建築家のための土地学講義-土地の取得から事業運営まで、地域で実践する8つのプロジェクト [単行本]
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建築家のための土地学講義-土地の取得から事業運営まで、地域で実践する8つのプロジェクト [単行本]
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建築家のための土地学講義-土地の取得から事業運営まで、地域で実践する8つのプロジェクト [単行本]

青木 公隆(著・文・その他)


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出版社:学芸出版社
販売開始日: 2026/10/29
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建築家のための土地学講義-土地の取得から事業運営まで、地域で実践する8つのプロジェクト の 商品概要

  • 目次

    序論:投資・所有・運営の視点から土地への実践を読むために
    ・投資の視点――「貨幣」と「関係人口」を組み合わせる
    ・所有の視点――「空間の開き方」と「権利の分配度」を組み合わせる
    ・運営の視点――「意思決定の主体」と「更新可能性」を組み合わせる

    事例編
    CASE 1:堅実な収支計画で設計を支える
    ――路地文化の街へ段階的に生み出す商いの場
    /KITAYON(東京都杉並区):寶神尚史
    ・路地の文化と個人商店の街
    ・建築の成立条件を自らつくる
    ・三つの土地、三つの建築
    ・収支計画とキャッシュフローが育てる建築
    ・商店街から続く路地をつくり、運営で保つ
    ・建築を街へと開く構造形式の選択
    ・街の風景として慎重に決めるファサード
    ・建築の「品格」――細部がつくる街からの信頼
    ・街をゆっくりと育てる更新の在り方
    ・「群」として捉えることで変わる運営
    ・土地を所有し、街の変化と向き合い続ける

    CASE 2:改修しながら用途と空間を組み替える
    ―― 一体化した入居と運営で築く地域との関係
    /SMI:RE YOYOGI(東京都渋谷区代々木):進藤強
    ・小さく貸すことから始まった実践
    ・小さな用途の挿入が生んだ波及効果
    ・貸すことから始まり、使い方を決める立場へ
    ・建物の課題を事業の可能性に読み替える
    ・小さな区画ごとに用途を重ねながら改修する
    ・所有地に隣接した再建築不可敷地の一体的再編
    ・入居者であり運営者でもある意識を生む仕組み
    ・住む・働く・泊まる、そして学を重ねる運営
    ・地域に開かれた施設へと運営を展開する
    ・用途の可変性と場の自走を促す

    CASE 3:ファンド組成を絡めて遊休不動産を再生・運営する
    ――密集市街地に点在する複合施設
    /せんつく(東京都足立区千住地域):青木公隆
    ・路地と木造密集市街地の歴史的背景
    ・建築家が地域に関わるという選択
    ・「せんつく1」の誕生と運営開始
    ・入居者同士の対話を通じて建築を更新する
    ・更新されない理由が集積する空き家
    ・空き家再生とファンド組成を同時に行う
    ・目的なく立ち寄れる「せんつく2」の公共性
    ・離散的な点がつながる都市像
    ・二つの銭湯のあいだに「せんつく3」を置く
    ・土地を所有し、都市に点を打ち、地域とつなぐ

    CASE 4:多様なルートで取得した空き家を分散拠点化する
    ――郊外団地でさぐる組織の働き方
    /明日の郊外団地(千葉県市原市):黒澤健一
    ・未完のまま使い継がれた現場の集合としての団地
    ・アイデンティティとしての郊外
    ・初めて取得した空き家を団地全体の共有資源へ
    ・空き家取得の三つの回路
    ・能動的な取得から拠点化したハヤシハウス
    ・分散拠点が支える組織の働き方
    ・地域への開きと限定的な公共性
    ・状況へのリアクションがつくる「明日の郊外団地」

    CASE 5:空洞化した海際集落と人を建築でつなげる
    ――多様な人々を巻き込み、育てる自治
    /Re「 」SHIMIZU-URA PROJECT(和歌山県海南市冷水浦):いとうともひさ
    ・開発されない条件不利地に移住する
    ・ゴールを決めず、状況に応じて更新する実践
    ・不特定多数ではなく、特定多数に向けて場をひらく
    ・空き家群から生まれる多様な場所
    ・同時並行で改修が行われていく空き家群
    ・集落の敷地境界をほどき、つなげる「ろま」
    ・建築を接点にして地域に関わる人を呼び込む
    ・所有・使用・分配の再設計
    ・集落の時間を取り戻し、自治をつくる

    CASE 6:廃屋の修繕を一軒から路地単位へ広げる
    ――労働を運営に組み込むアーティストの村
    /バイソン(兵庫県神戸市兵庫区梅元町):西村周治
    ・坂の上に発生した空き家群とバイソン
    ・自ら買い、直し、運営する
    ・一軒の修繕から路地単位へ広がる取得の連鎖
    ・廃材を活かす改修―壊さず、直しすぎない
    ・住居+αの再編――広さを活かす
    ・家賃と労働を組み込んだ運営
    ・循環する資金と社会還元
    ・修繕から生まれる村

    CASE 7:用途・施工・建築の境界が揺らぐ公共的な場を運営する
    ――専有・共有を固定しない長屋
    /ヨルン(大阪府大阪市生野区・鶴橋):山口陽登
    ・表が裏に転じた一条通中央商店会
    ・空き家になることが決まっていた長屋
    ・建築をつくる上での権利を100%持つ
    ・契約の設計と空間の可変性
    ・長屋の露出した側面をファサードにする
    ・プロとアマチュアの境界を編み直す
    ・所有が拡張する視点――建築からエリアへ
    ・滲むファサードと自発的公共空間
    ・公共を私的に立ち上げるために所有する

    CASE 8:隣地取得で山間集落の建物群をつなぐ
    ――住むことで生まれる設計と運営への意識
    /静原村の家・事務所・宿泊棟(京都府京都市左京区静市静原町):森田一弥
    ・職人の技術と制度が残した集落
    ・山間集落に拠点を置き、建築に関わる
    ・築100年の古民家取得と住みながらの改修
    ・隣地取得によって広がった段地の建物群
    ・地域活動を契機とした空き家取得と宿への活用
    ・請負型施工から部分的な自主施工への転換
    ・宿の運営を通じて継続する建築への関与
    ・分散した建物群を歩いてつなぐ集落の日常
    ・現場にある材料から即興的に導かれる設計判断
    ・集落に拠点を持ち、所有を通じて関わり続ける


    講義編
    1:建築家たちはどのように土地に関わるか
    ・近代の建築家・都市計画家にとっての「土地」
    ・ハワードとコルビュジエにみる「土地の三配分」
    ・見過ごされてきた土地の配分構造
    ・ルフェーブルにみる土地の文脈と空間の商品化
    ・土地の所有と責任が切り離された現代
    ・「無責任な所有」は法制度で正せるか
    ・投資・所有・運営を現代の実践として捉え直す
    ・求められるのは三つの実践を統合する主体
    ・実践を阻む三つのジレンマを乗り越える
    ・なぜ建築家なのか―三配分を統合する職能

    2:投資のデザイン
    ・貨幣だけが投資ではない、関係人口という資源
    ・10万円の建物と、1・5億円の建物、資源投入の両極
    ・「貨幣」と「関係人口」で見る8事例
    ・貨幣投資が先行する場所で関係人口を育てる
    ・貨幣を抑え、関係人口の厚みで実践を支える
    ・中間に位置する三つのプロジェクト
    ・投資のマップをどう読むか―三つの視点
    ・「貨幣」と「関係人口」の組み合わせ

    3:所有のデザイン
    ・外部環境に対する「防波堤」としての所有
    ・権利を集中させ、多様な活動に場を開く
    ・開いた空間で自律性を育てるコミュニティ
    ・「空間の開き方」と「権利の分配度」で見る8事例
    ・所有以外の権利をどのように分配するか
    ・空間の開き方と権利分配、実践の多様な出発点
    ・コモンズを目指す途上の実践をどう読むか
    ・所有のマップをどう読むか――三つの視点
    ・「空間の開き方」と「権利の分配度」の組み合わせ

    4:運営のデザイン
    ・運営は誰が決め、どのように変えていくか
    ・ゴールを決めず俊敏に更新する運営
    ・事業計画と対話で育む柔軟な運営
    ・「意思決定の主体」と「更新可能性」で見る8事例
    ・所有者が決めるが、使い方は変わる
    ・「すべて決める」を手放すなかで生まれた自治
    ・中間域の更新可能性と異なる意思決定のあり方
    ・運営のマップをどう読むか――三つの視点
    ・「意思決定の主体」と「更新可能性」の組み合わせ

    おわりに
  • 出版社からのコメント

    建築の作り手が土地や建物を取得・所有し、改修・新築・運営へ踏み込む8つの実践から、投資・所有・運営を設計する視点を学ぶ。
  • 内容紹介

    【創造系不動産 高橋寿太郎さん、推薦!】
    「なぜ多くの建築家がいま、自ら投資して土地を所有し、事業を運営するのか?
    本書はその問いに、はじめて正面から、そして未来に向けて答えたものである。」

    -----

    空き家、狭小地、商店街、団地、長屋、古民家――
    都心から海際・山間集落まで、
    まちに関わる建築家たちによる
    土地の投資・所有・運営のデザイン

    ・金融機関と連携したファンド組成
    ・再建築不可物件との一体的な再編
    ・敷地境界をほどき、つなぐ空間の設計 etc.

    図書館選書
    都心の狭小地、空き家、商店街、団地、海際集落で、建築家や施工者が土地や建物を取得・所有し、改修・新築・運営へ踏み込む8つの実践を取材。収支計画、権利調整、用途更新、地域との関係づくりから学ぶ、投資・所有・運営術
  • 著者について

    青木 公隆 (アオキ キミタカ)
    建築家、一級建築士、博士(環境学)。1982年アメリカ・テキサス州生まれ。2006年東京理科大学工学部建築学科卒業。2008年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。2008~2012年日本設計。2012年ARCO ARCHITECTS設立。2026年~青木公隆建築設計事務所に改称。現在、東京理科大学工学部建築学科准教授、青木公隆建築設計事務所。東京都足立区千住地域における「せんつく」では、土地を取得し、自社事業として都市デザインを展開。

建築家のための土地学講義-土地の取得から事業運営まで、地域で実践する8つのプロジェクト の商品スペック

商品仕様
出版社名:学芸出版社
著者名:青木 公隆(著・文・その他)
発行年月日:2026/10/29
ISBN-13:9784761529949
判型:46判
発売社名:学芸出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:300ページ
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