ダンスの美学-踊る身体の近現代史 [単行本]
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ダンスの美学-踊る身体の近現代史 [単行本]

木村 覚(著・文・その他)


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出版社:フィルムアート社
販売開始日: 2026/09/26
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ダンスの美学-踊る身体の近現代史 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに──プレイグラウンドへようこそ

    第1章 社交のダンス──強制と自由が共在する優美な動き
    カスティリオーネの優美論|優美とダブルバインド|優美の淵源について|シラーの優美論
     コラム1 十八世紀のイギリスの舞踊

    第2章 バレエ──欲望を欲望することの宿痾
    ノヴェールの優美論(十八世紀 バレエ・ダクション)|クライストの優美論(十九世紀 ロマンチックバレエ)|ロマンチックバレエの優美論|バランシンの優美論あるいは痩身の美学
     コラム2 バレエリュス──バレエにおける男性ダンサーの姿

    第3章 モダンダンス(1)──意識と無意識のインターフェイス
    筆跡学とモダンダンスの黎明期|イサドラ・ダンカンのダブルバインド|ヴァーチャルなものあるいは魔法について
     コラム3 ダンカンとスタニスラフスキー
     コラム4 ダンカンとジャック゠ダルクローズ
     コラム5 デルサルトの表現メソッド

    第4章 モダンダンス(2)──踊る主体の政治学
    マーサ・グレアムとユング|コーラスガールと工場労働とラバン|モダンダンスとブラックダンス
     コラム6 デニショーン──モダンダンスを育んだ学校
     コラム7 ホワイトハウスとオーセンティック・ムーヴメント
     コラム8 ミュージカル映画のなかのダンス表象
     コラム9 ラバンの生涯
     コラム10 『プリンセス・タムタム』のピュグマリオニズム
     コラム11 バレエは民族舞踊の一形式である

    第5章 ポストモダンダンス──踊らないことと踊ることとの相剋
    ポストモダンダンスが目指したもの|ポストモダンダンスのダブルバインド
     コラム12 マース・カニンガム──偶然の導入
     コラム13 コンタクト・インプロヴィゼーション

    第6章 暗黒舞踏──「本当に生命を開く」モーメント
    リアクションとしてのダンス|間腐れのコミュニケーション|大野一雄──「ごめんなさい」のモーター
     コラム14 土方巽以後の舞踏の展開

    第7章 コンテンポラリーダンス──ポストモダニズムの時代の新しい形式
    ピナ・バウシュと新しい形式|ポストモダニズムとコンテンポラリーダンス|バウシュ流のダンスの方法
     コラム15 日本のピナ・バウシュ受容

    第8章 現在のダンス──政治・経済・技術の渦に巻き込まれる文化の活路
    ジェローム・ベルと現在のダンス|コミュニティダンスとシアターダンス|ネオリベラリズムという振付家|現在のダンスと振り付け|現在のダンスのダブルバインド
     コラム16 ダンスコンペティション番組における二つの振り付け
     コラム17 黒い箱/白いキューブ/灰色のゾーン

    補論──ほどきつつ拾い合う関係

    おわりに──未来のダンスへ向けて

    図版出典
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    人類にとってダンスとは何だったか?
    ルネサンスから現代まで、ダンスの近現代史がこの1冊に。
    各時代の重要作品のみならず、文化・思想・経済・技術から〈ダンス〉を解剖!

    宮廷舞踊やバレエにおいて理想とされた「優美」や「調和」。
    モダンダンスと精神分析、工場労働や「標準」の発明、人種の問題。
    「はぐれている」身体を探求した土方巽や、問うことからダンスを立ち上げたピナ・バウシュなど、新たなダンスの旗手たち。
    これらを経て変容しつつある振り付けの意味や役割、
    そして現代の私たちを踊らせる民主主義の理想やネオリベラリズムという振付家──。

    本書では、ダンスの近現代史を美学の観点から徹底考察。人類はダンスに何を賭けてきたのか? ダンスとはいかなるコミュニケーションなのか? 「ダブルバインド」をひとつの発明装置(エンジン)に据えて、作家や評論家の言葉だけでなく、同時代の社会状況、思想、経済、技術、心理学、人類学、人種論、フェミニズム等々、多様な切り口でダンスを読み解いていく。

    踊っているようで踊らされている私たち。自由のようでたまらなく不自由な、薬であり毒でもある何か、それがダンスだ。ダンスを踊る/見る/作るすべての人に向けた、「振り付けの時代」を生き抜く指南書であり、ダンス史の決定版と言える1冊。

    ★難波優輝さん(美学者・『物語化批判の哲学』著者)推薦!
    「自然さ」に憧れながら、「理想の動き」を夢見た踊り手たち。
    すれ違うイメージのなかで生み出されてきた身体と社会の運動を描く、新しいダンスの文化史/美学。

    <本書で言及されるキーワード・人名>
    宮廷舞踊/シラー/ベイトソン/ロマンティックバレエ/ピュグマリオン/ジョージ・バランシン/バレエリュス/ロイ・フラー/イサドラ・ダンカン/カンディンスキー/マーサ・グレアム/ユング/コーラスガール/テイラー主義/ルドルフ・ラバン/ジョセフィン・ベイカー/イヴォンヌ・レイナー/オノ・ヨーコ/ジョン・ケージ/暗黒舞踏/土方巽/大野一雄/ピナ・バウシュ/ポストモダニズム/ジェローム・ベル/ブルデュー/ネオリベラリズム
  • 著者について

    木村 覚 (キムラ サトル)
    1971年千葉県生まれ。美学者・ダンス研究。日本女子大学教授。
    20世紀末から主に日本のコンテンポラリーダンスを集中的に鑑賞し、ダンス批評・研究に携わる。2003年、「踊ることと見えること──土方巽の舞踏論をめぐって」が『美術手帖』第12回芸術評論に入選。その後、舞台芸術やパフォーマンスに関する批評活動を本格的に始める。2014年にダンスを作るためのプラットフォーム「BONUS」を立ち上げ、振付家、ダンサー、劇作家、美術作家などとフレッシュなダンス創作のための場づくりに務める。
    主な著作に、『笑いの哲学』(2020年)、『未来のダンスを開発する──フィジカル・アート・セオリー入門』(2009年)、『スポーツ/アート』(共著、2020年)、『大野一雄・舞踏と生命』(共著、2012年)がある。

ダンスの美学-踊る身体の近現代史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:フィルムアート社
著者名:木村 覚(著・文・その他)
発行年月日:2026/09/26
ISBN-13:9784845926091
判型:A5
発売社名:フィルムアート社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
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