啓蒙と女性思想家たち-ウルストンクラフトから保守派まで [単行本]
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啓蒙と女性思想家たち-ウルストンクラフトから保守派まで [単行本]



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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2026/09/28
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啓蒙と女性思想家たち-ウルストンクラフトから保守派まで の 商品概要

  • 目次

    序 章 啓蒙と女性
         1 解釈のなかの啓蒙と女性
         2 歴史研究における啓蒙と女性
         3 第一の研究視角 -- 女性思想家たちの視点
         4 第二の研究視角 -- 動詞としての「啓蒙」

    第1章 女性思想家たちにとっての「啓蒙」
         1 対象の設定 -- 18世紀末イギリスの5人の女性思想家たち
         2 問題の設定 -- いかにして啓蒙の主体になりえたのか
         3 方法の設定 -- 個人の主観の分析

    第2章 啓蒙された愛の希求
          -- メアリ・ウルストンクラフトの2つの『擁護』
         1 ウルストンクラフトの「力強さ」
         2 ウルストンクラフトと「新しい世界」
         3 『人間の権利の擁護』--「啓蒙された自己愛」の追求
         4 「愛」をめぐるバーク批判 -- 理性の「光」に照らして
         5 「啓蒙された哲学者」への批判 --「誠実さ」をめぐって
         6 『女性の権利の擁護』--「啓蒙された哲学者」としての自己呈示

    第3章 服従のための啓蒙
          -- ハナ・モアの反革命パンフレット
         1 モアの「矛盾」
         2 モアと福音主義信仰 --「弱さ」と「強さ」
         3 『村の政治』の執筆とその意味づけ
         4 『デュポン氏の演説についての所見』の執筆とその意味づけ
         5 フランス革命の無神論に抗して -- 亡命聖職者の救済チャリティ
         6 政治にたいする宗教の優越性 --「女性的」資質の価値
         7 パンフレット出版後の自己省察 -- 平静を保つために
         8 『現代女子教育体系批判』-- 女性の理解力の「啓蒙」

    第4章 日常生活に根ざした啓蒙
          -- アナ・バーボールドの政治パンフレット
         1 バーボールドの「手ごわさ」
         2 非国教徒のなかの「異議」-- 政治パンフレットの出版
         3 政治パンフレットにおける自己呈示 -- 匿名という選択
         4 「謎かけ」の装置としての筆名使用 -- 精神を鍛えるために
         5 「女性的」価値に根ざした学び合い -- 社交性と共感をもとに
         6 日常のミクロな「啓蒙」への期待 --『マンスリー・マガジン』の論考

    第5章 女性の経験にもとづく啓蒙
          -- メアリ・ヘイズの論争への参加
         1 ヘイズの「独自性」
         2 非国教徒の論争文化とウルストンクラフトの助言
         3 『マンスリー・マガジン』誌上の論争の展開
         4 エルヴェシウス哲学の擁護 -- ゴドウィン哲学との距離
         5 女性の知的能力の擁護 -- 個人の情念がもつ変革の力
         6 女性の「愛」がもたらす社会的効用 --『男性にたいする訴え』
         7 「啓蒙された時代」を展望することの困難

    第6章 世代継承される啓蒙
          -- ジェイン・ウェストの若者宛ての『手紙』
         1 ウェストの「マイナー性」
         2 ウェストの体制擁護論 -- 主教パーシーの庇護のもとで
         3 『ある若者への手紙』における急進派との戦い
         4 『ある若者への手紙』における福音主義勢力との戦い
         5 歴史の継承性と母親の役割 --「真に正統的」な保守として
         6 「啓蒙」の担い手としての自己認識 --『ある若いご婦人への手紙』
         7 若い女性に求める「啓蒙」-- 近隣コミュニティへの奉仕

    終 章 女性思想家たちの「啓蒙」経験
         1 啓蒙の担い手としての主張
         2 啓蒙への参加を可能にしたもの
         3 女性思想家たちへの批判 -- アンチ・ジャコバンという「暗黒」
         4 政治的対立への忌避感 -- 女性思想家たちの「沈黙」
         5 「女性の知」の可能性を求めて

     あとがき
     注
     文献一覧
     図版一覧
     索 引
  • 出版社からのコメント

    啓蒙に参加したのは男性だけではない──。ラディカルから保守まで、葛藤のなか政治論や教育論を著した五人の挑戦をめぐる思想史。
  • 内容紹介

    啓蒙の運動に参加したのは男性だけではない──。フランス革命の衝撃に揺れる英国において、政治論や教育論を著した5人の女性たち。ラディカルから保守まで立場を異にしつつも、葛藤のなか、あえて「啓蒙する」主体となった彼女らの挑戦を精緻に跡づけ、新たな思想史叙述の方法を実践する。
  • 著者について

    梅垣千尋 (ウメガキチヒロ)
    梅垣 千尋(うめがき ちひろ)
    東京都に生まれる。ヨーク大学(英国)大学院18世紀研究センター修士課程修了(2001年)、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学(2003年)。日本学術振興会特別研究員、青山学院女子短期大学教授などを経て、現在は青山学院大学コミュニティ人間科学部教授、博士(社会学)。
    著訳書:
    『女性の権利を擁護する ―― メアリ・ウルストンクラフトの挑戦』(白澤社、2011年)
    『サッチャリズム前夜の〈民衆的個人主義〉―― 福祉国家と新自由主義のはざまで』(分担執筆、岩波書店、2025年)
    ダヴィドフ/ホール『家族の命運 ―― イングランド中産階級の男と女 1780~1850』(共訳、名古屋大学出版会、2019年)
    ウルストンクラフト『人間の権利の擁護/娘達の教育について』(共訳、京都大学学術出版会、2020年)ほか

啓蒙と女性思想家たち-ウルストンクラフトから保守派まで の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:梅垣千尋(著)
発行年月日:2026/09
ISBN-10:4815812578
ISBN-13:9784815812577
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:474ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:785g
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