意識の辺縁-意識障害、胎児、脳オルガノイド、動物、AIのための倫理学 [単行本]
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意識の辺縁-意識障害、胎児、脳オルガノイド、動物、AIのための倫理学 [単行本]



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出版社:勁草書房
販売開始日: 2026/11/04
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意識の辺縁-意識障害、胎児、脳オルガノイド、動物、AIのための倫理学 の 商品概要

  • 目次

    はじめに 枠組みと提案の要約

    第1章 辺縁に沿って歩く
     1・1 診断における不確実性の問題
     1・2 意思決定のポイント
     1・3 どこで止まるのか
     1・4 偶然のゴーレム
     1・5 目標──予防的枠組み
     1・6 影響関係に関する注記
     1・7 第1章の要約

    第2章 有感性という概念
     2・1 有感性と意識
     2・2 不安定な共通基盤としての「現象的意識」
     2・3 情感の空間
     2・4 ヒトの事例を超えた情感的空間
     2・5 感情価の本性についての三つの見解
     2・6 感情価の倫理的意義
     2・7 第2章の要約

     Ⅰ 適理的不合意の範囲  Part I The Zone of Reasonable Disagreement

    第3章 心身問題
     3・1 有感性に関する適理的な不合意
     3・2 意識経験は行動に痕跡を残さないことがありうるのか
     3・3 意識経験は単一の種類か、複数か
     3・4 急進的な代替案
     3・5 行為者性と身体性は必要か
     3・6 注目すべき機能的構成の規模
     3・7 有感性に境界(中間)事例はあるのか
     3・8 第3章の要約

    第4章 倫理と宗教
     4・1 生命中心主義と生態系中心主義
     4・2 行為者性中心主義
     4・3 感情価なしの意識
     4・4 理性中心主義
     4・5 アブラハムの宗教とスチュワードシップの伝統
     4・6 インドの宗教とアヒンサー
     4・7 第4章の要約

    第5章 意識と情動の科学
     5・1 楽観主義の諸段階
     5・2 意識と無意識──盲視の事例
     5・3 意識と無意識──より広い示唆
     5・4 意識的情感と無意識的情感?
     5・5 大脳新皮質はどれほど重要なのか──対照的なふたつの見解
     5・6 哺乳類の事例より先を見通す
     5・7 第5章の要約

     Ⅱ 予防措置の枠組み  Part II A Precautionary Framework

    第6章 予防措置への収束
     6・1 不確実性・未決定性・不合意
     6・2 現実的可能性の範囲についての科学的メタ合意
     6・3 ふたつの架橋的概念──有感性候補と優先的研究対象
     6・4 倫理的枠組み原則の探求のなかで
     6・5 辺縁へと戻る
     6・6 他の予防的アイデアとの関係
     6・7 第6章の要約

    第7章 世間を巻き込む
     7・1 市民会議と市民パネル──基本的な考え方
     7・2 専門家の価値観の専制を避ける
     7・3 三つの代案
     7・4 市民パネルへの異論──代表性、信従、能力的適格性
     7・5 第7章の要約

    第8章 相応性を討議する
     8・1 選択肢を整理する──英国気候市民会議に学ぶ
     8・2 相応性の実用的分析
     8・3 PARCテストが暗示する分業
     8・4 公的政策と私的政策
     8・5 賢者としての哲学者、提案者としての哲学者
     8・6 第8章の要約

     Ⅲ 有感性とヒト脳  Part III Sentience and the Human Brain

    第9章 意識障害をもつ人々
     9・1 診断における不確実性の問題
     9・2 認知運動乖離の探求
     9・3 持続的植物状態において感情価付随経験が維持されている現実的な可能性
     9・4 疼痛管理と「推定有感」原則
     9・5 持続的植物状態と最小意識状態の区別を乗り越える
     9・6 治療中止に関する問い
     9・7 第9章の要約

    第10章 胎児と胚
     10・1 新生児の痛みについての教訓
     10・2 胎児科学と女性の人権──問題を切り分ける
     10・3 胎児と有感性候補
     10・4 胎児に対して予防的姿勢をとる
     10・5 中絶医療において不確実性を伝える
     10・6 ヒト胚と一四日ルール
     10・7 一四日ルールと有感性
     10・8 第10章の要約

    第11章 神経オルガノイド
     11・1 オルガノイド研究への期待
     11・2 有感性をもつリスクはないのか?
     11・3 早期警告サイン
     11・4 神経オルガノイドの有感性候補資格を評価する
     11・5 胚との類比
     11・6 脳幹ルール
     11・7 ありうる規制の枠組み
     11・8 第11章の要約

     Ⅳ 動物の有感性  Part IV Sentience in Other Animals

    第12章 特に明白な候補
     12・1 新たな討議の中心としての魚と無脊椎動物
     12・2 「名誉脊椎動物」としてのタコ
     12・3 「有感性法」の物語
     12・4 医療倫理協会(IME)基準群
     12・5 IME基準群の問題点
     12・6 私のチームによる改訂版の基準群
     12・7 一般化という問題
     12・8 我々の発見(概略)
     12・9 段階のある証拠から白黒はっきりした決断を導く
     12・10 いくつかの批判的反省
     12・11 第12章の要約

    第13章 境界線を押し広げる
     13・1 昆虫──古くからの定説
     13・2 昆虫──明らかになる新たな姿
     13・3 有感性候補としての昆虫
     13・4 四つの優先的研究対象
     13・5 有感性候補でも優先的研究対象でもないもの──植物と単細胞生物
     13・6 第13章の要約

    第14章 予防措置の最前線
     14・1 無脊椎動物について真剣に考える
     14・2 適正実施基準と認可制度
     14・3 タコ養殖への反対
     14・4 人道的屠殺に向けて
     14・5 第14章の要約

     Ⅴ 人工有感性に備える  Part V Preparing for Artificial Sentience

    第15章 気を緩めない
     15・1 気を緩めてはならない理由
     15・2 リスクの源①──全脳エミュレーション
     15・3 リスクの源②──人工進化
     15・4 リスクの源③──意識の認知理論の最小限の実装
     15・5 第15章の要約

    第16章 大規模言語モデルと基準攻略問題
     16・1 基準攻略問題──システムが基準を知っているとき
     16・2 AIを箱に入れること──シュナイダーとターナーの「人工意識テスト」
     16・3 深い計算論的目印(マーカー)の必要
     16・4 第16章の要約

    第17章 先行原則
     17・1 メッツィンガーによるモラトリアムの呼びかけ
     17・2 穏健な代替案
     17・3 我々はまもなくAI福祉法を必要とするのか?
     17・4 民主的討議の呼びかけ
     17・5 第17章の要約

    おわりに 一歩引いて考える

    謝辞
    注
    訳者あとがき
    引用文献
    索引
  • 内容紹介

    「あるかもしれない意識」を、私たちはどこまで重く受け止めるべきか。不確実性から責任ある政策決定を導くための新たな指針。

    著者バーチは、動物の有感性の議論を展開し、英国で動物福祉法の元となる政策提言を行った人物。我々の行為がその存在に対して侵害となる場面で適切に対処するための意思決定や政策は、もはや先延ばしできない。リスクに対して相応な予防措置を策定するには? 大きな反響を呼び、異例の影響力をもつ哲学書、早くも邦訳!
    【原著】Jonathan Birch, Edge of Sentience: Risk and Precaution in Humans, Other Animals, and AI (Oxford University Press)

意識の辺縁-意識障害、胎児、脳オルガノイド、動物、AIのための倫理学 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:ジョナサン バーチ(著)/篠崎大河(訳)/鈴木大地(著)
発行年月日:2026/11
ISBN-10:4326103647
ISBN-13:9784326103645
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:464ページ
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