ベルギーを知るための64章【第2版】(エリア・スタディーズ<71>) [全集叢書]
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ベルギーを知るための64章【第2版】(エリア・スタディーズ<71>) [全集叢書]

小川秀樹(編著)


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出版社:明石書店
販売開始日: 2026/10/02
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ベルギーを知るための64章【第2版】(エリア・スタディーズ<71>) の 商品概要

  • 目次

     前書きに代えて――ベルギーが「ハート・オブ・ヨーロッパ」と呼ばれる理由

    Ⅰ ベルギーの現代的諸相

    第1章 ベルギーから世界が見える――小さな珠玉の王国の「大国風情」はなぜ
    第2章 「ベルギー国境」は国境にあらず――時空の「越境」が常態の国
    第3章 EUは本来的にベルギー的である――シャルルマーニュからドゴールまで
    第4章 ミスター・ヨーロッパと呼ばれたベルギー人――現代統一欧州を築き上げたスパークという政治家
    第5章 ブリュッセル、小さな世界一の国際都市――なぜEU・NATOの本部なのか
    第6章 ベルギーとアフリカ――アフリカ植民地の呪縛
    第7章 意外な(?)スポーツ大国ベルギー――オリンピックもワールドカップも
     【コラム1】小国ベルギーの知られざる偉人たち――国際法学者とビッグバン科学者
     【コラム2】ブリュッセル(EU)の中央集権から逃れるための「ブレグジット」?
     【コラム3】アフリカのベルギー・コネクション――リビングストンとスタンレー

    Ⅱ 世界の社会・経済に大きく貢献したベルギー(フランドル)

    第8章 フランドルのお家芸は「議会主義」?――マグナ・カルタやド・モンフォール
    第9章 印刷・出版とフランドル――グーテンベルクが先か、コステルが先か
    第10章 小さな国の大きな経済――産業革命からロックフェラーやデュポンまで
    第11章 海の栄光は空の時代まで続くのか――ライト兄弟からマクダネル・ダグラスまで
    第12章 飛行機から自動車・電機へ――ロールスロイスやフォッカー社、GMやGEは?
    第13章 アントウェルペン――古くて新しい世界の商都
    第14章 リエージュ――司教都市の裏の顔としての軍需産業都市
     【コラム4】近代社会思想の発信源はフランドル系?――アダム・スミスからマックス・ウェーバーまで
     【コラム5】メッセンジャー――早くからヨーロッパの国際郵便・飛脚を担ったフランドル人
     【コラム6】ベルギー・チョコレートの美味しい話――「世界一」は幾つもあるけれど

    Ⅲ ベルギーという国の今

    第15章 国家のあり方まで変えた言語問題――中央集権制から連邦制
    第16章 ベルギーの連邦化の今――改革は果てしなく続く
    第17章 ベルギーと世界の民族問題――先進国ベルギーの特殊性
     【コラム7】ベルギーの「ライシテ(脱宗教性)」
    第18章 ベルギーのフランス語の今――「フランス語」を話すのは誰?
    第19章 ベルギーのオランダ語の今――標準オランダ語をめぐって
    第20章 都市国家ブリュッセルの言語状況――例外としての二言語圏、現実としての超多様性
    第21章 ベルギーのドイツ語圏――言語戦争とは無縁のもっとも保護された少数者?
    第22章 移民がつくるベルギー①――移民受入れ政策の変遷
    第23章 移民がつくるベルギー②――移民送出政策の変遷
     【コラム8】ベルギー建国とフランス人――ベルギーの中のフランス人
    第24章 公教育の場に参入するイスラーム――教材開発と学校設立

    Ⅳ ベルギーの近現代文化・芸術の展開

    第25章 ベルギーのフランス語文学――「ベルギー性」を求めて
    第26章 ベルギー・オランダ語文学――オランダ語話者の視点で「ベルギー」を知る
    第27章 ベルギー映画へのいざない――ストルクからアケルマン、ダルデンヌ兄弟まで
     【コラム9】映画都市ブリュッセル
    第28章 「音楽の国」ベルギー――その変遷と現在
    第29章 ベルギーのバンド・デシネ――フランス語圏のマンガ
     【コラム10】英文学『フランダースの犬』とベルギー

    Ⅴ 芸術大国ベルギーの歴史と現在

    第30章 15、16世紀のフランドル絵画――空間構成、細部描写、油彩技法
     【コラム11】16世紀の絵画――ピーテル・ブリューゲルを中心に
     【コラム12】フランドル画家のイタリア留学とフランス・ローマ学院
    第31章 ルーベンスの絵画芸術と政治文化――アルブレヒトとイサベラの治世の表象
    第32章 ベルギー世紀末のアール・ヌーヴォーとその背景――装飾芸術の国際性と近代主義
    第33章 マグリットだけじゃない! ベルギーの近代絵画――象徴主義から抽象まで
    第34章 ベルギーの舞台芸術――変革をもたらした現代舞台芸術の「波」
    第35章 ベルギーの近現代建築――アール・ヌーヴォーからの展開
     【コラム13】言語対立と大学キャンパス
     【コラム14】ロダンとル・コルビュジエの出自――彫刻や建築の分野でのベルギーの影響力

    Ⅵ 中世フランドルの繁栄があればこそ

    第36章 ノルマン征服の偉大なる脇役――フランドルと北欧の視点の重要性
    第37章 十字軍では主役のフランドル――聖地にいちばん近い国ベルギー
    第38章 最盛期は建国前という不思議な国――ブルッヘとヘントの栄光
    第39章 カール5世――「太陽の沈まない帝国」の皇帝
    第40章 大航海時代でも偉大なる脇役を演じたフランドル――旧教国を支え、新教国を操った影の主役?
    第41章 カルヴァンが担ったキリスト教の新時代――ピカルディー人カルヴァンの立ち位置
    第42章 宗教戦争・オランダ独立戦争ではむしろ主役のフランドル――分岐点は1585年のアントウェルペン陥落
    第43章 オランダ独立後に残されたベルギーは――フェリペ2世以降からベルギー建国まで
     【コラム15】世界遺産発祥の地ベルギー――「ベギナージュ」と「鐘楼」
     【コラム16】「ロッテルダムのエラスムス」というイメージを再考する
     【コラム17】「地図」と「解剖学」の揺籃の地フランドル

    Ⅶ フランドル移民が世界を変えた

    第44章 フランドル人が演出したオランダ黄金時代①――社会をリードしたフランドル人
    第45章 フランドル人が演出したオランダ黄金時代②――東インド会社VOCこそ国家なり
    第46章 フランドル派から突然のオランダ絵画の全盛へ――レンブラントとは何者か
     【コラム18】ブラバント人「ファン・ゴッホ」という考え方
    第47章 イギリスとフランドル①――フランドル人やユグノーの移住
    第48章 イギリスとフランドル②――なぜ英国・米国にも小国ベルギーの姓が多いのか
     【コラム19】ベルギーは英・仏の母なる国!?――ベルギーと「人の移動」
     【コラム20】例えばスコットランド人のなかの「フランドル姓」
     【コラム21】フランス語の姓の不思議
    第49章 イギリスとフランドル③――対岸フランドルから見たシェイクスピア別人説
     【コラム22】イギリス人作家とはいえ――チョーサー、デフォー、ディケンズ……
    第50章 北米とフランドル①――「メイフラワー号」には誰がどこから乗り込んだのか?
    第51章 北米とフランドル②――アメリカ建国の偉人たちの神話と真実
    第52章 北米とフランドル③――ワロン人のニューアムステルダム移住
     【コラム23】誰がアメリカの大学を創設したのか?
    第53章 スウェーデン軍事大国化の陰に――「近代工業化の父」はリエージュ出身
    第54章 南アフリカ――イギリス系とオランダ系アフリカーナーの相克?
     【コラム24】南ア出身イーロン・マスクの異才、その出自は?

    Ⅷ 日本とベルギー

    第55章 1600年のリーフデ号はオランダ船か?――ロッテルダム出帆の背景
    第56章 長崎のオランダ商館長の正体とは?――初代商館長ジャック・スペックス
    第57章 総督・商館長たちの決断――タイオワン事件・島原の乱・ブレスケンス号事件
    第58章 ブリュッセル生まれのフランソワ・カロン――平戸商館長が「鎖国」を阻止した
    第59章 独ケンペルと米ペリー――「鎖国論者」と「開国の使者」の意外な関係
    第60章 幕末維新とベルギー――最古参・最上位のお雇い外国人フルベッキとは何者か
    第61章 岩倉使節団とベルギー――新生日本のモデル国を求めて
    第62章 ベルギーと明治憲法――新生日本のモデル国は結局はドイツに
    第63章 「原爆」と「毒ガス」――ベルギーと日本との数奇な関わり
    第64章 日本の戦争とベルギー――ローズベルト、トルーマンからマッカーサーまで
     【コラム25】家康の「洋時計」と家光の「オランダ釣灯籠」
     【コラム26】日本に骨を埋めた三浦按針と小泉八雲を繫ぐもの
     【コラム27】フェートン号事件と『ドゥーフ・ハルマ辞書』

     ベルギーをもっと知るための参考文献
  • 内容紹介

    現行の国家だけ見てベルギーを理解することは難しい。本書は近現代ベルギーの社会や文化について解説を加えるとともに、歴史的に世界各地で活躍した「ベルギー人」に注目し、新たな視点を提供する。「ベルギーを知る」ことから「欧米」の成り立ちにまでつながる大胆な一書。
  • 著者について

    小川 秀樹 (オガワ ヒデキ)
    前成蹊大学法学部客員教授。1979年早稲田大学卒業(政治学士)、ルーヴェン大学(蘭語系KUL)公費留学、横浜国立大学大学院修了(博士、国際経済法学)。国連勤務(在バンコク)、外務省専門調査員(在イスラエル日本大使館)、山口県立大学助教授、岡山大学・千葉大学教授などを歴任。
    主な著書:『ベルギー ヨーロッパが見える国』(新潮社、1994年)、『南ア新生の現場から』(日本貿易振興機構、1994年)、『イスラエル・パレスチナ聖地紀行――車で巡る歴史の宝庫』(連合出版、2000年)、『三浦按針の謎に迫る――家康を支えたイギリス人臣下の実像』(森良和・F. クレインスと共編著、玉川大学出版部、2022年)など。主な訳書:『シャムの独立を守ったお雇い外国人――フランスの砲艦外交と国際法学者ロラン=ジャックマンの闘い』(ウォルター・E・J・ティップス著、岡山大学出版会、2009年)など。

ベルギーを知るための64章【第2版】(エリア・スタディーズ<71>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:小川秀樹(編著)
発行年月日:2026/10
ISBN-10:475036052X
ISBN-13:9784750360522
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:384ページ
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