佐多愛彦と「国家医学」の時代―医育統一・公衆衛生・日独交流 [単行本]
    • 佐多愛彦と「国家医学」の時代―医育統一・公衆衛生・日独交流 [単行本]

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佐多愛彦と「国家医学」の時代―医育統一・公衆衛生・日独交流 [単行本]



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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2026/10/20
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佐多愛彦と「国家医学」の時代―医育統一・公衆衛生・日独交流 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    かつて医学は「国民の健康」を守るものではなかった。感染症流行や栄養不良の広がりのなか、公衆衛生や医学教育の改革を模索した学者・佐多愛彦。先進的な「医育統一」論から、都市計画や学校衛生、国際学術交流、さらには戦中の翼賛政治運動まで、その生涯と活動を通して日本における「国家医学」の命運を描く。
  • 目次

    序 章
         1 問題としての「国家医学」
         2 本書の目的と課題
         3 佐多についての語りと史料
         4 本書の構成

      第Ⅰ部 佐多の思想形成

    第1章 家族・教育・医学
         1 佐多家の人びとと西南戦争
         2 小学校から医学の道へ
         3 県立鹿児島医学校という進路

    第2章 研究室から社会へ
         1 帝国大学医科大学撰科生
         2 2つの調査報告
         3 市立富山病院への赴任

    第3章 大阪医学校での活動とドイツ留学
         1 大阪医学校での活動
         2 ドイツでの生活と学び
         3 帰国直後の活動

    第4章 フィルヒョウからの継承
         1 「ウィルヒョウ先生ヲ哭ス」
         2 『オーバーシュレジエン報告』からの継承
         3 『医学改革』と佐多への影響

      第Ⅱ部 医師養成制度の展開

    第5章 医師資格制度と経歴別医師数の推移
         1 「内地」の医師資格制度
         2 植民地・占領地の医師資格制度
         3 医師数の推移

    第6章 医学教育機関の展開
         1 医師養成機関の推移
         2 各時期の医師養成機関
         3 医師養成機関の周辺
         4 軍医教育機関

      第Ⅲ部 再編される国家医学

    第7章 医育統一への始動
         1 医育統一論の構造
         2 大阪府立高等医学校への改組
         3 私立関西医学院という試み

    第8章 公衆衛生への取り組み
         1 大阪私立衛生会での活動
         2 学校衛生への取り組み
         3 郊外生活と都市計画

    第9章 欧米視察
         1 目的と旅程
         2 視察の概要
         3 視察の成果

    第10章 大学昇格運動
         1 府立大阪医科大学への改組と整備
         2 府立大阪医科大学・病院の焼失と再建
         3 大阪医科大学の誕生
         4 大阪医科大学からの離別

    第11章 戦間期におけるドイツとの学術交流
         1 『日独学芸』の刊行
         2 フライブルク大学名誉評議員の称号授与
         3 学術交流が生み出したもの

    第12章 医学視学委員として
         1 医学視学委員への就任と活動
         2 大阪高等医学専門学校の医師法指定
         3 植民地期朝鮮における医師法の適用
         4 東方文化聯盟と佐多のアジア観
         5 医学視学委員のその後

    第13章 戦時下における改革構想との対峙
         1 医薬制度調査会の改革案をめぐる議論
         2 医学教育制度改革の諸構想
         3 大日本国防衛生協会への参加と離脱

    第14章 医界新体制運動への傾斜
         1 医界新体制協議会の開催と議論
         2 医学教育刷新協議会と医育統一への胎動
         3 翼賛政治運動へ

    第15章 戦後医療制度改革と公衆衛生・医育統一
         1 戦後医療制度改革の開始
         2 政策目標としての医育統一
         3 医育統一の実現
         4 敗戦直後の佐多

    終 章
         1 本書のまとめと結論
         2 佐多の晩年とその後

     注
     参考文献
     あとがき
     付 表
     索 引
  • 出版社からのコメント

    かつて医学は「国民の健康」を守るものではなかった --。破格の学者の生涯と八面六臂の活動を通して「国家医学」の命運を描く。
  • 内容紹介

    かつて医学は「国民の健康」を守るものではなかった --。感染症流行や栄養不良の広がりのなか、公衆衛生や医学教育の改革を模索した医学者・佐多愛彦。先進的な「医育統一」論から、都市計画や学校衛生、国際学術交流、さらには戦中の翼賛政治運動まで、その破格の生涯と八面六臂の活動を通して日本における「国家医学」の命運を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉川 卓治(ヨシカワ タクジ)
    1963年生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。博士(教育学)

    江頭 智宏(エガシラ トモヒロ)
    1975年生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授などを経て、岡山県立大学保健福祉学部教授。博士(教育学)
  • 著者について

    吉川卓治 (ヨシカワタクジ)
    1963年生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。博士(教育学)。
    著書に『公立大学の誕生 ―― 近代日本の大学と地域』(名古屋大学出版会、2010年)、『「子ども銀行」の社会史 ―― 学校と貯金の近現代史』(世織書房、2016年)など。

    江頭智宏 (エガシラトモヒロ)
    1975年生まれ。名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授などを経て、現在は岡山県立大学保健福祉学部教授。博士(教育学)。共著に『いま、教室に生きる教育の思想と歴史』(あいり出版、2023年)など。

佐多愛彦と「国家医学」の時代―医育統一・公衆衛生・日独交流 の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会
著者名:吉川 卓治(著)/江頭 智宏(著)
発行年月日:2026/10/20
ISBN-10:481581256X
ISBN-13:9784815812560
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:456ページ
縦:22cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:755g
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