裁判官から見た 伝わる・伝わらない 刑事弁護 [単行本]
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裁判官から見た 伝わる・伝わらない 刑事弁護 [単行本]

村山浩昭(著・文・その他)


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出版社:学陽書房
販売開始日: 2026/10/23
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裁判官から見た 伝わる・伝わらない 刑事弁護 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    7/23現在。変更の可能性あり

    第1章 書面

    1 見出しと目次は、弁護人の思考の縮図である
    〔伝わらない弁護〕 見出しと目次を「読み手」のためにつける
    〔伝わる弁護〕   見出しと目次を「書き手」のためにつける

    2 ズバリと書いて、裁判官をワクワクさせる
    〔伝わらない弁護〕 論点になりそうなところを広く触れる
    〔伝わる弁護〕   多めに書くのは有害と考え、本論で勝負する

    3 書面は、理由のわかりやすさこそ命
    〔伝わらない弁護〕 結論が明確になっている
    〔伝わる弁護〕   結論だけでなく、理由も明確になっている

    4 「論述が伸びていない印象」を抱かせない
    〔伝わらない弁護〕 強調したい箇所を繰り返す
    〔伝わる弁護〕   重複部分がない

    5 最終弁論は、弁護活動の集大成である
    〔伝わらない弁護〕 これまでの審理をまとめ、主張の正当性を論じる
    〔伝わる弁護〕   裁判官も気づいていない、新しい視点を投げかける

    6 視点の転換をして、弁論要旨を書く
    〔伝わらない弁護〕 被告人の立場で考える
    〔伝わる弁護〕   被害者や目撃者の立場になって考える
      
    7 検察官の主張を潰す反論と、自分の主張を混ぜない
    〔伝わらない弁護〕 被害者供述を被告人供述で弾劾する
    〔伝わる弁護〕   被害者供述と被告人供述を個別に検討した上で、信用性を比較する


    第2章 公判前整理手続

    1 公判前整理手続に付すと、どんな弁護活動が可能かを示す
    〔伝わらない弁護〕 公判前整理手続の「必要性」を訴える
    〔伝わる弁護〕   被告人にとっての「重要性」と進行に配慮する「柔軟性」を訴える

    2 弁護人のための制度を有効活用する
    〔伝わらない弁護〕 裁判所が進行し、弁護人が従う
    〔伝わる弁護〕   弁護人が提案し、裁判所が受け入れる


    第3章 法廷対応

    1 パンチ力のある主張を、コンパクトな時間で
    〔伝わらない弁護〕 主張したいことを時間を使って言い尽くす
    〔伝わる弁護〕   一つの事柄の主張を20分未満に収める
      
    2 裁判官は、弁護人の受け答えも見ている
    〔伝わらない弁護〕 後で矛盾が生じないように言い切らない
    〔伝わる弁護〕   方針を決め、必要なことを言い、撤回するときは謝罪する

    3 被告人への接し方に、弁護人のスタンスが表れる
    〔伝わらない弁護〕 裁判官や検察官と目が合う
    〔伝わる弁護〕   被告人と目が合う


    第4章 尋問

    1 供述者や裁判官(裁判員)を置いていかない
    〔伝わらない弁護〕 弁護活動にとっての重要性の順番で聞く
    〔伝わる弁護〕   事実関係を整理して、時系列に沿って聞く
      
    2 「見て」「聞いて」わかる裁判を目指す
    〔伝わらない弁護〕 声の大きさや調子を工夫して聞かせる
    〔伝わる弁護〕   図面やホワイトボードを用いて視覚化する

    3 探索的な反対尋問は危険である
    〔伝わらない弁護〕 ボロを出させようと手広く質問する
    〔伝わる弁護〕   余計なことは聞かない

    4 調書を基に矛盾を探す
    〔伝わらない弁護〕 「調書の内容」を念入りに調べる
    〔伝わる弁護〕   事件当日の天気等「調書に書かれていない内容」を調べる

    5 供述調書の物語性を意識する
    〔伝わらない弁護〕 調書の心理描写に共感する
    〔伝わる弁護〕   調書の心理描写を疑う

    6 敵性証人から供述を引き出す
    〔伝わらない弁護〕 敵性証人がスムーズに答えていたらさらに突っ込む
    〔伝わる弁護〕   敵性証人がスムーズに答えていたら退く

    7 事前に供述者の弱点を見つけた反対尋問はチャンス
    〔伝わらない弁護〕 証人が不自然な供述をする度に指摘する
    〔伝わる弁護〕   証人に言わせるだけ言わせ、最後にどんでん返しを狙う

    8 終わり方を工夫し、裁判官に印象を残す
    〔伝わらない弁護〕 聞きたいことをすべて聞く
    〔伝わる弁護〕   聞きたいことをすべて聞かず、裁判官の補充尋問を誘発する


    第5章 情状弁護

    1 「有罪」でも弁護を工夫すること自体から満足感を得る
    〔伝わらない弁護〕  近い未来の「判決」を意識する
    〔伝わる弁護〕    遠い未来の「再犯可能性」を意識する

    2 被告人には反省のきっかけを与える
    〔伝わらない弁護〕 被告人に道義的な価値観を与え、反省させる
    〔伝わる弁護〕   被告人に犯罪の原因と裁判後のことを考えさせ、反省させる

    3 法廷で語らせて、被告人の心に刻む
    〔伝わらない弁護〕 有利な事実を弁護人が全て聞く
    〔伝わる弁護〕   有利な事実を被告人自身に語らせる

    4 情状弁護ではコーディネーターの役割を担う
    〔伝わらない弁護〕 情状証人に、親族を呼ぶ
    〔伝わる弁護〕   情状証人に、親族・病院関係者・ケアマネージャーを呼ぶ

    5 累犯者には応援団が必要
    〔伝わらない弁護〕 親族や友人の意向を尊重する
    〔伝わる弁護〕   被告人の更生ために親族や友人に粘り強く依頼する


    第6章 控訴審

    1 一審判決を読むときは一字もおろそかにしない
    〔伝わらない弁護〕 弁護人として一審判決の「納得できない部分」を指摘する
    〔伝わる弁護〕   被告人に不満を聞いた上で、一審判決の「裁判官の偏見」を指摘する

    2 控訴趣意書では一審と同じ戦い方はしない
    〔伝わらない弁護〕 一審の弁論要旨の内容から論ずる
    〔伝わる弁護〕   一審判決の中から論ずる

    3 事実取調べ請求では「これはよく考えないと」と思わせる
    〔伝わらない弁護〕 弁護人請求で事実の取調べを目指す
    〔伝わる弁護〕   職権採用でも事実のと取調べを目指す

    4 控訴趣意書を合議の俎上に乗せる
    〔伝わらない弁護〕 期日のギリギリまで控訴趣意書を練る
    〔伝わる弁護〕   裁判体へのインパクトを考え、合議の前に控訴趣意書を提出する


    第7章 心構え

    1 「共に審理をしている」実感が湧く裁判を目指す
    〔伝わらない弁護〕 裁判の勝敗にこだわる
    〔伝わる弁護〕   裁判官・検察官と共働し、全員で手段を尽くす
      
    2 良い法廷では、量刑相場の結論にならない
    〔伝わらない弁護〕 「一人の人間」として法廷で感情を出す
    〔伝わる弁護〕   「プロの弁護人」として法廷で感情を出す
      
    3 被告人から感謝されることは勲章である
    〔伝わらない弁護〕 手錠を掛けられる被告人をそっとしておく
    〔伝わる弁護〕   手錠を掛けられる被告人に近寄っていく
  • 出版社からのコメント

    元裁判官による、刑事弁護の指南! 「伝わる弁護」と「伝わらない弁護」を比較!
  • 内容紹介

    定年退官まで務めた元裁判官・現弁護士による、刑事弁護の指南!

    「準備してきたことが裁判官に響いていない気がする」
    「弁護に力を入れているのに、成果が上がった実感を持てない」

    もしかしたら、工夫しているつもりでも、裁判官には伝わっていないからかもしれません。
    裁判官は、同じ情報を与えられても、その影響は、情報の与えられ方、タイミング等で違うからです。

    本書では、無罪を争う事件・量刑を争う事件など、
    様々な刑事裁判を担当した著者の経験に基づき、刑事弁護の心得を解説。

    起案・公判前整理手続・法廷対応・尋問・情状弁護・控訴審などの各場面を取り上げ
    裁判官に「伝わる弁護」と「伝わらない弁護」を比較します。
  • 著者について

    村山浩昭 (ムラヤマヒロアキ)
    弁護士(東京弁護士会所属)。1983年大阪地裁判事補任官。東京高裁判事、名古屋高裁部総括判事、大阪高裁部総括判事などを経て、2021年に定年退官。2022年に弁護士法人法律事務所ヒロナカ入所。

裁判官から見た 伝わる・伝わらない 刑事弁護 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:学陽書房
著者名:村山浩昭(著・文・その他)
発行年月日:2026/10/26
ISBN-13:9784313512139
判型:A5
発売社名:学陽書房
対象:実用
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:160ページ
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