し、一般社団法人のと復耕ラボおよび株式会社丹青社と協働で「のと古材レスキュープロジェクト」を立ち上げる。現在は同プロジェクトリーダーとして活動。

    大嶋 ありさ (オオシマ アリサ)
    2024 年3 月、東京大学工学部建築学科卒業。2026 年3 月、東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻岡部研究室修了。2026 年4 月より株式会社日本設計に勤務。

    北里 萌音 (キタザト モネ)
    2024 年3 月、東京大学工学部建築学科卒業。2024 年4 月より東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻修士課程。岡部明子研究室所属。インドネシア都市部のカンポンにおける自力建設の調査や、セルフビルドによる住宅建替プロジェクトの実践的研究に従事。北北建築行為主宰。

    趙 英傑 (チャオ インジエ)
    2024 年9 月、早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻修士課程入学。2026 年9 月、早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻修士課程修了(輿石研究室)。

    徳渕 正毅 (トクブチ マサキ)
    1996 年、早稲田大学大学院修士課程修了。1996 年、NTT ファシリティーズ入社。2006 年よりArup、現在同社東京オフィス、アソシエイトダイレクター(構造)、ビルディングエンジニアリングチームリーダー。第27 回JSCA 賞奨励賞、第20 回日本免震構造協会作品賞、2020 年グッドデザイン・ベスト100。

    中田 裕一 (ナカタ ユウイチ)
    株式会社中田製作所代表取締役。HandiHouse project 共同主宰。武蔵工業大学工学部建築学科卒業後、施工会社勤務を経て2012 年に中田製作所を創業。設計・施工・解体まで一貫して携わり、建築を「つくる」だけでなく、「直し、壊し、次世代へ受け継ぐ」ための実践を続けている。2006 年せんだい卒業設計日本一決定戦日本一、2013 年SD レビュー入選、2014 年・2018 年東京建築士会「これからの建築士賞」受賞。

    中田 理恵 (ナカタ リエ)
    株式会社中田製作所/一般社団法人HEAD 研究会エネルギータスクフォース委員長。武蔵工業大学工学部建築学科卒業、首都大学東京大学院修了後、株式会社日建設計に勤務。2013 年より中田製作所およびHandiHouse project に参画し、設計・施工・プジェクトマネジメントに携わる。東日本大震災後はエコハウスDIY や市民気候会議などを通じ、持続可能な住環境づくりの実践・発信を続けている。2013 年SD レビュー入選、2014 年・2018 年東京建築士会「これからの建築士賞」受賞。

解築学-解体から始まる建築と構成材の循環デザイン の商品スペック

商品仕様
出版社名:学芸出版社
著者名:松村 秀一(編集・著・文・その他)/輿石 直幸(著・文・その他・編集)/権藤 智之(著・文・その他・編集)/中谷 礼仁(著・文・その他・編集)/西野 辰哉(著・文・その他・編集)/山田 宮土理(著・文・その他・編集)/饗庭 伸(著・文・その他)/荒木 美香(著・文・その他)/石山 央樹(著・文・その他)/磯部 孝行(著・文・その他)/歌代 純平(著・文・その他)/岡部 明子(著・文・その他)/奥村 誠一(著・文・その他)/加藤 耕一(著・文・その他)/杉浦 美奈(著・文・その他)/高木 啓司(著・文・その他)/高口 洋人(著・文・その他)/佃 悠(著・文・その他)/豊田 訓平(著・文・その他)/中野 淳太(著・文・その他)/二瓶 雄太(著・文・その他)/日埜 直彦(著・文・その他)/矢口 哲也(著・文・その他)/伊藤 維(著・文・その他)/江﨑 青(著・文・その他)/大嶋 ありさ(著・文・その他)/北里 萌音(著・文・その他)/趙 英傑(著・文・その他)/徳渕 正毅(著・文・その他)/中田 裕一(著・文・その他)/中田 理恵(著・文・その他)/中台 澄之(著・文・その他)/永山 祐子(著・文・その他)/林 明侑奈(著・文・その他)/藤 貴彰(著・文・その他)/星野 勇樹(著・文・その他)/森下 啓太朗(著・文・その他)
発行年月日:2026/09/19
ISBN-13:9784761533205
判型:A5
発売社名:学芸出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:300ページ
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