教育における質的研究法-批判的実在論からのアプローチ [単行本]
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教育における質的研究法-批判的実在論からのアプローチ [単行本]
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教育における質的研究法-批判的実在論からのアプローチ [単行本]

関口 靖広(著・文・その他)


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出版社:北大路書房
販売開始日: 2026/10/19
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教育における質的研究法-批判的実在論からのアプローチ の 商品概要

  • 目次

    はしがき

    第Ⅰ部 入門編

    第1章 質的研究法:どのような問いを探究するか
    第1節 トピック,概念枠組み,研究課題,研究設問
    第2節 量的アプローチ
    第3節 質的アプローチにおける問い
    第4節 質的アプローチの特徴

    第2章 研究の開始
    第1節 研究日誌
    第2節 研究手続きの検討
    1.観察/2.インタビュー(面接)/3.質問紙/4.資料の収集/5.実験
    第3節 予備研究の実施
    1.研究対象の選択/2.研究手続きの選択

    第3章 主研究の実施
    第1節 データ収集の許可を得る
    第2節 フィールドに入る

    第4章 観察とその記録
    第1節 観察の仕方
    1.感受概念/2.図と地/3.コンテクスト/4.間接的な観察手法
    第2節 観察ノートの書き方と内容
    1.2種類の記述:事実レベルと解釈・意見レベル/2.当事者と観察者が同一の場合の記述/3.他の研究者にも理解できる記述:データは同じ研究領域の研究者たちとの共有財産/4.データ分析に関する考察の記述
    第3節 観察ノートを書く際の注意
    1.観察記録は,観察の後できるだけ早く書き留める/2.オーディオ記録やビデオ記録があっても,観察記録はつける/3.要約しないで記録する/4.書き留める前に,人に内容を話さないようにする/5.観察の進んだ時間の流れに沿って記述する
    第4節 データ収集実習:観察
    1.観察実習1/2.観察実習2/3.観察実習3/4.観察実習4
    第5節 データ収集実習:インタビュー

    第5章 データの分析
    第1節 データ収集中の分析
    第2節 データ収集後の分析
    1.コードとカテゴリー/2.分析作業における暫定的コード化/3.コードの種類
    第3節 データ分析の手順
    1.フィールドノーツの整理/2.フィールドノーツの通読とコード化/3.全体像の再構成

    第6章 研究のまとめ
    第1節 序論部分
    1.タイトル/2.要約/3.目次/4.序文(はじめに)/5.先行研究の検討(文献レビュー:概念枠組みの設定,および研究課題の具体化)/6.研究方法(研究デザイン,研究過程)/7.研究対象についての記述
    第2節 本論部分(データ分析と考察)
    1.全体構造/2.微視的構造
    第3節 結論部分
    1.研究結果のまとめ/2.今後の展望および課題/3.教育的示唆/4.その他


    第Ⅱ部 探究編

    第7章 批判的実在論:研究法を支えるメタ理論
    第1節 科学研究の存在論と認識論
    第2節 実証主義パラダイム
    第3節 解釈主義パラダイム
    1.構成主義/2.社会的構成主義/3.社会的構築主義
    第4節 存在論の復権:批判的実在論
    1.因果性の考え方/2.因果的力,傾向,構造,メカニズム/3.科学の対象と実在/4.実在の階層
    第5節 批判的実在論における社会科学研究
    1.説明:因果的プロセスの探究/2.アブダクション・リトロダクション/3.妥当性および理論選択について:判断論的合理主義/4.問いの立て方について/5.事例の選出とデータ分析について/6.混合研究法について

    第8章 概念枠組み・研究課題・研究設問の設定
    第1節 概念枠組みの設定
    1.概念枠組みのレベル/2.概念枠組み設定の際の注意点
    第2節 研究課題・研究設問の設定
    1.構造や因果的メカニズムを問う/2.コンテクストを問う/ 3.効果/結果を問う /4.研究課題・研究設問を設定する際の注意点

    第9章 事例の選出(サンプリング)の方法
    第1節 研究の初期に行われる事例選出の方法
    1.包括的選出/2.割り当て(quota)法または,変異最大化(maximumvariation)法/3.ネットワーク選出または雪だるま式(snowball)選出/4.極端な事例の選出/5.理想的事例の選出/6.典型的事例の選出/7.稀少事例の選出/8.比較事例(comparablecase)の選出
    第2節 データ分析過程での事例選出法
    1.負事例の選出/2.変異事例の選出:バリエーションの探索/3.理論的サンプリング

    第10章 分析的帰納
    第1節 分析的帰納の手順とその基本的考え方
    第2節 分析的帰納を応用した古典的研究:ミーハンのLearning Lessons

    第11章 理論生成とグラウンデッド・セオリー・アプローチ
    第1節 概念化としての理論
    1.概念とカテゴリー/2.理論とは
    第2節 カテゴリー(および概念)の生成とそれらの階層的関係付け
    第3節 “All is data”:理論創出のためのメタ理論
    第4節 分析の基本原理:継続的比較法
    1.概念-指標モデル/2.コーディング
    第5節 理論的サンプリング
    1.最初のデータ収集/2.比較対象の選出/3.理論的飽和
    第6節 理論的メモ:分析者の思考の最前線
    第7節 理論的メモの整理と理論の創出
    1.理論的メモの整理/2.理論を書き上げる
    第8節 グラウンデッド・セオリー・アプローチの評価と活用の仕方について

    第12章 教授実験,デザイン実験,アクション・リサーチ
    第1節 教授実験
    1.ロシアにおける教授実験/2.構成主義における教授実験/3.構成主義における教授実験の手続き
    第2節 デザイン実験
    第3節 アクション・リサーチ
    1.アクション・リサーチの進め方/2.研究者と当事者の二面性/3.アクション・リサーチと実践的理論
    第4節 批判的実在論に基づく介入プログラムの評価について
    1.介入プログラムの評価サイクル/2.批判的実在論における介入プログラムの実践の具体化

    第13章 インタビューの方法
    第1節 インタビューと日常会話
    第2節 インタビュー対象者(インタビュイー)の選出
    第3節 インタビュー・マネジメント
    1.第1のレベル:「聞く」/2.第2のレベル:「聴く」/3.第3のレベル:メタレベル
    第4節 インタビューの一般的手順
    1.自然な関わりを形成する/2.相手が価値ある語り手であることを理解させる/3.相手の語っていることを理解していることを示す/4.基礎的事項や事実関係を押さえる/5.難しい問題を聞く/6.クールダウンする/7.終了の挨拶をし,今後のことを確認する
    第5節 インタビューの内容
    1.経験/行動に関する質問/2.意見/価値に関する質問/3.感情に関する質問/4.知識に関する質問/5.知覚に関する質問/6.背景/人口統計に関する質問
    第6節 質問に使う言い回し
    1.オープンエンド型質問/2.「はい/いいえ」型質問および誘導的質問の危険性/3.前提付き質問/4.一回の質問に一つのことを聞く/5.当事者に明確に伝わる質問をする/6.「なぜ?」「どうして?」という質問の問題点
    第7節 質問の順序に関するヒント
    1.始めは現在の事柄に関することを聞く/2.経験/行動に関する質問を始めにし,意見や感情等についての質問はその後にする/3.事実確認後,反事実的な問いかけを活用して,構造やメカニズムや条件を浮かび上がらせる/4.どのような変化が起こったかを問う
    第8節 インタビューの質(クォリティ)
    1.詳しさ(Detail)/2.深さ(Depth)/3.鮮明さ(Vividness)/4.ニュアンス(Nuance)/5.豊かさ(Richness)
    第9節 信頼関係の形成と中立性の維持
    第10節 より深い理解のためのインタビュー技術
    1.質問の際に回答を例示して説明する方法/2.具体的な場面設定の利用/3.質問の前に「前置き」する方法:トゥー・センテンス型/4.フォローアップ質問
    第11節 インタビューのコントロール
    1.インタビュアーの質問に相手が的確に答えているとき/2.インタビュアーの質問に相手が的確に答えていないとき
    第12節 難しいインタビュー
    1.デリケートな話題/2.社会的地位や役割/3.沈黙の意味
    第13節 インタビューの事例研究
    事例1 授業について生徒へのインタビュー(あまりうまくいっていない事例)/事例2 授業について教師へのインタビュー/事例3 学校改革について教師へのインタビュー
    第14節 インタビューの記録
    第15節 さまざまなインタビュー手法の創造
    1.フォーカス・グループ・インタビュー/2.ペア・インタビュー/3.3回インタビュー法

    第14章 文化的意味
    第1節 意味の実在
    第2節 意味と社会的相互行為
    第3節 意味の共有
    第4節 意味の種類あるいはレベル
    1.意味の範囲/2.意味を表現するものとしての規範/3.顕在の程度
    第5節 文化的テーマ
    第6節 社会・文化の変容の理論

    第15章 分析の単位
    第1節 個人
    第2節 慣習的行為
    第3節 エピソード
    第4節 遭遇または出来事
    第5節 役割
    1.生得的役割,フォーマルな役割/2.組織におけるインフォーマルな役割/3.社会的,または社会心理学的類型
    第6節 プログラム
    第7節 関係
    第8節 グループ,集団
    第9節 組織
    第10節 地域社会
    第11節 社会的世界,ライフスタイル,下位文化

    第16章 事例研究(ケース・スタディ)
    第1節 事例研究A:個別学習プログラムの問題
    1.ベニーの数学のコンセプション/2.IPIの学習環境/3.批判的実在論の視点から
    第2節 事例研究B:マイノリティ学生の成績不振問題
    1.比較事例研究/2.批判的実在論の視点から
    第3節 事例研究C:予言の自己成就理論の限界
    1.負事例の分析/2.批判的実在論の視点から
    第4節 事例研究D:教師教育改善プログラムの問題
    1.教師教育者たちの実践のメカニズム/2.批判的実在論の視点から

    第17章 質的研究の評価
    第1節 研究結果の妥当性の問題
    1.量的研究(エクステンシヴな研究)における妥当性/2.質的研究(インテンシヴな研究)における妥当性
    第2節 研究結果の一般化可能性の問題
    1.量的研究(エクステンシヴな研究)における一般化可能性/2.質的研究(インテンシヴな研究)における一般化可能性
    第3節 教授実験,デザイン実験,アクション・リサーチの評価

    引用・参考文献
    資料:中学校2年数学の授業ビデオについての初期のコーディングのサンプル
    人名索引
    事項索引
  • 出版社からのコメント

    教育現象を生成・維持・変容させているプロセスをより深く理解する。質的研究法の基本から応用までを,批判的実在論の視座から解説。
  • 内容紹介

    何が(What)そこで起こっているのか? どのように(How)なっているのか? どうして(Why)そうなのか? 教育現象を生成・維持・変容させているプロセスを,より〈深く〉理解するために。質的研究法の基本から応用までを,批判的実在論の視座から具体的に解説する。教育をフィールドワークするすべての人へ。

    【主な目次】
    第I部 入門編
    第1章 質的研究法:どのような問いを探究するか
    第2章 研究の開始
    第3章 主研究の実施
    第4章 観察とその記録
    第5章 データの分析
    第6章 研究のまとめ
    第II部 探究編
    第7章 批判的実在論:研究法を支えるメタ理論
    第8章 概念枠組み・研究課題・研究設問の設定
    第9章 事例の選出(サンプリング)の方法
    第10章 分析的帰納
    第11章 理論生成とグラウンデッド・セオリー・アプローチ
    第12章 教授実験,デザイン実験,アクション・リサーチ
    第13章 インタビューの方法
    第14章 文化的意味
    第15章 分析の単位
    第16章 事例研究(ケース・スタディ)
    第17章 質的研究の評価
  • 著者について

    関口 靖広 (セキグチ ヤスヒロ)
    関口靖広(せきぐち・やすひろ)
    1957年 茨城県に生まれる
    1983年 筑波大学大学院修士課程教育研究科(数学教育コース)修了
    1991年 米国ジョージア大学大学院博士課程(数学教育専攻)修了(教育学博士)
    山口大学教育学部教授を経て,現在は,山口大学名誉教授
    《主著・論文》
    An investigation on proofs and refutations in the mathematics classroom.博士論文,The University of Georgia, 1991年
    「数学の教授・学習過程におけるScaffolding(足場設定)」古藤怜先生古稀記念論文集編集委員会編『学校数学の改善:Do Mathの指導と学習』(pp.166‒182),東洋館出版社,1995年
    「学校数学と教室文化」日本数学教育学会編『学校数学の授業構成を問い直す』(日数教Yearbook第3号)(pp.19‒32),産業図書,1997年
    Mathematical norms in…

教育における質的研究法-批判的実在論からのアプローチ の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房
著者名:関口 靖広(著・文・その他)
発行年月日:2026/10/19
ISBN-13:9784762833281
判型:A5
発売社名:北大路書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:440ページ
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