不審者のデモクラシー―エルネスト・ラクラウの政治思想 増補版 [単行本]
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不審者のデモクラシー―エルネスト・ラクラウの政治思想 増補版 [単行本]



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出版社:人文書院
販売開始日: 2026/09/15
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不審者のデモクラシー―エルネスト・ラクラウの政治思想 増補版 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    民主主義をもう一度手繰り寄せるために。熟議でも闘技でもなく―いま増殖しつつある「不審者」という政治的アイデンティティから導かれる、危うくも魅力的なラディカル・デモクラシーの地平。
  • 目次

    序章 デモクラシー、われら同質なるもの
    1 「人民」の両義性とデモクラシー
    2 終わりなき同質化と異質なもの
    3 本書の主題と先行研究
    4 本書の構成

    第一部 エルネスト・ラクラウのポスト・マルクス主義

    第一章 ポスト・マルクス主義の系譜学――ラディカル・デモクラシーの足音
    1 ポスト・マルクス主義前夜
    2 マルクス主義国家論との対話
    3 ラクラウのイデオロギー論――階級還元主義批判と人民=民主主義的審問
    4 ポピュリズム論への展開
    5 ポスト・マルクス主義の系譜学
    6 「釈明なきポスト・マルクス主義」のために

    第二章 ポスト・マルクス主義の方法論
    1 マルクス主義における本質主義批判とヘゲモニー
    2 言説
    3 ポスト・マルクス主義への不満と不安
    4 ポスト基礎付け主義
    5 ラディカルな唯物論

    第三章 政治と普遍的なるものの行方
    1 普遍主義の黄昏のなかで
    2 『ヘゲモニー』における普遍主義への懐疑
    3 普遍性の構築
    4 普遍化しきれないものの残余
    5 普遍と個別のはざまで

    第四章 敵対性と異質なもの
    1 敵対性への問い
    2 危機の時代におけるヘゲモニーと敵対性
    3 転位と構成的外部
    4 敵対性の相対化
    5 同質性と異質性の閾

    補論一 政治的オプティミストの弁明――ポスト・マルクス主義とプラグマティズム
    1 はじめに
    2 ポスト・マルクス主義とプラグマティズム
    3 基礎付けへの二つの態度
    4 プラグマティズムを徹底化すること
    5 政治的作為へのオプティミズム

    補論二 日常空間のために――マッシー=ラクラウ論争再訪
    1 はじめに
    2 空間の政治
    3 マッシーとラクラウ
    4 「空間化」としての政治
    5 結びにかえて

    第二部 不審者のデモクラシーに向けて

    第五章 アゴニズムの隘路――シャンタル・ムフの闘技民主主義について
    1 ラディカル・デモクラシーとは何か
    2 シャンタル・ムフの闘技民主主義
    3 政治的なものの沈黙とアゴニズムの隘路

    第六章 不審者のモンタージュ
    1 異質な不審者の出現
    2 参加デモクラシー再訪
    3 不審者の存在論
    4 不審者のモンタージュ

    第七章 不審者のデモクラシー――ポピュリズム/同一化/象徴的代表/動員
    1 同一性の政治学を牽制する――現代政治理論の二潮流
    2 ポピュリズムとデモクラシーの二縒り理論
    3 ラクラウのポピュリズム論――政治的なものの回帰
    4 同一化と象徴的代表
    5 参加モデルから動員モデルへ

    終 章 政治的作為と偶発性――戦略と政治的なもの
    1 ラディカルなものの責務
    2 政治的作為と偶発性のアポリア
    3 付帯と偶発
    4 付帯の政治と偶発性の政治
    5 民主主義理論から民主主義戦略へ
    6 戦略と政治的なもの

    あとがき
    増補版あとがき

    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    民主主義をもう一度手繰り寄せるために

    本質主義にも排外主義にも回収されない主体性を志向することは可能なのか。エルネスト・ラクラウの政治思想を手がかりに、ポピュリズムと民主主義の関係を根底から問い直す。熟議でも闘技でもなく、いま増殖しつつある「不審者」という政治的アイデンティティから導かれる、危うくも魅力的なラディカル・デモクラシーの地平。

    「不審者とは、排除された、もしくは包摂を拒むようなアウトサイダーではなく、私たちのすぐかたわらに佇む不気味な隣人なのだ。しかしこう表現したからといって、このような形象を何も捉え難い特異な存在と考える必要はない。むしろそれはたとえば私たちがよく目にするような、デモを横目に立ち行く彼/彼女であり、リズムに合わせてつま先を揺らす警官であり、遠慮がちに端のほうでコールを口ずさむ私たちのことでもある。」(本書より)

    図書館選書
    本質主義にも排外主義にも回収されない主体性を志向することは可能なのか。エルネスト・ラクラウの政治思想を手がかりに、ポピュリズムと民主主義の関係を根底から問い直す。危うくも魅力的なラディカル・デモクラシーの地平。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 圭(ヤマモト ケイ)
    1981年京都府生まれ。立命館大学法学部教授。専門は現代政治理論、民主主義論
  • 著者について

    山本 圭 (ヤマモト ケイ)
    山本 圭(やまもと・けい)

    1981年京都府生まれ。立命館大学法学部教授。専門は政治学、政治理論。著書に『アンタゴニズムス――ポピュリズム〈以後〉の民主主義』(共和国、2020年)、『現代民主主義――指導者論から熟議、ポピュリズムまで』(中公新書、2021年)、『嫉妬論――民主社会に渦巻く情念を解剖する』(光文社新書、2024年)、『現代民主主義理論ハンドブック』(田村哲樹との共編著、ナカニシヤ出版、2026年)等、訳書にヤニス・スタヴラカキス『ラカニアン・レフト――ラカン派精神分析と政治理論』(松本卓也との共訳、岩波書店、2017年)、シャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』(塩田潤との共訳、明石書店、2019年)等多数。

不審者のデモクラシー―エルネスト・ラクラウの政治思想 増補版 の商品スペック

商品仕様
出版社名:人文書院
著者名:山本 圭(著)
発行年月日:2026/09/30
ISBN-10:440904138X
ISBN-13:9784409041383
旧版ISBN:9784000611367
判型:B6
発売社名:人文書院
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:352ページ
縦:20cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:475g
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