アフター安保1960―戦後日本の岐路をさぐる [単行本]
    • アフター安保1960―戦後日本の岐路をさぐる [単行本]

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アフター安保1960―戦後日本の岐路をさぐる [単行本]



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出版社:みすず書房
販売開始日: 2026/10/20
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アフター安保1960―戦後日本の岐路をさぐる [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1960年、日本社会は「安保闘争」を経験した。日米安全保障条約の改定阻止をめざしたこの国民運動は、左派の組織力と反動的な岸信介内閣への危機感から、最大33万人が国会を取り巻き、全国でも推計3000万人が参加する盛り上がりを見せた。しかし、戦後最大の民衆抗議運動となったその熱気を、現在の私たちが想像するのは難しい。それはなぜか?60年安保「後」の日本社会に生じた変化を探るため、日米関係、政治、文化、芸術までを横断し検証する。アメリカの日本現代史研究者による類例なき1冊。
  • 目次

    日本語版に寄せて

    はじめに
    ナショナル・アイデンティティの危機
    60年安保闘争

    第一章 日米同盟の再構築
    「残忍な圧力」から「イコール・パートナーシップ」へ
    1961年のケネディ=池田首脳会談
    協議の枠組みが固まる

    第二章 保守支配の安定化
    「寛容と忍耐」
    党内の派閥を手懐ける
    池田勇人の所得倍増計画

    第三章 野党の衰退
    民主社会党の結成
    安保闘争後の社会党
    共産党の平和路線

    第四章 1960年連合の崩壊
    安保後の総評と労働運動
    全学連の分裂と新左翼の台頭
    知識人の退却
    吉本隆明と全学連
    清水幾太郎と国民会議
    民主主義の擁護者としての丸山眞男
    「安保精神」を引き継ぐ新しい運動

    第五章 文学と芸術の新しい方向
    視覚芸術――桂川寛・尾藤豊の絵画から赤瀬川原平とネオ・ダダまで
    演劇――新劇から青年芸術劇場などのアングラ演劇まで
    文学――パルタイ論争から中野重治、大江健三郎まで

    第六章 表現をめぐる状況の再編
    法廷――抗議デモを制限する「公安条例」の合憲判決
    警察――組織拡大と「立法手続不要路線」
    マスメディア――自己検閲と政府・実業界からの圧力
    右翼の再生――団体数の急増と数々の襲撃・暗殺事件

    おわりに
    新しいナショナル・アイデンティティ
    60年安保体制
    革命としての60年安保

    謝辞
    原注
    索引
  • 出版社からのコメント

    60年安保闘争「後」の諸変化を、日米関係、政治、文化、芸術などの幅広い領域にわたり描き出す、アメリカの日本現代史研究の力作。
  • 内容紹介

    1960年、日本社会は「安保闘争」を経験した。日米安全保障条約の改定阻止をめざしたこの国民運動は、左派の組織力と反動的な岸信介内閣への危機感から、最大33万人が国会を取り巻き、全国でも推計3000万人が参加する盛り上がりを見せた。しかし、戦後最大の民衆抗議運動となったその熱気を、現在の私たちが想像するのは難しい。それはなぜか? 60年安保「後」の日本社会に生じた変化を探るため、日米関係、政治、文化、芸術までを横断し検証する。アメリカの日本現代史研究者による類例なき1冊。


    ダワーが「戦後」を書いたように、カプーアは「安保後」を書いた。日米関係、政治、運動、思想、文化など総体の岐路として、である。個別には知っているはずの事実が独自につなぎ合わされ、違う構図が提示される。これこそ「日本人以外の歴史学者」ならではの仕事だ
    ――小熊英二

    60年安保を岐路と位置づけ、政治や文化など幅広い視野から描く。アメリカの日本現代史研究の最前線を知る必読書
    ――中北浩爾

    安保闘争は未来をひらく「革命」だった。戦後秩序が崩れるいま、再び「革命」を想像するために
    ――三牧聖子
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    カプーア,ニック(カプーア,ニック/Kapur,Nick)
    米ラトガーズ大学カムデン校・歴史学准教授。スタンフォード大学にて修士号、ハーバード大学にて博士号取得(入江昭、アンドルー・ゴードン両教授に師事)。専攻は日本近現代史、日米関係史。初の著書である本書(原書Harvard University Press,2018)は、The American Historical Review,The Journal of Japanese Studiesなどの専門誌で高い評価を得、60年安保闘争に関する英語圏の代表的な研究書に数えられている。The Journal of Military History(2025年10月号)に発表した論文“The Invention of the Kamikaze: Dissent and Resistance in the Japanese Military”(「神風の発明:日本軍における異議と抵抗」未訳)により、26年にアメリカ軍事史学会のヴァンダーヴォート賞を受賞。マンスフィールド財団「日米パブリック・インテレクチュアル・ネットワーク」メンバー(2022-2024)、早稲田大学客員准教授(夏期特別講義)なども務めた。フィラデルフィア在住

    山田 文(ヤマダ フミ)
    翻訳者。訳書にイピ『FREE』(勁草書房、2025)、オトセール『平和をつくる方法』(柏書房、2023)、フクヤマ『「歴史の終わり」の後で』(ファスティング編、中央公論新社、2022)など多数
  • 著者について

    ニック・カプーア (ニック カプーア)
    米ラトガーズ大学カムデン校・歴史学准教授。スタンフォード大学にて修士号、ハーバード大学にて博士号取得(入江昭、アンドルー・ゴードン両教授に師事)。専攻は日本近現代史、日米関係史。初の著書である本書(原書Harvard University Press, 2018)は、The American Historical Review、The Journal of Japanese Studiesなどの専門誌で高い評価を得、60年安保闘争に関する英語圏の代表的な研究書に数えられている。論文“The Invention of the Kamikaze: Dissent and Resistance in the Japanese Military”(「神風の発明:日本軍における異議と抵抗」未訳)により、26年にアメリカ軍事史学会のヴァンダーヴォート賞を受賞。マンスフィールド財団「日米パブリック・インテレクチュアル・ネットワーク」メンバー(2022-2024)、早稲田大学客員准教授(夏期特別講義)なども務めた。フィラデルフィア在住。

    山田文 (ヤマダ フミ)
    (やまだ・ふみ)
    翻訳者。訳書にイピ『FREE』(勁草書房、2025)、オトセール『平和をつくる方法』(柏書房、2023)、フクヤマ『「歴史の終わり」の後で』(ファスティング編、中央公論新社、2022)など多数。
    *ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

アフター安保1960―戦後日本の岐路をさぐる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:ニック カプーア(著)/山田 文(訳)
発行年月日:2026/10/16
ISBN-10:4622098792
ISBN-13:9784622098799
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:20cm
重量:450g
その他: 原書名: JAPAN AT THE CROSSROADS Conflict and Compromise after Anpo〈Kapur,Nick〉
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