オルド自由主義―その形成と展開 [単行本]
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オルド自由主義―その形成と展開 [単行本]



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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2026/10/13
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オルド自由主義―その形成と展開 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「リベラリズムの失敗」は乗り越えられるのか。世界恐慌とファシズムを背景に、市場原理主義を斥けつつ自由な競争を志向した「秩序」の思想は、新しい国家と社会をどのように構想したのか?経済学・法学にくわえ歴史・哲学・宗教にも根ざしたその全貌を、黎明期からナチスとの両義的な関係、戦後の活動やEUとの関わりまで一望し、現代への示唆を探る。
  • 目次

    序 章 オルド自由主義とは何か
         1 本書の問題意識
         2 主要人物の紹介
         3 研究史における特徴
         4 オルド自由主義の世代論、第三世代による「現代化」
         5 本書の課題と構成

      第Ⅰ部

    第1章 ワイマル末期の政治とドイツ「新自由主義」の成立
         はじめに
         1 戦間期の全般的状況とイタリア・ファシズムへの見方
         2 ワイマル共和国の国家的危機の前夜に -- 1929年リュストウ講演
         3 社会国家の悲劇と議会制的統治の自壊
         4 国家的危機の深化と「新自由主義」の創立宣言
         5 「オルド自由主義」の思想的定礎 -- ベームの教授資格論文『独占と独占闘争』
         おわりに

    第2章 ナチ・レジームのなかでの活動
         はじめに
         1 ナチ体制への転換とフライブルク・クライス
         2 四カ年計画とフライブルク・クライス
         おわりに

    第3章 転換点1938年
         はじめに
         1 フライブルク学派の変化
         2 保守的市民層の抵抗集団の成立
         3 フライブルク教会闘争と覚書「教会と世界」
         おわりに

    第4章 ドイツ法アカデミー第四部会での活動
         はじめに
         1 召集までの経緯
         2 ドイツ法アカデミー第四部会の設置と活動
         3 シュメルダースのケルン講演
         4 ナチ戦時経済批判・戦後再建へ -- 1941年11月シンポジウム
         5 解散、ベッケラート研究会へ
         おわりに

    第5章 フライブルク覚書(1942/43年)
         はじめに
         1 「フライブルク・ボンヘッファー・クライス」の形成と「覚書」の作成
         2 「フライブルク覚書」クライスの抵抗集団との密接な関わり
         3 フライブルク覚書の内容的特徴
         おわりに

      第Ⅱ部

    第6章 自由主義の思想的再構築へ
          -- カトリック社会教説とオルド思想の受容
         はじめに
         1 時代診断(近代批判)とナチズム論
         2 カトリック社会教説の受容とオルド概念の登場
         3 戦後オルド自由主義者たちにおけるオルド思想
         おわりに

    第7章 新しい社会・経済・国家秩序
         はじめに
         1 業績競争秩序と現代国家の再構築へ -- オイケンを中心に
         2 民主主義の再建、共和主義的な自由主義 -- レプケを中心に
         3 法治国家、民主主義、社会国家の関係
         4 法治国家および基本法の「社会的法治国家」をめぐって
         おわりに

    第8章 戦後政治のなかのフライブルク・クライス
         はじめに
         1 非ナチ化問題・罪責問題
         2 占領行政期とフライブルク学派
         3 反独占政策の追求
         4 社会的市場経済とフライブルク学派
         おわりに

    第9章 ヨーロッパ統合とオルド自由主義
         はじめに
         1 共通市場かヨーロッパ自由貿易か
         2 ミュラー=アルマックにおける社会的市場経済とヨーロッパ統合
         3 1960年代の欧州統合の路線対立 -- アトランティック協調か独仏枢軸か
         4 退任後のミュラー=アルマックのヨーロッパ構想・諸提言
         おわりに

    補 論 ユーロ圏危機以後のオルド自由主義
         1 南欧危機・ユーロ圏危機へのEU執行部の対応批判
         2 「ターゲットシステム」とその批判
         3 競争連邦主義、補完性原理の対置
         4 「マーストリヒト2・0」と負債償却協定をめざして
         5 コロナ危機対応=EU共同債(次世代EU)の発行へ
         まとめ 図式的なオルド自由主義批判をこえて

    終 章
         はじめに
         1 本書から確認できること
         2 オルド自由主義における社会政策・社会統合に関わる思想
         3 補完性原理と欧州統合
         おわりに

     あとがき
     注
     図版一覧
     索 引
  • 出版社からのコメント

    「リベラリズムの失敗」は乗り越えられるのか。公正と自由の調和をめざした思想を政治史のなかで一望。危機の時代への示唆を探る。
  • 内容紹介

    世界恐慌とファシズムを背景に、市場原理主義を斥けつつも自由な競争を志向した「秩序」の思想は、新しい国家と社会をどのように構想したのか。経済学・法学にくわえ歴史・哲学・宗教にも根ざしたその全貌を、黎明期からナチスとの両義的な関係、戦後の活動やEUとの関わりまで一望し、現代への示唆を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野 清美(オノ キヨミ)
    1948年生。現在 大阪大学名誉教授、名古屋大学博士(法学)
  • 著者について

    小野清美 (オノキヨミ)
    名古屋大学大学院法学研究科博士課程中退(1979年)。名古屋大学法学部助手、大阪大学大学院法学研究科教授などを経て、現在は大阪大学名誉教授、名古屋大学博士(法学)。
    著訳書:
    『テクノクラートの世界とナチズム』(ミネルヴァ書房、1996年、和辻哲郎文化賞)
    『保守革命とナチズム』(名古屋大学出版会、2004年)
    『アウトバーンとナチズム』(ミネルヴァ書房、2013年)
    ポイカート『ワイマル共和国』(共訳、名古屋大学出版会、、1993年)
    ポイカート『ウェーバー 近代への診断』(共訳、名古屋大学出版会、1994年)
    シェットラーほか『ナチズムと歴史家たち』(共訳、名古屋大学出版会、2001年)
    クロル『ナチズムの歴史思想』(共訳、柏書房、2006年)
    シヴェルブシュ『三つの新体制』(共訳、名古屋大学出版会、2015年)ほか

オルド自由主義―その形成と展開 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:小野 清美(著)
発行年月日:2026/10/15
ISBN-10:4815812608
ISBN-13:9784815812607
判型:B5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:768ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:4cm
重量:1160g
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